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09 2月 2022

スウェーデンと日本の違い: 足の長さとintegritet。

なんだか最近、2018年に書いた「目に見えない文化の違い。」というブログ記事がやたら読まれているようです。なんでだろ???

まぁでも自分で読み返してみると、当時の自分のモヤモヤがよく表現できてるわ笑

その記事を読み返して思ったのが、今は「普通」とか「社会の常識」にそこまで縛られなくなったけど、それがスウェーデン在住期間が長くなって色々と慣れたおかげ、というのもあるけど、やっぱり年齢を重ねて「おばちゃん」になっていくと、周囲のことをあんまり気にしなくなりますよねw

在住10年の今、スウェーデンと日本の文化の違いは何?っと聞かれたら、それに対する答えはいっぱいあるけど、最近ようやく気づいたこともあります。

今日はそれについて。

最近学んだ、スウェーデンと日本の違いは、integritet(インテグリティー)とautonomi(アウノトノミー)に対する考え方、です。

これ、大学の授業でやったんですが、医療現場ではすっごく重要な論理観で、口説いぐらいやります。もう3年間ずーっと耳にする単語です。患者のアウトノミーを尊敬して、インテグリティーを侵害しない云々。

でもこの2つの定義が非常に難しいんですよ。でも知れば知るほど、「これがスウェーデン社会観の真髄だわ…」と感じるし、「あーだからこっちの人はそうなのか」としっくりきたりします。

簡潔に自分の理解の範囲内で説明すると、まず、インテグリティーは身体的にも精神的にもいえます。身体的なインテグリティーは、個人のパーソナルゾーンって感じ?相手の身体的インテグリティーを侮辱する(kränka)するということは、相手の同意無しに身体を触ったり、近づいたり、パーソナルゾーンを侵害するということ。昔の医療系話で言えば、人体実験は明らかに患者の身体的インテグリティーを侵害しています。それに、同意無しの性交渉や痴漢もこれにあたるかな。

(参考記事: スウェーデンで明確な同意がない性行為は違法に)

それに、もっとスウェーデンらしいと思うのが、精神的インテグリティーへの考え方。個人の価値観や意見、信念などは個人のものなので、他者がそれを侮辱したりする権利はないという点。

こう聞くと、日本だってそうじゃんって思えそうだけど、この考え方が個人レベル、超身近な生活レベルまで徹底されているような気がするんですよ。小さな例でいえば、ミドサーの私は日本ではものすごく「結婚しないの?子ども欲しくないの?子ども作らないの?」って、大して親しくもない人からも聞かれたりするけど、スウェーデンではなかなか初対面や知人レベル、友人でさえ、直接的に聞いたりされない(注意※特定の文化圏出身者にはすごく聞かれるけど笑)

これも、「結婚するかしないか、子どもを持つか持たないか」は、私個人の範囲内にある問題で、他人が入ってくるべきではないっていう考えがベースにあるからかな?

あと容姿に対するコメント。日本って近い存在であればあるほど、「太ったよね?」「デブ」「ブス」って言いやすい文化な気がするけど、スウェーデンだと容姿に対するコメントって家族間でもタブーな気がするのは私だけでしょうか。もちろん女子同士で冗談っぽく、「彼イケメンよねー!かっこよいわー!」って、オトコの話はするけど笑。

よく日本で聞かれる「それ、あなたに関係ありますか?」っていう質問、こちらではなかなかされないのは、このインテグリティーへの考え方の違いかも。

インテグリティーと似てる定義で、アウトノミーというのもあるんだけど、これは「自分で決める権利」って訳していいのかな?

医療の現場では、患者に病気や治療の情報をきちんと与え、どういった治療を望むのか、患者自身が決める権利の意味で使われます。

これでピンときたのが、年始に見た映画「フェアウェル」でよーく表現されていると思います。

ガンの告知を患者本人にはしない中国(東洋)と、本人に告知するべきだというアメリカ(西洋)



患者がガンであることは患者自身が知るべきで、それに対してどうやって治療していくかも本人が決めること。これがアウトノミー原理かな。

でもご存知の通り、この「自分で決める権利」って医療現場をこえて、スウェーデン社会にものすごく根付いている価値観ですよね。


移住した当初、コミューンやハローワーク(Arbetsförmedlingen)に行っても何もしてくれないと感じた体験。

でも一方で、

「私はこうしたいと考えているけど、それに対する情報がない。何か知っていますか?」
「私はこうしたい。そのために受けられる支援はありますか?」
「私はこうしたい。そのためにはどうすればいいですか?」

と、具体的だったらもしかしたら何か手を差し伸べてくれるかも?(人によるけどw)

こちらの要望ゼロから、あちらから提案してくることはよほどの事がない限りないでしょう。

良い意味でも悪い意味でも「お節介さ」がない!
そういった点で、スウェーデン社会って冷たいよねって感じたりするのかも。

良かれと思って何かしてあげても、お詫びや感謝の言葉もない。(頼まれてやったわけじゃないわ)

数人で会話してると、日本人同士だと全員が会話に入れるように、気を使って話題をふったりしあうじゃない?そういう気遣いってこちらで皆無!「本人が喋らない=喋らないと自分で決めた、無理やり喋らすべきではない」って思考回路になるのかな?
だから、いくら言語の問題で会話に入っていけずに黙ってても、だーーーれーーーも話題を振ってくれませんから。冷たくない?

でもね、これも「人による」わ。

人生でいろんな人と関わって生きてきている人だったら、こういった気配りができる気がする。でも、スウェーデンの田舎で生まれた時から似たようなメンバーでつるみあってきた人はそういった気配りができない?まぁこれは個人の性格によるだろうけど。


と、話は変わって足の短さ問題。

私は身長165cmでそこまで低い方ではないんだけど、やっぱり足が短いようで、図書館やレストランといった、公共の場の椅子の高さがことごとくあいません。

某大学の図書館の椅子。

と言うとこで、家ではカッコ悪いけど、ソファーの背もたれやクッションを足置きとして使っています。いつか良さげな足置きをロッピスで見つけたいな。

前のアパート。こうみたら植物がかなり成長したなぁ。

足も手も短い私。でもこれはもうどうしようもないよね〜

18 12月 2021

スウェーデンでスウェーデン人と結婚する手続き(2021年版)。

日本語や日本文化に精通しているパトなので、あんまり「国際結婚」っていう感じがしないけど、一応スウェーデン国籍所有者のパトと、スウェーデンに住んで約10年の日本国籍所有の私(スウェーデン居住許可(永住権)所有)が、スウェーデンで民事婚(Borgerlig vigsel)をして、その後の日本での婚姻手続きについての備忘録です。


STEP1 スウェーデン(Växjö市)での入籍。

  1. 場所と日にちを決めて、市役所のHPからネット予約する。ついでに300kr(約3000円弱)払う。※その際、証人を友人に頼むなら、2人の証人(Vittnen)の名前を書く。※特別な希望がなければ、挙式希望日に空いてる婚姻挙行人(Vigselförrättaren)を、市役所側が手配してくれる。
  2. 婚姻挙行人から連絡が来て、長い宣誓文か短い宣誓文がいいか希望を聞かれる笑
  3. 同時進行で、税務署(Skattverket)から婚姻許可証(Hinderprövning/Vigselintyg)を申請(リンク)して、届いた紙の許可証を市役所に提出する。許可証が届くのに、1ヶ月ぐらいかかりました。
  4. 指輪を準備して、当日を待つだけ。
当日は、挙行人の方と軽く挨拶して、挙式ルームで「Ja(YES)」っていうだけ。


そして当日に婚姻証書(Vigselbevis)を受け取ります。

これが後で重要になってくるので無くさないように!

はい、終了!

この後は、自分たちで特別な手続きをすることなく、住民登録上の私たちのステイタスが「既婚」になります。


STEP 2 名字を変更する。

入籍にともなって、名字も変更しました。変更というか追加?
話題の夫婦別姓ではなく同姓にしました。スウェーデンでは名字を二つ持つことができるので、私とパトの名字をお互いが名乗る、その名も「ダブル名字方式」(そのまんまw)!

私の姓が森、パトの姓がスベンソンと仮定するとこんな感じ↓

パト 森 スベンソン
私 森 スベンソン

  1. 税務署(Skatteverket)から特定の書類を印刷、記入して税務署宛に送る。
終わり。

あとは、1週間後ぐらいに名字変更完了の通知が届いて、それにともなって、交通局(Trafikverket)から「免許証やパスポートの苗字変更をしてください」ってお手紙がきます。
(まだやってない…)

職場で使うパソコンログイン画面も、申請から数週間後にいきなり苗字が変わってたし、職場のカード2枚も新しいのを申請中です。(この手続きは全部事務さんがしてくれたので、私は指定された日時に写真撮りに行っただけ)

あとは、、、、いや、そんぐらいか。
日本ではダブル苗字は名乗れないので、旧姓(?)のままで生きていくことにします。そしたら日本に残している銀行諸々の手続きもしなくていいしね。

