ってよく受ける質問ですが、確かに南スウェーデンでも、5月6月は23時頃まで薄暗く、夏至日のころには、12時を過ぎても西の空はぼんやりと明るいです。これを「白夜」と名付けていいのかわからないけれど、私は「ホンモノ」の白夜というものをいつか体験してみたい!!!!とずっと思っていました。
白夜、白い夜ってどういう感じなんだろう。
そんな思いを抱いていた北欧生活4回目の今夏ついに、一年で一番日が長い夏至頃にかけて、北スウェーデンへ行くことに決めました!!
行き先は、キールナ(Kiruna)でもアビスコ国立公園でもなく、北スウェーデンの中核都市、ルレオ(Luleå)。ここにはfacebookのサーバーがあります!
例えば夏のスウェーデン北部旅行の定番、アビスコ国立公園で、大自然・白夜のなかでトレッキング旅行なんて、とってもロマンチックで魅力的だけど、そこまで自然志向ではないうえ、アウトドア初心者以下のうちらは無理なので、都市のホテルに宿泊することに^^;
あらためて地図をみると、縦に長いスウェーデンは、首都ストックホルムでさえまだ真ん中より南。
矢印のルレオ、めっちゃ北ですね〜 |
稚内から沖縄までみると、日本の方が縦に長いですね。日本って以外と大きい。。。
話がそれちゃったけれど、そんな未知の世界「スウェーデン北部」には、ストックホルムから寝台列車で向かいます。
この電車は、ウプサラ(Uppsala)スンツヴァル(Sundsvall)と通り、ボーデン(Boden)から東のルレオ(Luleå)へ。その後、電車はまたBodenへ戻り、キルナやアビスコを経由し、ノルウェーのナーヴィック(Narvik)が終点です。
今回の旅行、飛行機ではなく寝台列車を選んだ理由は、近年は格安航空の台頭によって、夜行列車の利用者が減っており、近々縮小されると噂で聞いたから。近い将来、欧州の夜行列車は衰退してしまうかも?!
そんなのつまらない!!!(゚Д゚)!!
と、時間も体力もある今のうちに寝台列車で北上してみようということになりました。
SJの夜行列車(Nattåg)は、3種類の寝台タイプがあります。
プチスウェ語講座☆寝台車(liggvagn・sovvagn)車室(Kupé)
6人部屋(男女別又はミックス)と、3人部屋(男女別)と、シャワーも完備されたファーストクラス。
2人旅行で貸し切りにしたいけれど、ファースクラスは高い!!という場合は、3人部屋を2人で貸し切りにすることもできます。
画像リンク |
価格はだいたい6人部屋で700kr(8400円※きゃー超円高!!)、3人部屋で1000kr(12,000円)、ファーストクラスだと1700kr(20,400円)ぐらいでしょうか。
日本の寝台列車より割高?
寝台車以外にも、格安の普通座席の車両もあります。12時間の列車の旅を、普通座席で乗り越える強者もけっこういました。
私たちは2人で3人部屋を貸し切りに。 |
共同シャワー室もあります。 |
夕方16時にストックホルムを出発し、翌日6時半にルレオに到着する約14時間の旅。
ビストロ車でビールを飲んだり、車窓から自然を眺めていたり、酔っぱらったフィンラン人若者がちょっと怖かった以外は、とっても快適でした。
世界の車窓から〜 |
しかし、ここはさすがSJ!!18時頃、Gävleを過ぎた頃に急停車。そしたら、なんとエンジントラブルとのこと。Loketという牽引車両(また新しい単語覚えた笑)が故障したらしく、けっこう粘ったけれど、結局Gävleに引き返し、ストックホルムから新たなLoketを待ちます、とアナウンスが。
結局21時半に再出発!いきなり3時間半の遅れで再出発です。
いやーSJ、さすがというかなんというか。
結局、ルレオに到着したのは9時半ごろでした。
でも、到着予定の6時半より9時半に到着してもらって私たちには逆に良かったし、無料の朝食もふるまわれたので結果ラッキーでした。しかもどうやら切符代も半額返ってくるらしい?
帰りは問題なく予定時刻どおりでした。
前回のデュッセルドルフの件でもそうですが、スウェーデンをはじめ欧州旅行は、こういった交通トラブルはつきもの。なので、時間ギリギリに予定を組むと痛い目にあう可能性があります。
なにはともあれ、初めての寝台列車inスウェーデンは、予想以上に快適で快眠できたし、とっても楽しかったです。またいつか利用してみたいです。
つぎは、ルレオでの夏至祭編\(^▽^)/
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