19 10月 2016

カルチャーショック。

もうスウェーデンに住んで4年になるので、今さら大きなカルチャーショックを受けることはなかなかないですが、ちょっとした機会に「そうそう、来たばかりのころは、こういったところに驚いたな〜」って思い出すことがあります。

そのうちの一つ。

分煙ならぬ、分音?

こちらの電車内や図書館では、節度ある範囲で喋ってもよい雰囲気です。
電車内で、わざわざデッキにでずに、普通に電話している人は大勢います。
図書館も、市立図書館でも大学図書館でも、基本的には会話はオッケー。
むしろ、図書館でグループワークをやっている人たちもたくさんいます。

日本に帰る度におどろくのが、その静けさ。
何十人も人がいる電車やバス内でも、すごい静かだし、
待合室も静か、図書館なんてヒールの音が申し訳ないぐらい静かで、逆にちょっと居心地悪いかも。

でも、それなりに静かな環境を好む人はもちろん一定数いるわけで、そういった人向けに、私が利用する電車内には(たぶんÖresundstågだけ?Sjもある?)、こういった「静かな車室」があります。



「Tyst avdelning」と明記されているこのドアの向こうの車室内では、携帯電話もふくめて、会話が禁止されています。

図書館にも、「Tyst rum(静かな部屋)」といって、会話が禁止の部屋が設置されています。

また大学の図書館では、「Tyst rum(静かな部屋)」でも、「パソコン使用可ルーム」と「使用不可ルーム」にわかれているのに、驚きました。そうそう、意外とキーボードタッチの音って耳に触りますよね。

こういった部屋をわざわざ設けることによって、ムダな衝突を防ぐことができるので、とてもよい策だと思います。

こういったマナーの問題って、個人の感覚による部分が大きいので、マナーが悪いからって注意するのは、「私の気にし過ぎ?」ってためらうことが多いけれど、このようにはっきりと区別されていたら、「ここでは喋ってはいけません」って注意もしやすいですしね。(私は注意なんてしたことないけど。びびり)

私は、基本的には静かな環境が好きなので、バスでも電車でも、オープンなスペースで大声で電話をしている人が近くにいると、無意識に会話が耳に入っちゃってプチストレスなので、こういった「分音室」はありがたいです。


二つ目。

この前、パトの実家に戻った時に、お兄さん夫婦の子どもがベビーカーでお昼寝をしてました。

外で。

赤ちゃん見えないけど、布団にくるまって寝てます。

そうそう、この風景よく見ます。
赤ちゃん連れ去られないの?!って不安だし、寒くないの?!風邪引かないの?!って、来たばかりのころは、すごく驚いたのを覚えています。

さすがに、街中で外に放置されたお昼寝中の子どもを見たことはないですが、外でお昼寝をさせるのは、こちらでは普通。。。?

子どもがいる友人と一緒に、保育園へ迎えに行ったことが何度かありますが、保育園のお昼寝ルームも半分外にような部屋でした。そこに、寝袋のような防寒グッズにくるまって寝るそうです。

北欧的健康法。。。?

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と、こういった小さなカルチャーショック。
住めば住むほど、そういった新鮮な感覚が錆びれていくので笑、なにか思い出したことがあれば、また書いてみたいなーと思います。



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