25 5月 2020

卒論提出&Opponentセミ。

さてさて、3年間の集大成とも言える卒論、無事に終わりましたー!

(卒論の途中経過についてのポスト→卒論のこと。

5月の中旬に卒論を提出し、今日はopponentという卒論発表会がありました。Zoomベースでね。

このOpponentセミ、卒論発表会といっても自分たちが書いた卒論を発表するわけではありません。私たちが、他の子達が書いた卒論を要約して、人の卒論の内容に物申す感じ?

スウェーデンの大学でも、大学や学部によってまちまちだと思うけど、歯科衛生士プログラムでのopponentの流れはこういう感じでした↓


  1. 論文執筆者が、最大5分で自分たちの論文で気づいた点をコメントする。(大抵は、「ところどころでスペルミスや時制ミスがあるかもしれないけど、特にコメントはありません」って言う)
  2. 30分のopponentスタート。最初にopponentの学生ペアが、対象論文の短い要約をパワーポイントを使って発表し、その後に、その論文の良い点、改善すべき点、よくわからない点などをピックアップして、そのコメントに対して卒論執筆者がディフェスンスする。
  3. 15分のopponent 2がスタート。別のペアが、最初のOpponentで取り上げられなかった部分を指摘する。それか他の聴衆者からの質問に答える。
  4. Opponent終了。先生のコメント。


私たちのOpponentの相手は、クラスで一番仲良くしてくれた女の子ペアが書いた論文でした。ちょうどよい量&質、私たちと同じシステマティック・レビューの論文デザインで、テーマは「歯科恐怖症」。読むのも面白かったし、かなりやりやすいopponentでした。議論も盛り上がって、自分で言うのもなんですが、なかなかよいOponentだったと思います。

ただ、私たちのförsvar(自己防衛)の時はちょっと消化不良でした。
私たちの論文をopponentしてくれた子達の質問・意見の内容が、「????」な部分が多く、期待していた「議論」とは程遠い感じでした。というのも、指摘された内容がsmaksak=個人の好みによることが殆どでした。論文の内容というよりは、言葉選びの指摘だったり。もちろん、大切な指摘もあったけど、うーん、、、と言う感じでした。

まぁでも!
Oponentセミ自体は合格したので、あとは今回のゼミ&試験監督の意見を踏まえて少々手直しした卒論最終バージョンを提出すれば終わりかな。試験監督のコメントや、今日の感じからいくと、卒論は間違いなく合格&悪くても成績はCをもらえると思うので一安心です。

私たちの卒論テーマは「Kartläggning av depression och parodontal sjukdom hos vuxna - En litteraturöversikt」。13の論文をベースにしたシステマティック・レビューで、うつ病と歯周炎・歯周病の関連性について調査しました。表紙や目次、付録も全て含めると30ページ、スウェーデン語で計1万語ちょっとになりました。学位論文としては、平均的な量かな。

それにしても、表現力の高いネイティブ&考えが似てる子と一緒に書けて本当に良かったです。うまく考えがまとまらないストレスはあったけど、想像していた以上にペアワークはうまくいきました。あとコロナのせいで卒論はすべてオンラインベースだったけど、全く支障なし。今日のゼミもZoom経由で心配したけど、まぁ事前に準備しておけばオンラインゼミでもなんとかなるかな。もちろん、「何の話???」というところはちょいちょいあったけど笑


卒論は終わったのに、まだ大学は終わりません!!!
別コースのレポート提出と2つのゼミが残っています。これが終われば、、、終わり?!卒業?!いよいよだーーー!!!!!!





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