ただパスポートはこのままでいいのかな???
あと5年以上有効のパスポートなので、当分このままでいいかなと思っていますが、え、いいよね?まだそこは調べていません。


STEP 3 日本への入籍手続き
※私は実家を本籍地にしました。どこに本籍地を設けるかで必要書類が変わってきます。

これを広げただけでHPが減っていった秋の日々…

  1. 日本から戸籍謄本(2通)を送ってもらう。
    コロナの関係なのか、届くのに1ヶ月ぐらいかかりました…
  2. 在スウェーデン日本大使館から入籍届書を取り寄せる。(届書を取り寄せるために、「届書用紙送付依頼書」を、返信用の封筒や切手と同封して大使館へ郵送。これはすぐ届きました。届書用紙(婚姻届)と一緒に説明書や記入例が同封されています)
  3. パトの身分事項証明書(Personbevis)を税務署(Skatteverket)から取り寄せる。これはネットで申請して比較的すぐ届いたけど、2通申請したのに1通しか届かなかったり、追加で頼んだ1通はパトの両親についても記載されてたり、1枚目と2枚目の担当者(サイン)が違ったり。結局最後は長い待ち時間に耐えて電話で申請しました。大使館の案内には、Ändamålは「Ambassad ärande」って入れてもらうよう書いてあったけど、税務署からは「それはできません」って言われて、結局「Utdrag av folkbokföringsuppgifter」で出したけど問題ありませんでした。
  4. 婚姻証書(Vigselbevis)と、上記の身分事項証明書を和訳する。これは友人の力を借りて自分でしました。
  5. 全書類を揃えて、大使館へ郵送。



結局送った書類は、

  • 入籍届 2通 (大使館が送ってくれたもの)
  • 戸籍謄本 2通(日本から送ってもらったもの)
  • Vigselbevis 原本(上記写真)とその和訳文 2通
  • パトのPersonbevis 2通 とその和訳文 2通

こう書いたらあんまり多くなさそうに見えるけど、庶務手続きから長らく遠ざかっていた私にとってはプチストレスでした。

早くやろうやろうとは思っていたけど、漢字を手書きで書く/読む気力がなくて、ずっと後回しにしてしまっていて、3ヶ月ギリギリで申請。そうそう、スウェーデンでの入籍後、3ヶ月以内に届けなかった場合は、弁明文も一緒に送らないといけないらしく、ならいっそうめんどくさくなるので、ぜひ3ヶ月以内に申請してください。

先日、Vigselbevisの原本が郵送で戻ってきました。
日本での手続き完了までには数ヶ月かかるようです。どうか何事もなく手続きが完了しますように。

あとスウェーデンで残っている手続きは、免許証の苗字変更と、職場のカードを受け取ること、のみかな。       


03 8月 2021

スウェーデン地方都市の賃貸事情とアパート探し。

引っ越しから1ヶ月が経ち、段ボールの荷解きは大体終わったけど、これから家を整えていく作業が始まります。

整理整頓、、、うー、、、まだまだ全然終わらない。

さてさて、以前のブログにもちょろっと書いたけど、一軒家購入を諦めて、新しい賃貸先を探し始めたはいいけれど、これもまた大変だった!

スウェーデンの賃貸事情は、順番待ち方式。

公営であれ、民間であれ、賃貸不動産会社に長く登録している人=(イコール)より多くのポイントを持っている人が優先して借りられる制度です。

よく聞く話だと、ストックホルムの人気エリアの公営住宅だと20年、30年待たないと借りられない、とかどうとか。

おそろしや。

と言っても、一応地方都市と言ってもギリOKな規模のベクショーは、都市部の賃貸事情に比べたら全然楽勝です。選ばなければ借りられる。

ベクショーの賃貸不動産は、公営の Växjö Bostäder (https://vaxjobostader.se/)が一番大手です。ここと提携?している会社の空き物件を、Boplats というサイト(https://www.boplats.vaxjo.se/)で探します。私たちも最初はこのサイトで物件を探していました。

特に私たちが希望していたTrean (日本でいう、2LDK)は、空き部屋はけっこうあるし、ポイントがそこまでない私たちでも手の届く物件はちょこちょこありました。

私たちが次の引っ越し先(2LDK)を決める際に重要視したのが、立地。

今住んでいるエリアが気に入っているので、このエリア内でできるだけ街に近く、そして築年数がなるべく新しい物件、なおかつ予算内(大事!)を希望していました。

2LDKの相場は、6000kr 〜13000krぐらいでしょうか。立地、築年数、広さで家賃は変わります。

例えば、新築で、湖の超近くに建てられたアパートは空き部屋がたくさん出ていました。

例えばこれとか。


誰も申請者がいない


立地も築年数も私たちの希望を叶えていたし、Rökfritt(禁煙アパート)は魅力的だったけど、変な間取りや、広さ(76.8平米)に対して家賃が高すぎ!

賃貸アパートで日本と違うなと思うのは、同じアパート内で同じ間取りだったとしても、日本だったら、例えば角部屋が人気だから家賃が高めだったり、一階部分は家賃が安かったりすると記憶しています。

でもスウェーデン(ベクショー)の賃貸アパートは、同じ建物内だったら広さで家賃が決まる感じ???

同じアパート内で、2LDKで、南向きのバルコニーや湖ビュー向きの部屋と、北向きのバルコニー、湖ビュー無しの部屋の家賃が一緒だったりします。

…不公平じゃない???
いやね、日当たり悪くても、夏は涼しい北向きを希望する人もいるかもしれんけどね。

と、申請できる部屋はあっても、こういう感じ↑の部屋ばっかりだったので、うむむ、、、、と思ってるうちに出てきた一つの物件。

これは良いかも、と不動産会社にコンタクトをとってみました。


8階建てアパートの最上階で、西と東にバルコニーがあり日当たり良好で、築年数は10年ぐらいだったかな。前のアパート(引っ越す前のアパート)から、徒歩10分ぐらいの超近所の物件でした。

さっそく内見し、景色も良いし、新しくて綺麗で良い感じだったので、会社に「借りたいです!」宣言。その時には、ポイント順で2番目でした。ポイント順で1番目の人の内見を待ちます。もし、彼/彼女が「やめますー」っていったら私たちが借りられます。まだ2番目なので、希望大!

で、待つこと1週間。。。

結局、このアパートの順番はまわってきませんでした…

また1からか、、、と落ち込んでいる時に、たまたまFacebookであがってきた広告に目が止まりました。(当時は、賃貸探しまくってたので、いろんな賃貸アパートの広告が出ていた)

2018年に建築された、民間会社の木造アパート。
希望するエリア、街まで自転車で10分の距離、そしてなにより(夢の)湖ビュー。



5階建の最上階で、角部屋で、道路とは反対側にある部屋なので外からの視線も気にならず、み南向きのバルコニーというパーフェクトな間取り。

めっちゃ良いじゃん!と即会社とアポを取り、内見をすることに。
私は仕事の関係で内見に行けず、パトに行ってもらいましたが、パトも「かなり良い!」と太鼓判。

即、引っ越しの希望の旨を会社に伝えたけど、ここもポイント制!!!!!

でも上記の公営ポイント制度とは別で、ここの会社での会員登録歴でポイントは決まります。

その時は、私がFacebookで広告を見てから会員登録したので、ポイント数は5(1日1ポイント)とかでした笑。

申請締め切りまでの1週間は気が気でなかった…

でも結局他の入居希望者は現れず、無事に5ポイントwで引っ越し先が決まりました。
はぁー安心。

ここ、最初に書いたアパート↑とほぼ同じエリアにあって、新築では無いけど、広さも同じぐらいなのに、家賃は上記のよりは高くないからこの部屋があまっていたのが謎。

しかも空き部屋が結構ある、、、なぜ?いわくつき?w

でも賃貸払うぐらいならアパートを買った方が、、、っていう風潮なので、1LDKや2LDK、それより大きな賃貸のアパートは人気がないのかも。

家賃は以前よりだいぶ高くなったので、「一軒家購入資金を貯めるためには、今のところに住み続けて、貯金に回した方が良いのでは?」と何度も思ったけど、数年先はどうなってるかわかないし、買える家が出てこないかもしれないし、ダブルインカムになって余裕がでた「今」のタイミングで引っ越したかったので、タイミングよく素敵な物件が出てきてくれてラッキーでした。

それに、この立地で湖ビューの分譲アパートは一生買えないので、せめて賃貸で住めて嬉しいw

引っ越して1ヶ月、今のところ大満足です。
(日当たりが良い分、猛暑日は暑くてしんどかったけど)




余談。

例えば、こういうアパートだと、かなりのポイント数が必要になります。

例1)メゾネットタイプ。
部屋数も多く、庭付き。




街にも自然にも近い立地だけど、築年数が古いので家賃はまさかの9,227kr!激安!

合計の希望者が79人で、その中でトップから6番目(6番目まで内見の権利がもらえる)のポイントは驚異の5000ポイント!1日1ポイントなので、5000÷365日=14年弱。

足切りポイントがこんなに高い物件はほぼ無理ですね。

例2)3LDK



3LDKで街中なのに、家賃が8,492kr。
足切りポイントは3855。つまり約10年待ちですね笑



賃貸のポイント制を最大限に利用しているのは、リタイア世代だと思います。
ずっと持ち家で暮らしていたけど、子どもが巣立って、夫婦2人で年金生活となったタイミングで持ち家を売って、街中や便利の良い賃貸に引っ越す感じ?

それか、持ち家を良い市場のタイミングで売って、次の持ち家に引っ越すまでの間の仮住まい的に賃貸に住む感じ。

実際、最初の8階のアパートに内見にいった時に住んでいた老夫婦も、一軒家を売って、夏に完成予定の新築分譲アパートに引っ越すまでの3ヶ月間だけ住んでいる、といっていました。

そういう利用方法もあるんだと感心しました。

ということで、私もパトも個々人でいまだにベクショーの公営賃貸に登録し続けてポイントを貯めています。年間100krかかるけど、将来どうなるかわかんないし、20年並んだらwきっと選びたい放題だろうしね。

13 9月 2020

クリニックは個室がいいのか、オープンなユニットがいいのか。

仕事を始めてまだ3ヶ月も経ってないのに驚きです。気持ち的に半年ぐらいは経ってる気分。

それだけ毎日が濃いです。

まだ新米だけど、もう普通の衛生士業務に当たってます。まったくの1人で!!

もちろん、重度歯周病の患者さんや、障害のある方といった対応が難しい患者さんは先輩衛生士に任されてるけど、3歳から87歳(!)までの方の健診、麻酔も使う歯周病治療、予防処置、、、普通にやってます。

いいのか、これで?

