っていう表現は、スウェーデン語を勉強してると、Hejやtackの次ぐらいに出くわす重要表現のような気がします。
そんぐらいfikaという単語が日常に溢れているスウェーデン。
カフェで働いていたり、いろんなカフェでお茶したりして思ったのは、スウェーデンと日本とのスウィーツへの趣向の違いです。
日本で一般的に好まれるのは、ふっわふっわのスポンジケーキ。
一方で、こちら(田舎スモーランド)では、がっつり重くて、ねっとり系のケーキが好きな人が多いような気がします。あと、レモン風味がけっこう人気。(甘いケーキを食べても、さっぱり風味のレモン味だと、罪悪感も減少するため?とか思ったり)あとメレンゲ系!私はネチネチした食感があまり得意ではないけれど。
そんなカフェのスウィーツ、いろんな定番をまとめてみました。
Tårta/bakelse(ケーキ)系
Prinsesstårta(プリンセストータ)
:カラフルなマジパンがかぶさった、誕生日によく食べられるケーキ。重い。
画像 |
:焼いたメレンゲに生クリームの缶詰のミカンをはさんでクルクル巻きます。簡単。
Napoleonbakelse(ナポレオンケーキ)
:ミルフィーユっぽい感じ。一番好きかも。
画像 |
黒い森ケーキ。パリパリチョコがケーキの周りを囲っている。
説明を追加 |
これら以外にも、チーズケーキやパイ系ももちろんあったりします。
そしておしゃれな今時風カフェに行くと、もっと繊細で美しいケーキたちがいっぱいありますよ。エクレア〜とかムース〜とか。
基本、こちらのケーキって「ベリーのケーキ」とか「洋梨のケーキ」とか「バナナのケーキ」とか「いちごのケーキ」とか、名前がダイレクトですよね。
このサイトみてみてね。いろんなケーキのレシピがのっています。
Kaka(複数形kakor)系(粉物ケーキやクッキー系?)
Tiger kaka(ティーゲルカーカ)
:直訳したら虎ケーキなんですけど、そう、マーブルケーキ。虎の模様に見えるのかな?
Toscakaka(トスカカーカ)
:スポンジケーキがキャラメライズされたアーモンドスライスでコーティングされてて(ボキャ貧)、めっちゃ甘いけどすごく好き。でもバターの使用量がえげつなくて自分じゃつくれない。
画像 |
:マジパンたっぷりのケーキ。老若男女に人気。上部には、レモン風味のアイシング。
画像 |
Morotskaka(モーロッツカーカ)
:人参ケーキ。人参たっぷり、シナモン風味のケーキ。
四角形にカットされているのが多いかな。個人的に甘さ控えめでけっこう好き。
画像 |
これら以外にも、småkakorと言われる、コーヒーにとってもよく合うクッキー系茶菓子も私は大好きです。
Bondkaka (ボンドカーカ・田舎クッキー)
小麦粉に、バターに、シロップ、たまにアーモンドの簡単素朴クッキー。
画像 |
いろんなタイプがあるけれど、とりあえず斜めにカットされてるクッキー。
キャラメル(kola)とかチョコレートとか。
画像 |
:クッキー生地の真ん中にラズベリーのジャムが入ってるクッキー。すごい好き。
画像 |
Havrekaka (ハーヴレカーカ・オートミールクッキー)
:オートミールたっぷりのざっくざっく系クッキー。
あとはパトがたまに焼いているネチャネチャ系クッキー、Havreflarn。オートミールにたっぷりのバターと砂糖でキャラメルっぽくした平たいクッキー。虫歯になりそうです笑
画像 |
こんな感じでしょうか。
いろいろ焼いてみたいんだけど、なんせアラサー二人暮らしだと消費が間に合わない。しかも私は万年ダイエッターなので、どうも菓子作りにどっぷり浸かれません。家にあったら食べちゃうし。
また、季節によってカフェに並ぶメニューもちょっと変わるようで、夏至祭の頃にはシーズンのイチゴをたっぷりつかったケーキをよく見かけるようになり、冬になるとサフラン風味のペストリー系がグッと増えて、クリスマス前はLussekatt、2月ごろはセムラだったり。秋は、、、なんかあるっけ?
今の時期はルバーブ。酸味があるけど、スウェーデン人でルバーブ好きな人多い気がします。(私は酸っぱいの苦手)
パトの焼いたぐちゃぐちゃルバーブパイ。(これはパイなのか?クランブル?) 焼きたてとバニラアイスを一緒に食べます。 |
家デザートとして忘れてならないのが、Marängsviss (marängsuisse) と呼ばれるカロリーボンバー。
バニラアイスとホイップしたたっぷりの生クリームを混ぜたものに、バナナと焼きメレンゲを加え、チョコレートソースをたっぷりかえていただきます。
書いただけで胸焼けしそう。。。
でも結構お目にかかる機会は多い。胃を鍛えなきゃ。
夏はいろいろ焼いてみたいなぁ〜
0 件のコメント:
コメントを投稿