過去振り返り記事。
遡ること2年前、2024年春〜秋にかけて、一軒家購入の過程を振り返ります。
*─────────────*
2023年に子どもが産まれてから、ゆるーく家探しをしていました。当時は2ベッドルームの賃貸に住んでいて、年々あがり続ける家賃を払うのが勿体無いな、と思うようになったからです。あと、家ってやっぱり資産になるじゃないですか。それに、ようやく頭金(当時は15%の頭金が必要でした)も貯まってきたので、いよいよ買えるかなぁ、と。
家探しを進めるにあたり、私たちが一番重視したのは、
なによりも立地!
当時住んでいたエリアは、湖や散歩道が近く、街の中心部までは自転車で15分ほど。徒歩圏内にはスーパーが3軒あり、保育園も近く、バス停もいくつかあるなど、本当に暮らしやすい場所でした。 あと大きな大学に近いのもあって、良い意味で多文化・多様性のある雰囲気で、私にとっては居心地が良く、住みやすい雰囲気。それに、ベクショーの中では、いわゆる「人気の住宅街」というほどではなかったので、一軒家の価格も比較的手が届きやすいエリアでした。
そのため、「家を買うならこのエリア」とかなり範囲を決めて探してたんですが、家探しを始めたのはちょうどコロナが落ち着き始めた頃。住宅価格がどんどん上がっていた時期で、「いいな」と思った家も、入札が進むたびに予算をものすっごく大きく超えてしまうことが何度もあって。
「やっぱり、このエリアでさえも、ウチらに家を買うのは難しいのかな」 「もっと郊外に行かないと無理かな」 と、考えるようになって、別のエリアの内見にも行ったりしたけど、やっぱり行くたびに、「でもなぁ…」って思うんですよね。家の内装は変えられるけど、立地は変えられないじゃないですか。超絶面倒くさがりの私は、買い忘れの食材があったら気軽に買い直しに行きたいし、気軽に街にも自転車で出かけたいし、子どもがある程度大きくなったら、学校や習い事には、自転車やバスで自分たちで通ってほしいし。毎回車で送り迎えとか無理!!(←ひどい親?)
まぁそんなこんなで、地味に色んな内見を続けていたけど、2024年春にある転機が訪れます。
私と交代して育休に入ったパト。時間がたっぷりある育休中に、いよいよ本気で家が欲しくなってきたそうです。子どもと気軽に庭で遊びたい、人生次のステージに、、、とかが理由かな?もう熱が冷め切ってた私自身はそこまで家がほしいわけじゃなく、いい物件があったらいいけど、別に今じゃなくても〜程度のスタンスでした。
我が家はいつもそうで、パトが本気になったら物事はものすごいスピードで前に進む…(それまでに非常に時間がかかるけど)。
そして近所の一軒家が売りに出ました。
ここは、当時のアパートから徒歩10分程度。70年代に建てられた、2階建てのよくある家。
立地は申し分なし。でも築年数が古く、リノベは必須。それに、私としては間取りがなぁ…という感じ。特に、家の前の道路からリビングが丸見えになってしまう造りが、どうしても引っかかってました。そんな私とは対照的に、パトはこの家をかなり気に入っていたようです。
オープン内見に参加しただけじゃなく、後日あらためて個別に内見をお願いするほどの熱の入れよう。そして入札(競り)にももちろん参戦。これまでも何度か入札に参加したことはあったけど、この時は今までとは本気度が違いました。
まぁ、結果は最後の最後で競り負け。 予算的には、頑張ればもう少し出せたかもしれません。でも、この家は後々リノベが必要。これから先にかかる費用まで考えると、コスパ悪いな、と思って、私たちは撤退することにしました。
今振り返ると、この判断は大正解だったと思っています。 もちろん「買えなかったからそう思いたいだけ」っていう、“酸っぱい葡萄”心理も少しはあるのかもしれないけど笑。
でも今実際に家を買ってみてわかったのは、リノベって思ってる以上にお金がかかるということ。さらに、住み始めてすぐに予想外の出費があったり、見た目をきれいにするためのリノベだけじゃなく、家を維持するためのメンテナンスにも意外とお金がかかります。
だからこそ、家を買う時は「買える金額」ではなく、余裕を持った予算で購入することが本当に大切だなぁと実感。まぁ、当たり前と言えば当たり前だけど(笑)。
無理をしててでも絶対この家が欲しい!!!っていうドリームハウスに出会えたなら、それほど幸福なことはないし、それなら無理をしてもいいかもしれないけど、私たちはやっぱり家だけじゃなくて、旅行や他のことにもお金を使いたいし。
いやー、家探しって、これから家族でどんな暮らしをしたいのか、何を大切にして生活していきたいのか、家族(というかパト)と価値観をすり合わせる必要があるし、自分たちがこの社会の中でどのくらいの経済的な位置にいるのかを、良くも悪くも現実として突きつけられるよね。
でも長年一緒にいるだけあって、パトと家探しのもとになる価値観に、大きなズレはなかったので、それは良かったかな。スウェーデンで、ベクショーで、自分たちのこれからの暮らしについて深く考える、とても良い時期だったと思います。
そんな感じで、2人で色々家探しの条件を見直したり、すでに家購入済みの友人らにアドバイスももらいながら、焦らずに家探しを続けること数か月。
そして2024年の秋、私たちはある一軒の家に出会います。
長くなったので、また次回に。





