01 June 2017

Komvux(ようやく)すべて終了。

だらだらだらだらだらと細切れに続けてきたKomvux、最後の必須科目だったNaturkunskap 2がようやく終了しました。

Komvuxって何?って聞かれることがあるけれど、Kommunal vuxenutbildning(公的成人教育)という単語の略で、成人した人が小中高の科目を再勉強できる機関だと思ってもらえれば。

スウェーデンへ交換留学し、教育系のコースをとったらまず紹介される画像を貼っときます。スウェーデンの教育過程を図式化したものです。赤丸で囲ってあるのが、Komvux。
画像
成人教育の対象は、スウェーデンで生まれ育った人で、高校での単位や成績が足りないっていう人だったり、最近は他国で生まれ育ち、大人になってスウェーデンにやってきた難民移民だったりします。もちろん私もそのうちの1人。

むしろ最近では後者がKomvuxのメイン対象になりつつあるような気がします。

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さて長かったKomvux生活、その最終(になるであろう)科目はNaturkunskapでした。
直訳したら自然科学になりますが、これがまたすごくおもしろかった!

内容は、化学、簡単な物理、生物にくわえて、家庭科で習うような栄養系だったり、環境問題がっつりだったり、あとは保健体育で習うような性教育だったり。。。幅広!

1bはフルタイムで履修しました。フルタイムだと5週間で終わります。私はカフェ勤務もあるので、今回は1bも2も通信で履修することにしました。

私が暮らすベクショーコミューンは、Komvuxの通信過程はNTI-skolanという企業に委託しており、私の担当教員はなんと北スウェーデンにいました。何度か電話でやりとりする機会があったんですが、やっぱり北の方言バリバリ!北の方言って聞き取りやすい気がします。

さて、この通信コースは一度も学校へ行く必要もなく、ひたすら自学スタイル。学習プランに沿って、各チャプターを進め、課題を提出し、質問があったら先生にメールか電話でコンタクトをとる、という非常に合理的なコース。最後は、1時間の最終試験と先生による口頭プチ試験がありました。

途中、各課題の成績評価に不満があったりしたけれど、1b、2どちらも成績Cで終了。

微妙。。。

2のほうは、提出課題はずっとB評価だったので、最終成績Bいけるかな?なんて淡い期待を抱いていたけれど、先生との電話での最終口頭試験で、化学がボッロボロだったので、最終成績は結局Cで。

いやでも、化学なんて現役高校時代からかなり苦手だったし、今回化学を学んだ時は化学式とかイオンとかやっと理解できたような気がしていたけど、それを口頭で説明できるほどは理解できてなかったんだなって痛感。わかったつもりが一番危険。でも単位落とさなくて本当よかったわ。

あとビッグバンとか宇宙の話はちんぷんかんぷんでした笑 

化学は難しかったけれど、それに関連した炭素循環とか環境問題はすごく面白かった。それにイースト菌だったり乳化反応といったキッチンケミストリー。すべてはKemiなんですよね。

また消化機関や酵素、いろんなホルモン物質、アルコールやドラッグの中毒になる原因、マラリアといった血液の病気の仕組み、味覚といった身近な話も多かったので勉強というよりは、ライフハックを学んでいるようでした。

知識以外にも、普通に生活してたら、なかなか学ぶ機会がなかったような単語を知る機会があってよかったです。benmärg(骨髄)とかね。

Quizletというアプリで、Naturkunskap系の単語帳作りました。よかったらどうぞ笑
https://quizlet.com/_3cs1aw


一番頑張ったのは、幹細胞についてのレポート。

山中伸弥氏がノーベル賞を受賞し、iPS細胞が万能細胞ということは知っていたけど何がなんなのかあまりよくわかっていませんでした。このレポートを機に、いろいろな記事をよんだけど、iPS細胞すごいね!(ボキャ貧)これが臨床レベルになれば、私の視力も回復するかも。あとはiPS細胞によって、将来動物実験をする必要がなくなるかもしれないということをはじめて知りました。
また、いろんな記事を読めば読むほど山中伸弥氏の人柄に惹かれました。

UR Playの動画貼っておきます。わかりやすい。

Vägen till Nobelpriset
http://urplay.se/program/191121-vagen-till-nobelpriset-shinya-yamanaka

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私が現在いくつか申請している、医療系のプログラムの申請条件は、
Grundläggande behörighet(基礎条件)に加えて、たいてい下記の選択科目を履修していることが条件になります。

  • Matematik 2
  • Naturkunskap 2 (又はBiologi 1, Kemi 1, Fysik 1a)
  • Samhällskunskap 1b

それ以外に申請してるSocionomやStudie- och yrkesvägledare(通信)といったプログラムだと、

  • Samhällskunskap 1b
  • Engelska 6
  • Matematik 2

だったりします。

それ以前に、私のような移民のGrundläggande behörighet(基礎条件)は、海外の高校を卒業していることに加えて、

  • Svenska som andraspråk 3
  • Engelska 6
  • Matematik 2


の3科目を履修しておく必要があるようです。(参考サイト
SvenskaはTISUSで、EngelskaはTOEFL、IELTSでも良し。

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思い返すと、いろいろと遠回りをしたなと思うけれど、過去を悔やんでも仕方がない。

過去3年半の飲食店勤務や周囲の人との交流、ニュースなどを通して、移住当初には見えていなかった社会問題だったり、法制度以外の社会構造を内側から観察・経験してきた結果、純粋な興味関心だけでなく、この分野なら定年まで間違いなく働ける、食べていける、スウェーデン人ネイティブや他の移民組にも負けないだろう、という視点から考えた進路。

どうなることやら〜
どうにでもなれ〜

4 comments:

  1. 初めまして。いつも楽しく拝読しております。
    もしかして看護師さんのコースですか??ヴェクショーにはリンネ大学がありますもんね。
    私はスウェーデンで看護師しています(でも日本の免許をスライドさせたのでちょっと違いますが)もしそうなら頑張って下さい。

    看護師だったらほぼ確実に就職できますし、食いっぱぐれがないと思います。移民が入り込みやすい職業ですよね。(大変ですけれど)

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    1. 初めまして、コメントありがとうございます。カールソン夫人さんのブログ、私もいつも楽しく読ませてもらっています。いつかDe Klomp行ってみたいです。

      申請した医療系プログラムは、お察しのように地元リンネ大学の看護師に加えて、optiker、ヨンショーピンのtandhygienist、arbetsterapeutと幅広いです。第一希望はtandhygienistなんですが、もう少し悩んでみようかなって思っているところです、、、、

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    2. いつかわが町に寄る時はお声掛けください。夜ならばde klompに行きましょう。

      optikerは情報不足で知らないのですが、arbetsterapeutの就職はちょっと難しいかもです。みんなvikarieからチャレンジする感じだと思います(私の知っている範囲ですが)。
      その他の職業は比較的すんなり就職できそうですね。

      もし医療系の学部に入ったら、スウェーデン在住の医療関係者のグループがあるので興味があればご紹介しますね。

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    3. arbetsterapeutは枠自体が少ないと聞きましたが、やはり就職も難しいんですね。そういう情報、とても貴重で助かります。
      医療関係者のグループがあるんですね。もし学部に入学できて、そこでついていけることができたら(ここが一番不安)、ぜひいろいろと教えていただきたいです。

      リンショーピン、なんども通り過ぎたことはありますがまだ行ったことがありません。機会が合えばぜひ^^

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