25 6月 2017

ことりっぷ。〜夏至祭2017〜

去年の夏至祭にした北スウェーデン旅行に味をしめた私たち、今年もどこかへ行こうかと計画を立てていました。でも今年はカレンダー通りの金曜から日曜の3連休しかなかったので(去年は木曜と月曜も休めた)、近場で過ごすことに。

なんとなく調べていたパトが、偶然みつけたVadstenaという街。Vätternというスウェーデンで二番目に大きい湖沿いにあるこの街に行ってみることにしました。

木曜日、仕事が終わったあとにLinköpingへ向かい、そこでオランダ風パブでムール貝とビールを堪能、翌金曜日にVadstenaへ、、、と計画を立てていました。

しかし!!!木曜日のお昼前に入ったニュース、

「ストックホルムで電車ストップ。カオス状態!」

あぁ、これ南スウェーデンも絶対影響出るわ、と半分覚悟。

案の定、17時半には出発する予定だった私たちの電車も、5時間遅れで22時半に発車。5時間遅れって(゚Д゚)

結局すごく楽しみにしてたLinköpingでのビール&ムール貝もキャンセル。ホテルに到着したのは日付を回っていました。散々なスタート。

木曜日はちょうど夏至祭イベントが始まる前日だったので、いつもより多くの人が電車を利用する予定で、影響を受けた人はすごい数になったことと思います。遅延事故の原因は、作業員が感電したことだったそうで、幸い作業員は命に別条はないものの、スウェーデン鉄道への不信感・イメージダウンは避けられないでしょう。

インスタやtwitterでは、スウェーデン在住の日本人の方も多く影響を受けていたようです。やっぱり時刻管理に優れた日本鉄道を知っている者として、スウェーデンはなぜこんなに事故・故障による遅延が頻発するのかわからない(゚Д゚)誰か教えて?

まぁそんなこんなで、Linköpingで泊まったホテルはBest Western。ほぼ素泊まり状態だったけれど、翌日の朝食はそれなりに充実してたし、部屋も清潔感があったし、立地もよかったので良いチョイスでした。

夏至祭イブの翌日金曜日。ホテルの朝食には、ニシンの酢漬けやサーモン、卵などちょっと夏至祭っぽいメニューが並んでました。

朝食のあとは、ぷらぷらと街歩き。

祝日っていうこともあり、リンショーピンの大聖堂内は誰もおらず、すごく神聖な厳かな雰囲気でした。

大聖堂内の広場では警戒心薄いリスが朝ごはん中でした。

ぷらぷら歩いていると、オープンしているカフェを発見!Café Chocolatというチョコレート専門店でしょうか。私はいちじく、パトはカルヴァドスのプラリーンを。定員さんが、これはマルメで有名なチョコレート職人が作ってて、リンショーピングではここだけしか取り扱ってないのさ〜って力説してくれました。力説するだけあって、すごい美味しかった。濃いめのカプチーノに合います。


リンショーピングは、やたらにパブが多いと感じたのは気のせい?街のいたるところにパブがあったんだけど、、、

たった数時間の滞在だったリンショーピングをあとにして、次はVadstenaに向かいます。

Vadstenaは電車が通っていないので、どっか途中の駅で下車しバスで向かいます。どこの駅だったかしら笑

このVadstena(ヴァードステーナ)という湖沿いの街には、修道院が残っており、かつて多くの修道僧(尼さん)が暮らしていました。グスタフヴァーサの時代になり、その修道院がとりあげられ、代わりに戦争で負傷した戦士たちがやってきて、彼らがボビンレースでお金を稼いだ、、、とwikiにありますがどうなんでしょうか笑

小ぢんまりとした街は、なんだかSigtunaとかYstadみたいな雰囲気?(あ、私両方とも行ったことないけれど)





夏至祭イブはあいにくのお天気。それでもお城前にある広場では夏至祭の恒例イベントが行われていました。


ランチはAbborreという白身魚を。


湖沿いのカフェに寄ったりして。


その日は、湖に沈む夕焼けを見たかったのだけど、あいにくの土砂降り!
毎年天気が悪いと評判の夏至祭だけど、今年はとくにひどかったような気がします。
なので、適当に中華をテイクアウトして(すごい美味しかった笑)、ホテルの部屋でゆっくりぼけーっと過ごした夏至祭イブでした。

泊まったホテルは 27 ans nattologiというところ。なんとオーナーさんは3年前にベクショーから引っ越してきた方。

古い3階建ての一軒家を購入し、自宅兼ホテル、なのかな?まだまだリノベーション途中みたいだったけれど、チャーミングで可愛いホテルでした。

湖も修道院もお城も徒歩圏内!



可愛い!部屋に入った途端、わぁ!ってなった。
雨でどこにも行けなかったけれど、持ち込んだロゼを飲みながら、テレビをみたり、昔の写真を見返したり、いろいろバカな話をしたりと久しぶりにパトとゆっくりする時間がもててよかったです。一緒に暮らしてても、普段は向き合って話したりする時間って減ってくるもんだしね。

ようやく晴れた土曜日は、Vadstenaをあとにしてちょっと北上、Motalaという街まで行ってみました。ここはかの有名な(?!)ヨータ運河が通る街!


風が半端なく強かった。。。ここでランチを食べて、電車にのってベクショーに帰りました。ゆっくりとした夏至祭ことりっぷでした(・∀・)

来年こそはダーラナ!

でも本音をいえば、気心しれた友人たちと、花冠なんかをかぶったりして、たくさんのお酒を飲みながらお庭でする夏至祭パーティが理想だったりもする。



余談

Vätternの周囲には、ものすごい数のキャンピングカーが泊まっているキャンプエリアがありました。いいなぁ!!!!!!!









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