08 6月 2016

夏期休暇(セメスター)がやってくる。



そろそろプログラミング練習用に、何かドメインを取得したいのだけど
しっくりくるドメイン名が思い浮かばない。。。

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6月も中旬に入り、再来週には夏至を迎えます。
この時期(いや、3月ぐらいから)のホットな話題といったら「セメスター」。

長い長ーい夏期休暇がやってきます。

夏期休暇は、一般的に6月から8月にかけて取得するのが一般的なので、
この時期に、各機関の担当者に問合せをすると

「彼女/彼は今セメスター中でいません。」

といわれたり、メールをしても

「今セメスター中なので、◎日になったら戻ります」

みたいな自動返信メールが返ってきたります。




詳しい法律についてはわかりませんが、とりあえず

労働協約(Kollektivavtal)に則っている職場では、
原則として25日間の有給休暇が認められます。

各職場や各機関、コミューンによって変わってくるので、
人によっては、毎年25日以上の有給休暇を取得している場合もあります。

例えば、コミューンに勤務するパトは、25日の有休があるので
毎年だいたい、夏に4週間取得し、冬に1週間取得する感じです。
(しかも、満40歳になったら、31日にふえるんだって。)

また国立機関に勤めている友人の一人は、毎年30日の有休があります。

有給ですよ?有給休暇ですよ?

しかも、なぜかセメスター中の給料は、通常より一定額上乗せされます。

なぜ?(゚Д゚)?

きっと小難しい法律が適応されているんだと思いますが、
周囲に理由を聞いてみたら、

「セメスター中には、お金がかかるからじゃない?アイス買ったり(・∀・)」

と、くだらない答えをいただきました。(ようは彼らもよく知らない)

ただ、有休がもらえるのは固定月給制(månadeslön)で働いている場合に限ります。

私のように時給制(timlön)で働いている場合は、有休はもらえません。(´・ω・`)

でも!!!!!!!!!!!!!!!!

ここがスウェーデンの素晴らしいところ。

semesterersättning(年次休暇補償手当、というらしい。参考)」

というのが、毎月の給料に上乗せされます。

その額、月給の12.8%
これは固定だと思います。前の職場でも12.8%でした。

例えば、5月に15,000クローナの月給があったとしたら、
15,000×0,128の1,920クローナが上乗せ。

6月は10,000クローナだとしたら、1,280クローナの上乗せ。

なかなか太っ腹じゃないですか?!

ただ、職場が「Kollektivavtal」に則っている場合です!
時給制の職場では、これに則ってない職場も多いです。

時給制で働いても、固定月給制で働いても、
またはフルタイムで働いても、パートタイムで働いても、
同程度の権利を享受できるスウェーデンの制度は、
いろんな人生観や、生き方、生活の状況によって
フレキシブルに雇用形態を選べるので、とてもよいと思います。

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スモーランド空港からは、この夏期休暇の時期にあわせて

スペインのアリカンテやマヨルカ島、ギリシャのクレタ島、ロドス島、クロアチアのスプリット、イタリアのサルディーニャ島やあとはキプロスとかチェコとかドイツとか、、、

小さな地方都市にある空港からでも、ばりばりリゾート地に直行便を飛ばしています!

私たちは、今年は珍しく早めにセメスター計画済みです。

両親が、初めてはるばるスウェーデンまでくるので、
ストックホルムから、アムステルダム、ベルリン、チェコ、コペンハーゲンとプチ周遊してきます!

父親は定年しているから何日でも来れるけれど、
母親はまだ現役で働いているのに、2週間も休暇を取得したことが驚きです。

取得できるんじゃん、今までなんで取ってなかったの(゚Д゚)

楽しい夏になりますように!


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