最初の方は、健康な患者さんの健診をひたすらやってたけど、今は普通に新規の患者さんや歯周病や虫歯のリスク度が高い患者さんの定期検診の予約もバンバン入れられています。

他のスタッフさんはいつも「何か困ったらいつでも聞いてね!診断が不安だったらいつでも聞いてね!なんでも質問して!」って言ってくれるから、ぶっちゃけ「これは虫歯ですか?」っていうレベルの質問さえも普通に質問してます。

レントゲン読むのも、目で見るのも超難しい。。。(大学時代、虫歯治療はどうせ歯科医師の業務範囲だし。と若干軽くみていた部分があるけれど、衛生士も診断できるんだからもっとちゃんと勉強しておけばよかった涙)


でも、これって私から質問しないと、誰かが私の健診内容や治療結果を逐一チェックしてくれるわけじゃないから、もし私が何かを見逃してたり、歯石が全く取れてなくても、誰も気づかない…そう考えたら怖くない?

ここだけの話だけど、とある患者さんで健診時には治療が必要な虫歯はないって診断したけど、歯石がたくさん付いてたので別の日に再来院してもらいました。歯石取り中に、「あれ?なんかここ柔らかい?」と明らかに歯石ではない感触の箇所があって、改めてレントゲンを見ると大きな二次カリエス(詰め物の下にできる虫歯)が!

今レントゲン見るとはっきりと虫歯だとわかるのに、なぜ健診時の自分、こんな大きな虫歯を見逃した?!と、恐ろしくなりました。今回はラッキーだったけど、こういう見落としがあっても気づかない場合もあるじゃない?!

2週間に1回ぐらい、先輩衛生士のhandledning(指導時間)とクリニック院長歯科医とのHandledning時間はあるけど、その時間は処方箋の書き方を教えてもらったり、保険の診断基準についてアドバイスを求めたり、と事務処理的な指導がメイン。技術的指導って全然ありません。

あ、でも麻酔の時は同席してもらったかな。

そうそう麻酔の時!勤務先で初めて麻酔が必要な患者さんの予約が入った時も、誰も何も言ってくれないから、私から院長にお願いして(先輩衛生士は夏休みで不在だった)、「今日、初めて麻酔(しかも伝達麻酔っていって超難しいし今でも自信ない)打たなきゃいけなくて、ちょっと一緒に見てくれませんか」ってお願いしたからね。

これ、私から言わなかったら、誰も気にかけてくれたり、手取り足取り教えてくれないし。

この日以来は、(こんな感じかしら?)っと心の中では思いながら、患者さんには「はい、鼻でゆっくり呼吸して、落ち着いてねぇ。すぐよ〜」なんてベテランぶりながら、ぶすぶす射してるけど、これでいいのか?効いてるようだからいいのかな?

「習うより慣れろ!」って、この環境のためにあるような言葉だわ。

実習の時も思ったけど、良い意味でも悪い意味でもゆるいわ。

日本って、どういうシチュエーションでも、失敗しないように最善の準備をして、準備に準備を重ねて本番に挑むけど、スウェだと、準備し過ぎても本番に何起こるかわかんないじゃん?臨機応変にやっていこう?失敗したら失敗から学べばいいじゃない?みたいなスタンスじゃないですか?

日本でやった教育実習は、たった1時間の授業をするために、授業計画を書いて、指導教諭の先生に何度も見てもらって、修正して、満を持して授業一コマ!!!って、そんな実習だったけど。

まぁ教育実習と医療系実習を比べるのはおかしいけど、スウェでの歯科クリニックでの実習は、治療計画なんて一度も書かなかったし、「じゃぁ、そろそろやってみる〜?」っていう言葉は実習2日目だったからね。


そういった環境もあり、私は新人だけれども、学んできたことを生かせるように、毎回一生懸命に「ちゃんと」診察して、診断して、治療していると今のところは自負しているけど、でもやっぱり「これでいいのか〜?」って不安になることもしばしば。

特に歯肉下の歯石取りなんて、目で見えないし、感覚でとってるけど、これでいいのかー?(毎回、歯石取り残しチェックのためにレントゲンなんて取れないしね)

まぁ、もう少しこの気持ちが強くなったら、そういった面も院長さんに相談してみたいと思います。


といった感じの、スウェーデンの新人衛生士の職場環境なんですが、新人目線でみたら、今のクリニックでよかったなと思う点があります。

それはクリニックの規模!

計6つのユニットの、すごく小規模なクリニックです。


器材や器具が収納されている中央の棚台を挟んで、左に2部屋、右に3部屋の治療ユニットがあります。部屋は固定ではなく、週ごとに入れ替わります。(なぜかはわからない)

そう、前も書いたけど、スウェーデンの歯科医院はほぼ100%の割合で個室です。

今はすっかり慣れたけど、スウェーデンで初めて歯医者に行った時は個室で感動した記憶があります。


しかし、個室にも良い点と悪い点があって、悪い点でいうと、特に衛生士は1人で働くので、ユニット内で孤立しがち。私はなるべくドアをあけて、なにか質問があったら隣の歯科医や廊下を通り過ぎる歯科医に声をかけて、「ちょっと確認してー!」ってお願いをしたり、カメラで写真を撮るときは、歯科助手さんに「ちょっと手を貸して」と助けを求めたり。

他の歯科医師や衛生士も、基本的にドアをオープンにして健診や治療をしています。逆にドアが閉まっている時は、泣き叫ぶ子どもの治療中か、笑気ガス下での治療中か、「特別な」患者さんか?

でも、このオープン?な雰囲気もこの規模のクリニックだからこそできると思います。

プラクティークに行ってたクリニックは、ながーーーーい廊下に個室が20も並んでいて、治療中のユニットのドアは完全に閉められていました。指導衛生士さんも、診断中に歯科医師の意見が必要になっても、時間があいている歯科医師を探すのに一苦労。それに雰囲気的に、治療中は邪魔しちゃいけない雰囲気だったような?

うまく言語化できないけれど、クリニックによって、(外科的処置とか、よほど複雑な治療中でなければ)、治療中でもがんがん声をかけていいっていうの今のクリニックの雰囲気かな。

一度、私も歯石取り中に受付の歯科助手のおばちゃんに声をかけられて、何事かと思ったら「ランチにみんなでピザを注文するけど、夏美もいる?」っていう話だったっていう笑

最初は、え?!なにこのゆるさ?!って思ったけど、こんぐらいゆるくてもいいか〜こういう雰囲気の方が私もいろいろ聞きやすいし。って思えるようになりました。

でも未だに治療中の歯科医師さんに声をかけるのはちょっと憚られるなぁ。

また、日本の歯科医院のように、個室ではなくてオープンなユニットだと、先輩から直接フィードバックをもらえやすいと思います。

この前、日本の歯科医師の先生をお話をする機会があった時に、「チェアがずらっと並んでいるような環境だと、隣のチェアで治療している後輩の姿勢とか、患者への説明方法とか態度とかが目につきやすいから、後輩指導がしやすい」っておっしゃってました。

「後輩指導」!!!

これこそ日本の良き文化。先輩・後輩感覚が皆無なスウェ。先輩が後輩に指導する文化ってなかなか無いよねぇ、と思いました。私から頼んで「ちょっとここ見といてくれない?よかったらフィードバックちょうだい?」っていったら、指導してくれると思うけど、「私から」なにも頼まなかったら、誰も私の健診や治療を観察して、「もっとこうしたほうがいいよ!この言い方は無いでしょ」とか、ぜっっっっっったい誰も言ってくれない(・∀・)Folkだからか?

プライベート医院なら、院長の治療色に染まれるようにもっと指導があるのかな?

だからこそ、スウェーデンの歯科医院は歯科医師や衛生士も、技術力にけっこうな個人差があるような気がします。。。誰も指摘し合いっこしないから、本人の向上意力がないと成長しない、というか。いや、どうなんだろ。

でも個室ユニットにもメリットは充分あって、個室の方が患者のプライバシーは守られます。各患者のジャーナルには、処方薬や既往歴などがのってるし、そういった質問も健診時にはするので。

それに患者目線から見ても、衛生士目線から見ても、例えばブラッシング指導などは個室の方が断然やりやすいと思います。

思い返せば、小学校中〜高学年頃に、虫歯がありまくりだった私は、通っていた歯科医院でブラッシング指導を受けた記憶があります。歯を赤色に染色して、磨けている部分と磨けていない部分をみるやつね。あれで今でも覚えているのは、ものすごく恥ずかしかったってこと。微妙なお年頃だったっていうのもあるけど、両隣に他の患者さんがいるのに、歯ブラシの磨き方を教えられるのがものすごく恥ずかしかったです。「子どもじゃないし!」って聞く耳持たずだったような。。。(反省)

これって私だけじゃなくて、けっこう普遍的な感情じゃないかな?

衛生士は、患者の歯の衛生指導も大事な業務だから、磨き残しがある患者さんや、全然上手に磨けていない患者さんには、毎回使い捨ての歯ブラシを使ってブラッシング指導をします。

もちろんいくら個室でも、聞いているのか聞いていないのかわかんないようなティーンエイジャーや中年の人はいるけど、それでも患者目線だと、個室の方が恥じらいなく指導を受けやすいと思いませんか?

こう感じるのは私だけ?


