15 4月 2020

卒論のこと。

今日はタイムリーな卒論について。(ほぼ愚痴です)

1月中旬から書きはじめて早3ヶ月。あと2週間で仮提出です。そして5月中旬が最終提出日。

一応タイトルは「Samband mellan parodontal sjukdom och depression hos vuxna」
軽く訳したら、「歯周病とうつ病の関連」みたいな感じの、システマティック・レビュー。男の子のクラスメイトと2人で書いてます。

このシステマティック・レビューっていう研究デザインって、医療系独特なのかな?日本の大学時代の卒論の書き方とまっっっっったく違っています。

システマティック・レビュー(litteraturöversikt)とは、「歯周病とうつ病の関連性」について書かれている論文を、手順にのっとって色んなデータベースから選び出し、選んだ研究論文を比較して、結局関連あるの?ないの?って調べるやつです。(説明能力の無さw)

なので、すでに存在している他の研究をベースにして書くので、最初は楽だと思っていました。だって、誰かにインタビューしてそれを分析したり、アンケート調査とかする必要はないし。

(コロナの影響で卒論の変更を余儀なくされた子達もたくさんいます。高齢者施設へインタビューしにいく事ができなくなったり、交換留学先のベトナムでアンケートとる予定だった子達も何もできずに帰ってきました。方法を変えなきゃいけなくて大変そうでした。気の毒。)

本当に本当に本当に恥ずかしい限りだけど、テーマや研究方法を決める際も「(どうせ学士論文レベルなのだし)なるべく書きやすくて、簡単なやつ!興味もちょっとあればよい!」

みたいなスタンスで決めたせいで、前半はなかなかうまくいかず。

いや、うまくいってたからかな?

書く事が明確だったので、卒論の進み具合が他のグループに比べて早かったので、ゼミでは毎回フィードバック(と言う名の批判)をクラスメイトから大量に受ける始末…

卒論ゼミは3ペア(計6人)です。いや、すっごく良い意見もあって、実りあるゼミの時もあったけど、しっちゃかめっちゃかに「こうした方がいい!これじゃ意味がわからない!ここ必要?!」と、毎回違うことを言われると、ストレス〜!!!!!!批判を素直に受け止められない幼稚な私〜!いや、素直に受け止めすぎるからイラつくのか?!

心の中で、(人の卒論にはこんだけ批判的に判断できるのに、君たち何も書けてないし、進んでなじゃないか)と何度思ったことか。笑

まぁ、クラスメイトからの批判はそこそこに受け止めて、Handledare(指導教官)の意見は積極的に聞いていた私たち。

指導教官は大好きな先生だけど、去年?ぐらいにようやくマスターとった若い先生で、たぶん本人もシステマティック・レビュー書いたことないんじゃ、、、という疑惑が発覚。まぁそれは仕方ないけど。

でも質問したらちゃんと返信はくれるし、良い先生です。(もっと強い押し気味な「指導」が欲しいけど、たぶんそれは文化の違い?)

というか、日本の大学時代に卒論を書いた時は、指導教官がかなり熱心な先生で、ものすごく指導されたので(例えば原稿を真っ赤になるほど直してくれたり、「これを読んでみなさい」とか参考文献をたくさん紹介してくれた)、それが基本だと思っちゃいけないですね。

ペアの子とは、たぶんうまくいっている方だと思います。ちゃんとやってくれるし、すごく書くのが早い。でも、頭が良いのか、難しく考えるタイプなのか、●は▲である、っていう内容の文を、●は、----------で、-------で、なんちゃらかんちゃら▲である。ってやたら小難しく書くので、時々バサッと消したくなる笑。(で、指導教官にも突っ込まれている)

でも言語や表現の部分で彼に物申すのがちょっと憚られるし、自分の感覚があってるのか自信がないし、人の文章を無断で書き換えるのを気にしてしまうのは自分の問題だよね。(たぶん彼は気にしないだろうけど)

こういう点で、ペアワークやグループワークで自分の意見を押し通せない、Konflikträdda(衝突が怖い)な私を感じます。よくないね。

彼の良いところは、私の語学力の不備をつつかないところ。
「何言ってるかわからない」とか「スウェーデン語では、普通こう言う」とか、ネイティブだからって上から目線じゃないし、意地悪なことを言ってきません。(そんな人いないかw)ビデオチャットで相談してても、私が何言ってるかわかんないこともたくさんあるだろうに、そこで揚げ足取らずに、ちゃんと対等に扱ってくれているな、と感じます。

そしてポスク休暇明けに、ゼミがあったんですが、やっぱりビデオ(Zoom)経由のゼミは嫌い〜

1人の子のネット環境がよくないのか、彼女のスピーカーが頻繁にエコーかかって、時々めちゃくちゃになります。彼女がいなければたぶんかなりスムーズ!でも誰も突っ込まないのはなぜー!

前のポストで、コロナの影響は少ないって書いたけど、いや、少ないけども、やっぱりゼミがオンライン上っていうのはすっごく難しい。普通のゼミでさえ、語学的に不利なのにすごくやりにくい。

あと2週間で、「Resultat(結果)」の手直しと「Diskussion(議論)」を文章化すること。たーーぶん大丈夫。

たかが学士論文だし、難しく考えずにそこそこ頑張ろう〜ってゆるい気持ちでやっていますが、こう思うのって結構大事な気がする。。。

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