私が暮らす南スウェーデン、スモーランドにあるKronoberg県では、先週と今週と2週続けて「MAT」という食をテーマにしたイベントが県内で催されていました。
イベントらしいイベントがほぼないこのエリアでは貴重な年1のイベント!
今年は2週続けてかるーく参加してみました。
先週は、街中で直売所マーケットが出ていたのでお買い物。
芝生エリアでは、 スーパーとかで余った食材?を使ったビュッフェが 市主催で70krで提供されていました。 |
手作りピザコンテストとか。 |
直売所では、Isterbandと呼ばれる、豚肉に大麦、じゃがいもなどでカサ増しされた脂たっぷりなソーセージと、しいたけ、3本のトニックウォーターを購入。
椎茸が100g 13krという破格の値段でした。 |
トニックウォーターは、Kvarngrårdens bryggeriというスモーランド地方の地ビール醸造所のもの。ここが出してるRedig APAが私はずっと大ファンだったけど、今はお酒が飲めないので、代わりにトニックウォーター。全部試したけど(もちろんジン無しでw)、すごく…複雑なトニックでした笑 どれかは檜風呂みたいな味がした。
創業70年以上になる、Lammhultにある家族経営のお肉屋さんから買ったIsterband。
これがとっても美味しかった!かなり脂っぽいけど、それがクセになる感じ!Isterbandって数少ないスウェーデン料理の一つ、だよね?貴重な肉に、麦とかじゃがいも、ラードを継ぎ足してソーセージをカサ増しした、かつての貧乏だったスウェーデン国民の涙ぐましい努力の結果が垣間見れる食べ物だと思うんですけど。言い過ぎ?
今まで食べたIsterbandはかなりしょっぱいイメージであんまり好きじゃなかったけど、ここのはまた買いたい!
そして翌週は、隣町に新しくできたらしい小さなローカルなレストランへ。
ここは平日しか開いてないようで、こういうイベントに合わせて土日もオープンしてくれるとウチらも行けるので嬉しい!
このレストランで食べた、スモークされた地元産の豚肉。 豚肉もほろほろで美味しかったけど、 付け合わせのキャベツサラダがレモン風味で美味しかった。これは真似したい! |
ランチの後に、帰り道にある酪農場へ。
この牛さんマークが目印。 |
ここで飼育されている乳牛からの生乳を使ったアイス(蜂蜜味が絶品だった)と、これまたスウェーデン代表料理のOstkakaを購入。Ostkaka(オストカーカ)を直訳したらチーズケーキだけど、味は全然チーズケーキじゃないやつね。
今回はサフラン味を買ってみました。日本人の間では賛否分かれるけど、私はオストカーカはけっこう好き!でもやっぱりスーパーで売っているものより、酪農家から直接買ったオストカーカが桁違いに美味しいと思うの。今回買ったサフラン味も、初めて食べる味で美味しかったので、またクリスマスシーズンに買いに行きたいな。
このMATのイベントのおかげで、今まで聞いたこともなかったクロノベリー県内の小さな直売所、カフェ、レストランといった情報を得られたので、行きたいところリストが一気に増えました。県内だから遠くても1時間ぐらいで行けるし、良いおでかけ先候補!
せっかく田舎に住んでいるので、できるだけ地のモノを買って、少しでも地産地消に貢献したいな。
おまけ。
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