ただでさえ人口密度の高い日本だと、物理的にも全個室の医院は難しいと思うけど、歯科医院一つとっても、個室なのかオープンなのかって、見えない文化の違いが影響しているようで面白い。

皆さんは、どっちがいいですか?私が患者なら断然個室がいいなぁ。




24 4月 2020

コロナ関連で思うこと。

パノラマで撮ってみた
天気が良い日が続いて、ぞろぞろと人の動きが活発になってきました。
春先によく留学生が口にするのが、「スウェーデンにこんなに人がいるとはびっくり!みんな冬の間どこにいたんだろ!」です。私も今だに春先に街中に出ると、ベクショーってこんなに人がいたんだって驚きます笑

暗くて長い冬が終わり、多くの人が待ちわびた春。
でも今年はコロナ禍でちょっと様子が違います。(それにしても「コロナ禍」って便利な言葉だね)

スウェーデンのコロナ対策は近隣の欧州諸国とは少々変わっているということは、なんとなく報道されているけれど、実際どうなんだろう。

ロックダウンもされてないので、私の生活はそこまで変わっていません。
大学に影響が出て、義実家と会わなくなって、友達とのお家パーティの頻度と人数が減って、旅行の計画が立てられないぐらい。

3月から一気に人々の危険意識が高まっていったのは感じたけれど、イースターを過ぎたぐらいから、ちょっとずつ弱まってきている気がします。っていうか自分の。

いかんいかん。

コロナ禍を指揮しているのは、政府与党ではなく専門家集団の公衆衛生庁(FHM)。首相もFHMの勧告に従え、とはっきりと言っています。日々のニュースでは、首相ではなくFHMの専門家たちがコロナに関するインタビューに答えています。

なので私もFHMの勧告しか守ってないです。
その指示内容は、要は「個々人の責任でコロナの感染拡大を防ぐこと」。

具体的な内容な、

  • Stanna hemma även om du bara känner dig lite förkyld. (少しでも風邪の症状があったら自宅から出ない事)
  • Tvätta händerna ofta med tvål och vatten i minst 20 sekunder. (短くとも20秒、石鹸で手洗いする事)
  • Håll avstånd till andra både inomhus och utomhus. (室内でも屋外でも、他人と距離を保つ事)
  • Håll avstånd till andra på bussen, tåget, tunnelbanan, spårvagnen och andra allmänna färdmedel. (バス、電車、地下鉄等では、他人と距離を保つ事)
  • Undvik fester, begravningar, dop, kalas eller bröllop. (冠婚葬祭系を避ける事)
  • Håll avstånd till andra på idrottsplatser, badhus och gym och undvik att byta om i allmänna omklädningsrum. (ジムやスポーツセンターでは他人と距離を保ち、更衣室の利用を避ける事)
  • Res inte i rusningstid om du kan undvika det. (ラッシュアワーを避ける事)
  • Res bara om det är nödvändigt. (不要不急の旅行/移動?を避ける事)
  • Är du 70 år eller äldre är det extra viktigt att du begränsar dina sociala kontakter och undviker platser där människor samlas.(70歳以上の人は特に、厳しく自粛生活を送る事。)
これは2020年12月まで継続。
(公衆衛生庁HP)

THAT'S ALL!!!(◎_◎;)

これらを守るのは、そこまで難しくありません。
でも公共交通機関で他人と距離をとったり、ラッシュを避けたりというのは、ストックホルムやヨーテボリといった都市部では大変かも。ベクショーなら余裕です。

外食に関しては、FHMやLivsmedelsverket(食品庁)が勧告を出しています。

私も3月〜4月と頻度は減ったけど数回外食をしましたが、この勧告を守っているレストランなら外食しても良いと言い聞かせてます。

具体的な内容は、

  • 料理もドリンクも着席したテーブルにサーブされること
  • 店内が混み合わないようにすること、他人同士と距離が保てるようにすること
  • バーを閉めること




いつものカフェでは、テーブル数が半分になってて、隣のゲストとは2mぐらい感覚がありました。それに、今までは自分たちでとっていたナイフやフォークも、支払いと同時に受け取るようになっていたし、ランチに付いていたサラダのビュッフェも無くなっていました。

今では各テーブル席で注文をとる形にしているそうです。カウンターに人が集まらないように。





別のレストランでも同じように、テーブル数が半分に。 

年2回しか行かないレストラン。コロナ禍でコース料理を割引提供していたので、サポートという大義名分のもと来店。すっごく美味しかった。

という感じ。でもどうなんだろう。

スウェーデンのコロナ感染死者数のほとんどが70歳以上の高齢者。それは高齢者施設で集団感染が発生したから。高齢者施設もいろいろあると思うけど、スウェーデンの高齢者施設に入居している方は、脆弱で、介護的に依存している人(sköra- och beroende äldre)がほとんどです。つまり、基礎疾患のある人がほとんど。そういう方がコロナにかかれば、重篤化しやすいだろうけど、集中治療を受けるにしてもそもそも体力がないと集中治療に耐えられない。

高齢者施設で集団感染が発生し、コロナにかからなければ後数年は余命があったであろう高齢者が犠牲になったのは、ものすごく悲しいことです。ここは初動が失敗だったと思う。

もし外出自粛を要請し、他国みたいにロックダウンしていれば、高齢者施設での感染拡大は防げたのかもしれない。でもそうじゃないかもしれない。(なんか村上春樹みたいだな)

そもそも公衆衛生庁がどんな機関だかご存知ですか?
Folkhälsomyndigheten är en nationell kunskapsmyndighet som arbetar för bättre folkhälsa. Det gör myndigheten genom att utveckla och stödja samhällets arbete med att främja hälsa, förebygga ohälsa och skydda mot hälsohot. Vår vision är en folkhälsa som stärker samhällets utveckling.----------------Vårt uppdrag är att utveckla och stödja samhällets arbete med att främja hälsa, förebygga ohälsa och skydda mot olika former av hälsohot. Genom vårt arbete bidrar vi till ett hållbart samhälle.
(HPより)
公衆の健康を促進させ、病気を予防することで持続可能な社会を実現すること。
これがこの庁の大事なビジョンであるから、「コロナ禍でも、社会的・経済的被害をなるべく最小限にする対策。持続可能な対策。」という、他国に比べたらゆるい今の対策の理由がわかるような気がします。ロックダウンや保育園・学校休校は持続するのは現実的でないし、完全ロックダウンでコロナは抑えられるかもしれないけど、それに伴って生じる社会的・経済的損失は、コロナ以外で国民の健康を脅かしかねません。まぁ私のただの考えだけど。

なんというか、FHMらしい対策だと思ったんです。正しいのか正しくないのかは別として。
でも、都市部を除いて、人口密度がカスカスのスウェーデンだからこその対策だから、これが他の国では通用しないことは言うまでもないこと。

コロナに関して、人によってはいろんな意見があるからね。

医療・介護従事者の方にしてみれば、感染のリスクをおって働いて、自身が感染して患者や高齢者に感染させるリスクを減らすために、外出をひかえて自粛生活を送っているのに、ウチら一般人が外食してたり、散歩してたり、ピクニックしてたりしたら腹ただしいのかな…


☆


勝手にリンク貼っていいのかわかんないけど、個人的に興味深かったスウェーデンのコロナ対策に関する日本語の記事を貼っておきます。


23 12月 2018

キャッシュレスと募金。

今年、日本関連で気になったニュースはたくさんあるけど、キャッシュレス化に関する記事をよく見かけました。日本帰省中には、キャッシュレス化先進国としてスウェーデンやデンマークの事例を取り上げたテレビ番組も目にしました。

キャッシュレス、、、スウェーデンで暮らしてると、キャッシュレスであることがあまりにも普通すぎて、あんまり意識することはありません。

でも、日本でお気に入りの、革製品ブランドが取り扱っている財布が、長財布や大きい厚めの財布ばかりで、そういう時には「日本ではまだまだ現金や通帳を使うんだな」と思ったりします。

去年新調した財布。もうほぼカード入れ。

キャッスレスに関連して、最近興味深い出来事もありました。

12月初旬頃に、募金を呼びかけるポストがFacebookで回ってきました。

発起人は、ベクショーに暮らすフレドリックっていう一般のおじさんで、下記写真のストリートミュージシャン(というか、物乞いの男性)への募金を呼びかけていました。

その募金方法がとっても斬新で、ご存知スウィッシュ経由でした。

Facebookのポストに書かれていた、発起人の携帯番号宛にそのままお金を振り込んでください、という感じです。

私も50krほどだけど募金させてもらいました。

普段はそんなポストが流れてきても流し読みするだけだけど、この物乞い男性は、街でよく見かけるし、いつもニコニコで挨拶してくれるし、このクリスマス時期には買い物客で溢れるメイン通りに、サンタの衣装をきて、クリスマスソングメドレーをずっと弾いています。

しかも、私がベクショーに越してきてからずーっといます。ほぼ6年ずっと。

でも私は、今まで一度も彼にお金を恵んだことはありませんでした。

というか、基本物乞いの人には、物資ならともかく、お金を渡す行為にはあまり賛同できません。

でもまぁ彼はアコーディオンを弾いて、クリスマス雰囲気を醸し出してくれるし、ありがとうっていう気持ちでいくらか払いたいなぁと思っていました。

でも、私の財布の中には現金がないので、今まで一度も彼には募金?寄付?をせずにきました。

私みたいに、機会があれば、、、と思ってたベクショー住民はいたようで、このフレドリックの呼びかけて、たった数日で、400人から27千クローナ(30万円ぐらい)の募金が集まったようです。

http://www.smp.se/vaxjo/vaxjobor-samlade-in-over-27-000-kronor-till-glad-gatumusikant/

ベクショーにも、お店や酒屋の前には物乞いのおじいさんやおばあさんが座ってるけど、今でも意外にけっこう年配の人が小銭を投げ入れてる姿をまだ見かけます。

これから現金を使う人口がどんどん少なくなってくると、物乞いの人たちもお金を集めるのに苦労しそうですね。

組織的な物乞い集団は、これを機にスウェーデンに入ってくるな!と思うけど、ストリートミュージシャンとか、ペットボトルや缶を集めてるホームレスっぽい人とか「何かをしてる人」には、何かを恵みたい!って思う人で溢れる社会であってほしいなと思います。

