12 6月 2018

欧州で日本語ができる男性はまともじゃない?



「欧州で日本語ができる男性はまともじゃないと思います。」


みたいな趣旨のツウィートを見かけました。

おぉ、すごいこと言うもんだ、今までよほど変な人に出会ってきたんだろう。

と、いろいろ言いたいことはあったけれど、twitterではスルーしてみました。



これは実際どうなんだろう。


そもそも「まとも」って何ですか?

我が家にいる「欧州で日本語ができる男性」であるパトは、まともなんでしょうか。

定職に就き、家族を愛し、家事をこなす彼。

いや、、、、人間として十分だろう。(むしろ私のほうが…ごにょごにょ

もちろん「なんだコイツ?(゚Д゚)」って思ったりもするけど、それはお互い様。


でも先述のツウィートのように、「アジ専」で地雷のような欧州男性がいることは確かに事実。


アジア、特に日本というと、漫画やアニメ、ゲームといったオタッキーなサブカルチャー経由で日本語に興味を持つ人も多いので、ちょっと世間離れした感じの日本語学習者が、その他のメジャーな言語学習者(スペイン語とかフランス語)に比べたら目立ってしまうのかもしれない。

でもオタクだからといって、彼ら彼女が「まともじゃない」わけじゃないよね。



残念ながら、日本をよく知っているスウェーデン人で、日本語ができることや、日本にとりわけ興味があることを隠したがる人も一定数いるような気がします。
というのも、「日本語に興味がある&日本が好き=オタク=まともじゃない」と思われてしまう方程式を、彼らが私たち以上に実感しているからなのかな。

知らんけど。

以前、スウェーデンの酒屋で働いていた時に、すっごくお世話になったセンパイが、一緒に働き始めて2ヶ月ぐらい経った時に、「実はね、日本語コースに通ったこともあるし、去年日本旅行してすっごく楽しくてね、日本刀が好きでね、、、、」と話してくれました…


2ヶ月経って告白ですか?!日本というかアジアにすらまったく興味があるようには思えなかったので、それはそれは驚きました。

「もっと早く言ってくれたらよかったのに!」って言ったら、「うーん、でもなんか言いにくくて」って言われたんだけど、その言いにくさの原因が何なのか、結局私は分からずじまいでした。

でも今回のツウィートをみて、こういうことなのかなと思ったり。


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