個人レベルの募金の仕方も、キャッシュレスの社会になりつつあります。

28 2月 2018

目に見えない文化の違い。

日が長くなってきました。朝7時前でも明るい。17時過ぎてもまだ明るい。
春が日に日に近づいているのを感じる今日この頃が、実は一番好きな時期かもしれない。

今週はキリッと冷えるマイナスで、でも快晴っていう天気の日が続いているので嬉しい。外はマイナスで寒いというか痛いけれど、室内は半袖でもいけるっていうのがいい。
だからあまり寒くは感じない。


今回は、目に見えない文化の違いについて。

社会システムの違いはあるにせよ、日本もスウェーデン両国とも先進国であることには変わりない。

貧困問題はあっても、社会自体は十分に発展している。

蛇口をひねれば水道水が流れ、水洗トイレで用を足し、どこでもインターネットが利用できる。女性が1人で外出することだってできる。野菜の種類も新鮮さも日本とは比べ物にならないけれど、徒歩圏内のスーパーで、衛生管理された乳製品や肉類、野菜、魚類となんでも買えることはできる。

スウェーデンに暮らして今年でもう6年(!!)にもなるけれど、ここは生活を営むうえで基本的なインフラが整備された社会、生活レベルを落とさなくてすむ暮らしができる社会であるから、私にとってはそこまで大きな物理的異文化は感じない。

20代の頃に10ヶ国以上を旅行し、各国とも短い滞在期間だったけれど、その中で再認識した自分の価値観は、国全体が成熟している社会じゃないと私は生きていけないということ。

簡単にいうと、発展途上国は無理。

水道水飲めないと無理。

水洗トイレじゃないと無理。

女性1人でも外出できないと無理。

先進国でも、中国のように国全体の貧富の差がやばいところは無理。

私がもっとも重要視する価値観で考えれば、(言語とか仕事とかそういう問題は無視して、生活レベルだけで考えれば)心地よく住める国は、日本か韓国か北欧諸国かカナダぐらいかな。

水資源が豊富で、シャワーはいつでも浴びれて、水道水が飲めて、Wi-Fiが使えて、電気が使えて、最低限の社会保障が整っている国。そういった国って限られている。

なので、日本と似たような水準で生活できて、国全体が同じぐらい経済的にも社会的にも発展しているスウェーデンだと、日々の生活で別に不便なことや、大きなカルチャーショックを感じることはそうそうない、、、ような気がする。(弱気)

もちろん、電車がよく遅れるとか、スーパーの野菜がたまに痛んでるとか、タバコのポイ捨てがひどいとか、そういった小さなカルチャーショックは山ほどあるけれど、それは私は乗り越えられるレベル。

こういった、目に見え、わかりやすい異文化に適応することがまずは第一段階。この点は、上記したように両国でそこまで大きな違いはなかったので大丈夫だった。

その次に待っていたのは、目に見えない異文化。というか、社会的ノーム。ノームをどうやって訳したらいいかわからないけれど、「常識」でいいのかな?

小さい時から「こんなの常識でしょ!」と母親に怒られながら育ったので、人一倍社会の常識に敏感な私。

常識、というのは国レベルで、社会レベルで、人レベルでも大きな違いがある。似たような常識観念を抱いている者同士で集うのが一番心地よい。

この「常識」がとてもトリッキー。

何が正しくて、何が間違いなのか。

生まれ育った日本では、自分自身で培ってきた価値観でなんとか判断することはできた。

でも、そこから新しい社会に引っ越して、そこでの「常識」の判断を手探りでトライアンドエラーしている感じ。

何が普通で、何が普通じゃないのか。

その「普通」の判断は、最初は身近なパートナーの影響を受ける。
でも、パートナー以外の他者との関わりや、日々の生活を通し、自分自身の判断基準や価値観を得、築くことは、自分のアイデンティティのためにもすごくすごく重要なことだと思う。

でもここで知り合った多くの方は、自分に対してsecureで、どこの国だろうとゆるがない「自分」をもっている人が多いから、ふにゃふにゃな私の葛藤はなかなかわかってもらえない。

誰かの家に招かれたら、彼は手ぶらでいいよって言ってたけれど、私は小さな手土産は持参したい。

30になって大学へ通うのは、彼は普通と言っていたけれど、私は珍しくはないけれど普通ではないと思う。

タバコのポイ捨てをするのが普通の社会だとしても、私はしたくない。まぁタバコ吸わんけど。

チップの文化はあまりないスウェーデンだけど、料理やサービスに満足したらチップを払いたい。

日本社会ほどじゃないにせよ、このスウェーデン社会にも少なからず「空気を読む」文化はある。

「ノームなんてクソくらえッ!」って思えるのは若さの特権。

アラサーになった今、周囲に合わせたい、普通になりたいとビクビクしている自分に気がついています。

なんでだ?

アラサークライシス?

でもこの問題が、形で見えない文化の違いのせいというより、自分自身の低い自尊心のせいな気がする。


☆



何が言いたいかというと、スウェ社会より断然「普通基準」が厳しい日本社会で、常識者であろうと努めてきた自分は、その価値観を基にしながらこの社会でも生きているけれど、その「普通」意識のせいで「他人に迷惑をかけるかな?」とか「空気読むべきかな?」と自分にストップをかけてしまうことが多いので、その基準を破る勇気が必要だなと、いうこと。


でも基本的な社会のノームで、なんとなく日本とスウェーデンでは似ている点は多い。

Normer i kollektivtrafiken


Normer och dess makt


え、スウェーデンもエスカレーターの右側に立つとかルールあるの?!

21 10月 2017

スウェーデン社会の縮図?

今日友人と話していて興味深かったこと。

私が通うクラスには今のこと30人超の学生が在籍しています。
大講義室でうける一般の授業もあるけれど、私たちだけで受ける専門の授業もあります。

クラスはほぼ女子で、新学期が始まって2ヶ月もすると、グループがはっきりと出来上がってくるようになりました。

だいたいクラスの前に座っている、所謂一般的な20歳前後のスウェーデン人の金髪女子軍団。真面目で熱心そうな子が多いです。授業中もよく質問したり。

そしてクラスの後ろの方に座っている、所謂イスラム圏出身の二世軍団。気が強く、化粧が濃い。後ろに座っているせいもあってか、授業中の私語が目立つ。頭良さそう。イラン系、イラク系、アフガン系、シリア系が混ざってて、その軍団のなかでもグループわかれてそうだけど、詳しくはわからない。

その間に、化粧濃いめで派手め、クールなスウェ人女子ペアや、ヒップスター的なスウェ人女子ペア、そして常にマイノリティなアジア人(私)や、オーバー25歳の大人しめスウェ人女子や、アフリカ出身の子が座っている感じ。

あ、男子もいるわ。移民系男子は後ろの女子軍団やヒップスター系とよく一緒に座っているけれど、スウェ人男子は、いつもどっかに座っています。

なんというか、語学の問題があるならわからないこともないけれど、スウェーデン語を母国語として話しているとしても、クラス内でここまではっきりとセグレゲーションが垣間見れるものなのかと、ある意味感動しております。

もちろんこの二つの巨大グループ同士が仲が悪いわけじゃない。

でも、似たようなバックグランドを持っていたり、(民族的にも)似た容姿同士のほうが自然とグループになりやすいんだなぁと、あらためて感じたのでした。

差別とか、移民問題とか、そういうのじゃなくて、ごくごく自然なこと。

もちろん私だって、もしクラスにアジア圏出身の子がいたら、(気が合えば)自然に仲良くなっていたと思います。

また、私自身がサンボとして移住したのもあって、今まで出会ってきた友人たちは、みな似たような背景(kärlekinvandrare、パートナーがスウェ人) の人ばかりでした。

でも今のクラスには、そういう立場の人がいません。そういう人とばっかり知り合ったり、友達になったりしていたから、恋愛がきっかけで移住した人も普通に多いかと思っていたけれど、社会全体でみれば少数派なんですよね。

もちろんもっと下の世代になればなるほど、自分の出生や民族的背景などまったく関係なく混ざってくると思うけれど、今の私のクラスはこんな感じ。良いとか悪いとかじゃなくて、ただ今のスウェーデン社会の縮図をみたようでした。

私は未だにそれを遠巻きに観察している傍観者です。

11 4月 2017

「多文化」で「多民族」なスウェーデン。

少し前のニュースですが、スウェーデンの人口が1000万人を超えました。

つい最近まで950万人って覚えてたんですが、いつの間にか50万も増えてたみたいです。人口減少社会の日本とは対照的。

(参考サイト)

DNのニュースによると、800万人から900万人に達するのには35年を要しましたが、900万人から1000万人に到達するのにはたったの13年しかかからなかったそうです。

急激な人口増加の背景は、もちろん自然増加(出生率の上昇)もあるけれど、例えば、900万人から1000万人の人口増加の内訳をみると、4分の3は社会増加(移民の増加)だそうです。

スウェーデン生まれの人が海外から戻ってきた、っていう場合も少しはこの数字に含まれているかもしれないけど、簡単にいったら「外国のバックグラウンドをもつ」人が、スウェーデンでは急激に増えたということ。もちろん私もその中の一人です。

この急激な人口増加は、都市部のみならず地方都市でも住居不足を引き起こし、私が暮らす小さな街でさえ住宅価格の上昇が著しいです。(住宅バブル崩壊しろ!)

また移民の多くは、SFIでスウェーデン語を勉強することから始めると思うけれど、このSFIに通う学習者の数もとんでも無いことになっています。

2005年には4万ちょっとだった生徒数も、今は10万人越えです!このSFIは公共教育なのでもちろん税金で運営されています。

リンク

私もSFIにお世話になりました。自己負担ゼロでフルタイムで通い、半年で終わらすことができたのは、すごく良い先生とクラスメートに恵まれたからだと思います。

生徒数増加に伴う教員不足も深刻です。このニュースによると、今年だけで1000人のSFI教師が足りないそうです。しかも適切な教育を受けている教員の数は、今でさえ不足しているそうです。

というように、急激な外からの人口増加に社会が追いついていない今。

移民の急激な増加は、社会的・空間的なセグレゲーションを引き起こしたりといろいろな問題が派生してきます。

問題の方が社会に与えるインパクトは大きいし、どうしてもデメリットの方がフォーカスされがちだけど、社会が「多文化」で「多民族」になる際のメリットもあります。

その一つは、「食文化が豊かになる」こと。(大真面目です)

スウェーデンの伝統食は保存食や保存のきく芋類ばっかり!

今年は、パトが伝統的なスウェーデン料理を積極的に体験させてくれるそうで、まず第一弾として、塩漬けされた豚肉とブラウン豆のソースをいただきました。


この塩漬けの豚肉、塩辛いのなんのって!(゚Д゚)
舌と唇がピリピリしました。おどろくことに、これは小学校の給食でもふるまわれるそう。小さな時からこんな塩辛いもの食べてたら、味覚おかしくなっちゃうよ!というか、塩分の取りすぎでは?

また、Falukorvといわれるぶっといソーセージも塩辛い!!


チップスのLantChipの塩味は、Lättsaltade(軽い塩味)とか書かれているけど、すっごい塩味です。

まぁスウェーデンの食文化にケチをつけたらキリがないけれど、ここ数十年で国が多文化になったことで、ピザが食べられるようになったし、安くて美味しいファラフェルが食べられるし、インドカレー屋さんもあるし、寿司屋もアジア料理屋さんも増えたと思います。

ちょっと遅くなった夜に、安くテイクアウトしたいなって思ったら、マクドナルドの代わりにベトナム料理が買えるし、ピザ屋はいつでもオープンしている安心感があります。ここで働いているのは、ほぼ外国のバックグラウンドをもっている人たち。

もちろん日本の外食産業と比べれないけれど、もしこれらのお店がなかったら、、、、って想像したら、スウェーデン人が安くて美味しくて早い飲食店をやれるだろうか、いや、やれない。というか、スウェーデン料理のファーストフードって何?

それに日本からきた私にしてみれば、たくさんのアジア人(たぶんほぼ中国人)が移住してきてくれたおかげで、普通のスーパーでキッコーマンが手に入るし、白菜も買えるし、アジア食材店の品揃えもまずまずです。

また、スウェーデンは、外国の食文化にオープンな人がわりかし多いような気がします。ICAのサイトだったり、料理雑誌ではつねに外国の料理の特集を組んでいる印象です。あと、いろんな料理をフュージョンさせるのが上手な気がする。

タパスと日本(japan)をかけて、japas(ヤパス)メニューを出してたり。
なにかの特集で、Vegetariskt YAKITORI(ベジタリアン向けのYAKITORI)ってかかれてたり。お寿司屋さんで働いていた時は、ヤングでスウィートなスウェーデン人女子たちが、パッションフルーツでマリネしたサーモンを巻き寿司につかったり、バジルソースでマリネした白身魚、レモンソースとあわせたり、チミチュリソースでマリネしたりと、私では考えつかないようなSUSHIメニューを考案してました。

何がいいたいかというと、社会が「多文化」で「多民族」になるといろいろな問題が起こるけど、食文化が豊かになることはメリットだよねっていうことです。





19 10月 2016

カルチャーショック。

もうスウェーデンに住んで4年になるので、今さら大きなカルチャーショックを受けることはなかなかないですが、ちょっとした機会に「そうそう、来たばかりのころは、こういったところに驚いたな〜」って思い出すことがあります。

そのうちの一つ。

分煙ならぬ、分音?

こちらの電車内や図書館では、節度ある範囲で喋ってもよい雰囲気です。
電車内で、わざわざデッキにでずに、普通に電話している人は大勢います。
図書館も、市立図書館でも大学図書館でも、基本的には会話はオッケー。
むしろ、図書館でグループワークをやっている人たちもたくさんいます。

日本に帰る度におどろくのが、その静けさ。
何十人も人がいる電車やバス内でも、すごい静かだし、
待合室も静か、図書館なんてヒールの音が申し訳ないぐらい静かで、逆にちょっと居心地悪いかも。

でも、それなりに静かな環境を好む人はもちろん一定数いるわけで、そういった人向けに、私が利用する電車内には(たぶんÖresundstågだけ?Sjもある?)、こういった「静かな車室」があります。



「Tyst avdelning」と明記されているこのドアの向こうの車室内では、携帯電話もふくめて、会話が禁止されています。

図書館にも、「Tyst rum(静かな部屋)」といって、会話が禁止の部屋が設置されています。

また大学の図書館では、「Tyst rum(静かな部屋)」でも、「パソコン使用可ルーム」と「使用不可ルーム」にわかれているのに、驚きました。そうそう、意外とキーボードタッチの音って耳に触りますよね。

こういった部屋をわざわざ設けることによって、ムダな衝突を防ぐことができるので、とてもよい策だと思います。

こういったマナーの問題って、個人の感覚による部分が大きいので、マナーが悪いからって注意するのは、「私の気にし過ぎ?」ってためらうことが多いけれど、このようにはっきりと区別されていたら、「ここでは喋ってはいけません」って注意もしやすいですしね。(私は注意なんてしたことないけど。びびり)

私は、基本的には静かな環境が好きなので、バスでも電車でも、オープンなスペースで大声で電話をしている人が近くにいると、無意識に会話が耳に入っちゃってプチストレスなので、こういった「分音室」はありがたいです。


二つ目。

この前、パトの実家に戻った時に、お兄さん夫婦の子どもがベビーカーでお昼寝をしてました。

外で。

赤ちゃん見えないけど、布団にくるまって寝てます。

そうそう、この風景よく見ます。
赤ちゃん連れ去られないの?!って不安だし、寒くないの?!風邪引かないの?!って、来たばかりのころは、すごく驚いたのを覚えています。

さすがに、街中で外に放置されたお昼寝中の子どもを見たことはないですが、外でお昼寝をさせるのは、こちらでは普通。。。?

子どもがいる友人と一緒に、保育園へ迎えに行ったことが何度かありますが、保育園のお昼寝ルームも半分外にような部屋でした。そこに、寝袋のような防寒グッズにくるまって寝るそうです。

北欧的健康法。。。?

_______________________

と、こういった小さなカルチャーショック。
住めば住むほど、そういった新鮮な感覚が錆びれていくので笑、なにか思い出したことがあれば、また書いてみたいなーと思います。



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14 5月 2016

地方こそ公共交通機関を充実させるべき?

私が住んでいるベクショーは、南スウェーデンのKronoberg(クロノベリ)という県に位置しています。
©
最近、このクロノベリー県管轄の公共交通機関のアプリが改善されて、ものすごく便利になりました。

Länstrafiken Kronoberg(無料)
Från Infospread Euro AB

©
時刻表を調べること以外に何が新しいかというと、近場のバス停をおしえてくれたり、
そのバス停からでている各バスの行き先を調べられたりという点。

そして使いやすいこのシンプルなデザイン!英語版もあるよ!

私は定期券所持なので無関係ですが、もちろんアプリでチケットも事前に購入できます。

そして何がいちばんすごいかって、現在走行中のバスの現在地が追跡できること!

ベクショー中央駅で、大学行きの3番バス。


この機能がものすごく便利!!!

家をでる前にアプリをひらいて、バスが予定通りに走っているのか、リアルタイムで検索できるし、

ギリギリでバス停に到着したとき、バスがすでに行ってしまったのか、それともまだ到着していないのかわかる。

ベクショーのバスは、けっこう時間どおりで通行されているほうだと思いますが、それでも遅れることはもちろんあります。

それに遅れるのみならず、数分ほど早めに出発しちゃうこともあります。運転手さん、待って!


ベクショーに住んでいない人にとっては、何てことない話かもしれないけれど、

大都市に比べたら小さな地方都市だとしても、公共交通機関の発展や利用促進に努力している姿をぜひ見習ってもらいたい!!!

日本の地方の車社会、どうにかしてほしい!

おじいちゃんおばあちゃんは、どうやって買い物に行けば良いの?

タクシーで買い物するの?

家から最寄りのバス停まで30分ってなんですか。しかも一時間に数本!

日本の地方の公共交通機関の衰退は、自動車企業の陰謀でしょうか。

といっても、ベクショーでも切符の値段はどんどんあがっているのがつらい。
でも逆に、定期の値段はさがっているのが、交通局の苦肉の策といったところでしょうか。

アプリ以外で、クロノベリー県内の交通機関を調べるには下記サイトで。

http://www.lanstrafikenkron.se/en

10 12月 2015

Småprata:世間話のコツ。

先々週、パトの学生時代の友人に招待され、彼の結婚式に参列してきました。
土曜日の夕方に到着し、日曜日の午後に帰るという日程だったうえ、天候も暴風雨だったのであまり何も出来ませんでしたが、それでもしっかりリフレッシュできた小旅行でした。本当はガムラスタンのクリスマスマーケットとかNKのディスプレイとか見て回りたかったな。

曇天どーん

さて、スウェーデンに来てから、人間関係を築くうえで一番の難関だった所謂「småprata」。初めましての人との世間話。ただでさえ、スウェ語力に制限があるのに、よく言われるようにシャイ気質のスウェーデン人から気を利かせて話題をふってくれるってことはあまりない。時々そういうのに長けた人はいるけれど、いつもではない。

そもそも世間話の内容って国民性だったり、お互いの共通点だったり、文化的背景で大きく変わってくるものです。国民性といっても、もちろん世代や性別、個人で違ってくるのは当然ですが。

日本に暮らす「日本人(と、ひとくくりにするのは嫌いだけれど)」相手だと、それなりに状況に適した世間話の話題が自分で考えられるけど、それが違う国の人だったりしたら、どこまで攻めればいいか(笑)判断が難しい!

一般的な国民性イメージと自身の友人たちとの関わりから言わせてもらうと、一気にぐいぐいとパーソナルな部分に踏み込んでくれる、ラテン系や東南アジア系の方とは世間話に困る事はあまりないような気がします。

それか、共通点が多かったら世間話も盛り上がるので、私だったら、スウェーデンに住んでる日本人はもちろん、スウェーデンに移住してきた人だったり、他国に住んだ事のある人だったら、一気に親近感がわいて話題に困る事はない(と思う)。あとは、興味のある仕事についている人だったり、食べる事が好きな人だったり、旅行が好きな人だったり等など。

スウェーデンという欧州の北国に住んで思ったのは、文化的共通認識がないと、話についていくのは難しい。例えば、欧米の有名人だったり、有名シリーズ、テレビプログラム、著名キャスター、映画、ベストセラー、宗教、有名政治家、ベストヒットソングだったり、場合によっては有名コックだったり笑。よくも悪くも日本と欧州(スウェーデン)は、物理的にも文化的にも離れているので、日本のごく一般家庭で育った私はそう言うバックグランドは欧州で育った人とは共有できていないなーとは思います。日本で流行った洋楽だったり、映画、シリーズならわかるけれど。(別にそれが悪い事とは思いません。私の世代のJPOPは素晴らしかったし、日本のドラマだって名作ぞろい。)

なので、言ってる言葉は理解出来るようになったのに、内容がわからない、話にはいっていけないてことは、こういうことが原因なんだなーって最近考えるようになりました。

もちろん、日本人との会話でもそういう状況になることはあるけれど。例えば、芸能関係なんてもうついていけないし、私世代だと、子育て関係の話など。

でも結局は、Kemi!
お互いの相性が一番大事ですよね。

海外生活をするうえで、現地の人となるべく広く関わるようにするメリットは、語学力向上以外に、いや、それ以上に、一般的なスウェーデン人がどんな内容の話を日々しているのかを知ることだと思うのです。日本とスウェーデン社会を比べた話だったり、日本の話をすれば良いって言ってくれる人はいますが、今後出会う人が全員日本に興味を持ってくれているとは限らないし笑、最初はよくてもそれ以上に発展しないので。

____________________

そう、話を戻すと、この結婚式の後の夕食会ってまさにsmåprataのオンパレードなわけで、今回の私は頑張りました。もう今までのように、貝のように口を閉ざした人形状態ではない!喋りかけてくれないのなら、私が会話のイニシアティブをとってやろうじゃないか、われぃ!という心意気で望みました。

でもだいたいこういう夕食の場は、話に長けた人がうまい塩梅で各テーブルにちりばめられているので、こういう人が話題を切り盛りします。なので、名テーブルもいつのまにか二つの会話グループにわかれていました。(私はもちろん聞き役)
それでも、隣の人や、目の前に座っている人とは、個人的に有意義な世間話ができた(と思っている)ので良かったと思います。お疲れさまでした、私。

今回学んだ事は、目の前の二人(男性)が、あからさまに横を向き、話題を振りまくちょっと離れた話し手の会話を聞き続けていても(聞いているだけ、会話に参加している訳ではない)、「この人たち、私なんかと話したくないのかしら。。。外国人の私なんとか喋りたくないかしら。。。」なんてネガティブに考えずに、とりあえず話しかけてみると、めっちゃ話してくれるってこと。なんだよ、恥ずかしがりやさんですか。

なので、もし同じ状況(目の前の人が、自分と話したくなさそうにしている)におちいった人がいれば、そこで諦めずに、目の前の人に話しかけてあげてください。きっと彼らはシャイなだけです。いや、本当に冷たい人はいると思うけど、そういう人は無視しましょう。

夕食会といった、今後会う事があるだろうか?という人たちとの世間話の最初のスタートは、日本もスウェーデンも似ているような気がします。

(結婚式だったら)新郎又は新婦とはどういう関係か。
今は何をしているのか。仕事か勉強か。
そんな仕事をしているのか。
どんな内容を学んでいるのか。
どこに住んでいるのか。
そこでアパートを見つけるのは難しくないか。(スウェーデン共通の問題)
今日はどうやって来たのか。
出身はどこか。(ちょっとデリケートだけど)

などなど。個人的なことはあまり話さないですね。

同じ世間話でも、職場や学校での世間話(次に繋がる関係)だったらもっと、個人的なことも聞いていいのかな。

住んでる場所だったり、一人で住んでいるか、兄弟はいるのか、趣味は?週末は何するの?週末は何したの?とかとか?

人間関係って難しい!笑
でも結局は相性がものをいうので、あまり気張らず広く浅くがモットーです。

04 2月 2015

Typiskt svenskt? :スウェーデン人とは何ぞや。

典型的なスウェーデン人像ってなんだろう。


大学時代に、初めてスウェーデンへ交換留学生として来たときに、
なんだか「スウェーデン人って日本人と感覚が似てるな。」と思うことが度々ありました。

例えば、

・レジでは大人しく列に並んで待つとこ
・ある冬の日、バス停でバスが遅れていても誰も何も話さないとこ
(バス、遅れてるね、来ないですね、という会話が始まったのは予定時刻から10分を過ぎてから。。。)
・日本語を流暢に喋れるスウェ人に「日本語話せますか」と聞いたら、「ちょっとだけ」と答えるところ(謙遜)
・普段はシャイなのに、お酒を飲んだら明るくなるところ
・何かを頼むとき、多数が紅茶を頼むと残りの人も「あ、じゃー自分も紅茶で。」というところ(協調性というか連帯感というか)
・あまり感情的ではないとこ
・結構何事も時間通りに動くとこ、、、、などなど。

そんなスウェーデンに存在するJantelagen(ヤンテの掟)。


要は、自分を特別だと思うな、といったような内容です。
日本にも「出る杭はうたれる」っていう諺がありますが、どうもこの「ヤンテ」は日本的謙虚とはなんだか微妙に違うみたい。というのを、パトと日本文化に精通している友人が話してくれました。
日本の謙虚さは、自分を卑下することでもなんかポジティブに聞こえるけど、スウェーデンのヤンテは、他人にどう思われるか、という恐怖心のようなものがあって、日本の謙虚さよりもっとネガティブ、、、、だかなんだか。
ヤンテ的謙虚と日本的謙虚さにはなんだか違った意味合いがあるようです。
私はまだまだそこまでわからないので、もちょっと調査してみようと思います。

また「nja(にゃー)」という曖昧な返答もスウェーデン人の特徴です。
はっきりNOと言わないので有名なのは日本人ですが、スウェ人もコンフリクトをさけるために、Nej(NO)の代わりにNjaといいます。

映画すっごい面白かったね!!
,,,Nja.(あーそうかなー・・・・)

みたいな?
この部分の感覚もなんだか日本人と似ているような気がします。


あとはlagom(ほどほどにちょうど良く)と言う言葉。

lagom är bäst!

という表現がありますが、ほどほどがちょうど良いという意味。

今日忙しかった?
うーん、lagomかな。

今日寒くないねー
うん、lagomだねー

と、ものすっごい便利な言葉。


パンにつけるバターなんだけど、Lätt lagomって、ほどほどに軽い?っていう意味?こんなとこまでlagomもってくるんだ、と感心しました。


と、私からみたスウェーデン人考察をしてみたのだけれど、
まったくまとまらなかったw

ここに住んで2年と半年が経って思うこと。
来たばかりで、この土地で知り合いも友人もいなかった頃は「スウェーデン人のこういうとこ苦手!」だったり、「なんでスウェーデン人ってそうなの?!」とか、カテゴライズしまくってました。私は、以前はとくにスウェーデン人女子に対して見えない壁を感じていたから(今でも感じたりする人はいるけれど)、「スウェーデン人女子って、、、」みたいな話をよくしていたような気がします。でも、ここでスウェーデンで生まれ育った同世代の女子達と接しているうちに、なんか納得いかないことや不思議に思ったことがあっても、「スウェ人女子って、、、」という見方から「彼女って、、、、」という見方に明らかに変わってきました。
スウェ人女子は強い!と言うけれど、もちろんそんなに強くない子もいるし、自立できてない人もいる。簡単にワンナイトしちゃう子もいれば、そうじゃない子もいる、クラブが好きな子もいれば図書館が好きな子もいる、ココナッツ(自分を固い殻で守っている)のような人もいれば、最初っからオープンな子もいる。。。

本当に当たり前なことだけど、いくら日本とスウェとの文化の違いはあれど、スウェ人(女子)だって千差万別。今はこう思えるけど、不思議なもんで、全く友人のいない土地で生活していると、たった数人の人物の理解できない言動が、比較対象がいないために、それが普遍的なことのように感じてしまう。

同じことはパトとの関係にも言えます。私にとって一番近いスウェ人はやっぱりパートナーであるパトなわけで、彼が「これはスウェーデンでは普通だよ」といえば、「そうか、これはスウェーデンでは普通なことなんだ」って思い込んでしまう。でもそれってとっても危険なことのような気がする。こっちに来たばかりの頃は、自分の価値観で判断できないことが多過ぎて、それがとってもストレスになっていたような。。。それも異文化適応のステップかしら。。。

自分でスウェーデンの社会に入って、知り合いを増やし、友人を作り、いろんな経験をふまえて、自分の基準で判断できるようになったらいっちょまえだな、と思うのでした。

なんのことやらw

というか、この「典型的なスウェーデン人」について一つレポートを書く宿題があるので、スウェ語で書く前にここで頭の中を整理してみました。
結果、よけいぐちゃぐちゃになったってゆーね★






14 9月 2014

政治家に必要なもの。

今回の選挙戦を通して、
自分的にカルチャーショックをうけたことがありました。

それは、政治家の学歴について。

私の周囲では、環境党のサポーターが多いんですが、
ある日、環境党のちょっとした集まり(という名の飲み会)に参加しました。
そこでベクショー地区でアクティブに活動している、一人の青年に会いました。
彼は、ISOの環境規格の取得を企業にアドバイスするコンサルティング会社で働きながら、環境党員として活動しています。

そんな彼に何気なく

「大学でも環境を専攻したんですか?」

と聞いた私。

そんな私に、

「僕は大学でいくつはコースはとったけど、学士号は取得してないよ」

と。

その言葉を聞いて、日本の悪習の一つである学歴主義が、
いまだに私の無意識の中でまだ根を張ってるんだなって恥ずかしくなりました。

政治家=高学歴
知識=学歴
この先入観が、日本の地方で生まれ育った私には残念なことに
まだまだ消え拭えてないことに気付かされて、
まだまだだなーと考えさせられたし、
スウェーデンでは日本のような学歴主義は
そこまで強くないことにあらためて気付かされました。

(´・ω・`)

と、ふと気になったので、選挙の日を記念して、
スウェーデン各主要政党の党首と日本の党首の
年齢と学歴を比較してみようと思います。
あ、情報はすべてwikiからですが。

まず、スウェーデンから。


左から、
穏健党党首で首相、フレドリック(49歳)
ストックホルム大学経済学部卒業。

中央党党首で産業大臣、アニー(31歳)
高卒。高校時代から中央党一筋。目立った職歴無し。

国民党党首で教育大臣、ヤーン(52歳)
防衛大学(Militärhögskolan)卒業。

キリスト教民主党党首、ヨーラン(55歳)
高卒。保険会社勤務中に社内教育をうける。

 続いて野党。左から、

スウェーデン民主党党首、ジミー(35歳)
高卒。大学でいくつかコースを受講。

左党党首、ヨーナス(49歳)
高卒。

環境党代表、グスタフ(31歳)
歴代最年少19歳で国政入り後、
ストックホルム大学でオリエンタル言語(なんじゃそりゃw)で学士号取得。
リンショーピン大学で教員免許取得。

そして社会民主党党首で新首相になる、ステファン(57歳)
高卒。元溶接工。

また環境党にはもう一人女性の、Åsa Romson(42歳)という代表がいます。
彼女は、ストックホルム大学で環境権関係で博士号取得。
彼女が一番”高学歴”ですね。


すごい。党首ほぼ高卒ですが。。。
しらなかった。。。

余談ですが、
前政権で長く財務大臣だったアンデシュって人も、
大学でいくつかのコースは取得してますが
学士号なし。



続いて日本。

自由民主党総裁、首相の安倍晋三(59歳)
成蹊大学法学部政治学科卒業。

民主党代表、海江田万里(65歳)
慶應義塾大学政治学科卒業。

公明党代表、山口那津男(62歳)
東京大学法学部卒業。ちなみに弁護士。

日本維新の会代表、橋下徹(45歳)
早稲田大学政治経済学部卒業。

次世代の党代表(いつのまにこんな党ができてたんだ...)
平沼赳夫(75歳)。慶応義塾大学法学部卒業。

みんなの党代表、浅尾慶一郎(50歳)
東大法学部卒業後、スタンフォード大学でMBA取得。

 あと日本共産党や社会民主党とかあるけれど、もういっか。。。


 と、やっぱりイメージ通り、日本のお偉いさんは高学歴が目立ちます。
あと今更ですが、年齢層も10歳ぐらいスウェーデンの方が若いですね。
さすが、長寿大国日本!
75歳でも現役バリバリで政治活動が出来るなんて、どれだけ元気なんだ!

というのは冗談で、
この年功序列的な日本社会では、50歳60歳にならないと
政治の世界では相手にすらしてもらえないのでしょうか。

40代の橋下徹もよく若造が!なんて野次られたりしてますが、
45歳で若造なら、環境党のグスタフなんて31歳ですよ。
若造どころか坊やじゃん!

スウェーデンの主要党党首の学歴は多くが高卒でしたが、
若いうちから政治活動に参加している人がほとんどで、
逆に言えば、
若いうちから党内で活躍の場が与えられるんだな、と。

まーもちろん党首には、
周囲に各分野のプロフェッショナルが揃ってると思うので、
自身の知識と同じ、もしくはそれ以上に
雰囲気とか性格とかレトリック技術とか立ち振る舞いとか、
(根回しとか人脈とか関係あるのかな?)も重要になってくるとは思いますが。



国政選挙2014。

スウェーデンの夏も終わり、ここ南部ベクショーでも夜8時を過ぎたら暗くなりはじめ、外出にはジャケットが必要なぐらい(というかもう衣替えをし終えたけど)すっかり秋模様になりました。

今年の夏は、特別大きなことはしなかったけれど、小さな楽しみがたくさんあってとても満喫できました。夏の思い出のブログはまた書くとして、今日はまず国政選挙について。

今日9月14日は、4年に一度のスウェーデン国政選挙(地方選挙含)の日。

過去8年間中道右派が政権を取ってきたけれど、今回の選挙では「福祉国家スウェーデン」の基盤を作った社会民主党率いる、環境党、左党のRöd-gröna、左派が政権を勝ち取るんじゃないかって言われています。

私にはまだ選挙権はないので、実際の投票はこれからまた4年後。
(永住権は住んで2年で取得できる場合が多いけれど、地方選挙権は3年の居住期間が必要になります。2年でいいと思うんですが)

さてさて、今年は6月に欧州議会選挙もあり、まさに選挙イヤー。
私自身も、このスウェーデンでの選挙の雰囲気を感じたのも初めてでした。
噂には聞いていたけれど、本当にテレビもニュースも選挙特番ばっかり!
しかも連日各政党の党首のガチンコ討論。

日本の選挙番組でよく見るような、政治家のパーソナルな部分を追ったドキュメンタリー番組(家族の支えや選挙活動の裏側とか)一回も見なかったな。政治家の人となりを見るのも私は好きだけど、スウェ人はそんなの興味ないのかしら。

それに、噂には聞いていたけれど、若者の選挙への関心の高さ。
私のバイト先は90年代生まれの女の子がほとんどなんだけれど、
それでも選挙についての話題は本当に耐えませんでした。

「もし選挙権があったら、どこに投票する?」
「それはなんで?」
「日本の選挙制度はどういう感じ?」←一番困る質問w

っていう話から始まって、私の拙いスウェ語の意見も聞いてくれたり、
選挙に関するニュースや情報サイトを送ってくれたり、(優しい!)
どの政党が一番自分の考えにマッチしてるかを教えてくれる、
投票マッチングの結果を笑いあったり。

10代や20歳そこそこの子とそんな話をして、あらためてスウェ人の政治への意識の高さを感じました。

まースウェーデン国民950万分の1と、日本国民一億二千万分の1だと、自分の一票が政治に影響するっていう感覚がちょっと違ってくるのはわかるけれど。

もちろん、みんながみんな政治に興味があるわけではないっていうのも実感しました。投票はするけれど、それでもあまりニュースとか選挙特番なんか興味ない子も一定数います。

それでも、恥ずかしながら右派と左派の違いもよくわかってないような、うちの20代の兄弟たちよりかは、彼女達の方が知識もあるし、意識も高いなとは思いました。笑

というか、ブログを書いている途中で予測結果速報が!


 左派陣営が政権獲得はほぼ確実。
黄色のSD(スウェーデン民主党)が10%超えてますが。。。
ピンクのフェミニスト主導党が議席を獲得するかどうかのギリギリの4%いってます。
 そのせいか、黄緑の環境党(MP)の票が増えませんねー
やっぱ流れたのかなー

選挙ってこんなに盛り上がるんですね。

☆余談☆

先週金曜日のゴールデンで放送された、各党首の討論番組。
画像は、すべてSVT playの動画のスクショです。この番組はSVT playで無料で見ることができます。

何が良いって、 字幕付きで見れるってこと!

というか、土曜日午前中の時点では動画に字幕はついてなかったけれど、
日曜日には字幕付きの動画になってました。


内容はおいといて、個人的にちょっと気になったこと。

まず野党。
左から、
SD(スウェーデン民主党)のジミー
V (左党)のヨーナス
MP(環境党)のグスタフ
S(社会民主党)のステファン

V、MP、Sは仲間ということで、赤いネクタイで合わせてますね。

続いて、与党の4党。
左から、
M(穏健党)で首相のフレドリック。
C(中央党)のアンニ
FP(自由党)のヤーン
そしてKD(キリスト教民主党) ヨーラン


この4党は、Alliansenとして連立政権をとってます。
左からの3人は、青いネクタイや青いジャケットでなんか統一感もってますが、

なぜに右のヨーランだけオレンジ?!

アリアンセンのテーマカラーはオレンジだから、赤とか緑じゃなくてオレンジなのはわかるけれど、なぜ一人だけ?
オレンジ使いたいなら、4人なんだから、二人が青、二人がオレンジとかにすればよいのに。

最初見たとき仲間はずれかと思ったよ。。。

いまだに謎です。。。

でも、この番組はこの選挙戦での最終決戦の場なわけで、党首の服装はそれはそれは大きな意味が込められているはず。あえて一人だけオレンジで目立って、私のように、しょうもないことが気になる層にKDに興味をもたせる戦略だったのかな。。。

気になる。。。。