30 8月 2019

欧州旅行備忘録。パリ!パリ!パリ!!

・旅行日程・

3日(土)・ベクショーからマルメ空港へ移動。マルメからポーランド・クラクフへ
4日(日)・アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所見学
5日(月)・クラクフからパリ、シャルル・ド・ゴール空港へ
6日(火)・パリ観光(エッフェル塔、ベルサイユ、モンマルトル、セーヌ川遊覧船巡り)
7日(水)・パリ観光
8日(木)・パリからブリュッセルへ
9日(金)・ブリュッセルからアムステルダム・スキポール空港、そしてベクショーへ。

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さぁ、パリ!華の都パリ!
結論からいうと、

めっっっっっちゃ良かったです、パリ(倒置法)。

スウェーデンに帰ってきてからも「あぁ、またパリ行きたい…」ってパトとずっと言っています。

さすが世界一観光客が多い街!(たぶん)
人を惹きつける見えざる気でも出てるんじゃないですか?!

何が良かったかと聞かれても、コレ!とはすぐに答えられないけど、なんかなんとなく良かったです笑

さー備忘録。

6日(火)は、朝一でエッフェル塔へ。
※火曜日はルーブル美術館が休館日なので、この日は美術館巡り以外の事をしました。

エッフェル塔に登るよりは、エッフェル塔のある景色を凱旋門から見た方がいいと思ってチケットを買ってなかったんですが、念のために旅行数週間前に両親に聞いたら「ぜひ登りたい!」と。

その時には、残念ながらすでに最上階サミットまでいけるエレベーターは完全売り切れ。
でも幸いなことに、2階展望台まで階段で登るチケットはあったので、朝一番の9時に予約しました。うーん、2階で十分満足だったよ!!

チケット代は、二階展望台まで階段利用だと10ユーロ。それがエレベーターになると16ユーロになります。頂上の展望台までは25ユーロ。でもこれはすぐ売り切れる…

あと、エッフェル塔も、その後に行ったいろんな美術館も、パリはほぼ全ての観光施設で荷物チェックがありました。空港のセキュリティチェックさながらです。

9時ちょっと過ぎに着いたら、セキュリティチェックの前に少し列ができていたけどそこまで長くなかったかな。セキュリティチェックを過ぎると、どどん!とエッフェル塔の真下に。迫力ーカッコ良い!



そこから塔への入り口は、階段利用者、エレベーター利用者に別れているけれど、9時ぐらいの階段利用者レーンの当日券売り場はそこまで並んでなかったよ。まぁ列はできていたけれど、私たちは時間指定の予約チケットを見せると、別レーンで簡単に入れました。そしてそこでもまたセキュリティチェック。

私たちはエレベーターでなく、階段で登りますヨ!私たちも60オーバーの両親も、全然余裕でしたが、でも曇りの日で良かった。これで天気良い日、ましてや熱波が来てた40度ぐらいの日だったら干からびてたかも笑

健康な人ならエレベーターより階段で登る方が、鉄筋の骨組みなどもゆっくり間近で見れるので楽しいと思う!
ヤッホー!
あと、アイスが売ってる第一展望台の広場でゆっくりするより、なるべく早く第二展望台まで登った方が、朝早くは人が少ないので景色もみやすいし、写真が撮りやすい!10時を過ぎた頃になると、第二展望台はすごい人でした。
セーヌ川。右手奥にモンマルトルの丘、かな?

スマホで撮ってみたパノラマビュー。
昔のテレビ番組で見たんですが、エッフェル塔を建築したエッフェルさんの子孫に嫁いだ日本人の方がいらっしゃるらしいですよ。

さて、エッフェル塔を降りて、手前の広場に向かいます。みんながこういう↓写真を撮ってる場所ね。

ウェディングフォトを撮ってるカップルが数組いました!

背景が曇天なのが残念。

あとエッフェル塔を出たら、お土産売りの黒人の男の子達がすっごく集まっていました。「コンニチワーニーハオ!」という言葉を投げかけられて、なんだか昔カンボジアに行った時に小さな子どもに「オネエサンキレイ!カワイイ!ヤスイ!アリガトウ!」って片言の日本語でお土産を買えと迫られた事を思い出しました。

ナイーブな母は「あの子達、お土産が売れなかったら今夜ご飯も食べれないのかしら…」とか言ってたけど、そんなことはないでしょ。警察車が来たら蜘蛛の子を散らすようにお土産をまとめて逃げてったけど、あれって違法商売なのかな?

でも結構買ってる観光客の人もいて、母親一安心。笑

そうそう、パリではトラベルパスというチケットを買って、主に地下鉄とバスで移動しました。これ、1−3ゾーンの3日間有効のチケットで1人26ユーロ。事前に下調べした時に、パリではどこからでもエッフェル塔が見えるから、近いと思って歩いても、結構遠いから注意!と出てましたが本当にその通り!笑

とかなんとか言っても、私はパトに着いていくだけだったんですが笑、鉄オタのパト曰く、パリの地下鉄システムは東京の地下鉄をだいぶシンプルにした感じで、すっごく簡単と言ってました。

チケットは、どの駅にもある自動販売機で買えるかと思ったけど、なぜかスウェーデンのカードでは支払いができなかったので、私たちは窓口で買いました。窓口のお兄さんも親切にチケットの種類を説明してくれたよ〜あとそこら中に、夏バイトらしき若者が黄色いベスト(ストライキ集団とは違うベストね笑)を着て、交通案内のお手伝いをしていました。



エッフェル塔を後にして、ランチは予約しておいたレストランへ。

Les Fables De La Fontaine、というミシュラン一つ星のレストラン。 エッフェル塔から歩いてすぐのとこにあります。ロンリープラネットで、ここのランチは星付きレストランとしてはすごくリーズナブルでコスパ良し!と書いてあったので予約してみました。

せっかくのパリ、一回ぐらいはちゃんとしたレストランで食べてみたい!


3コースランチで、28ユーロ。

前菜は、メロンと生ハム、フェンネルのビネグレット。

メインは、サーモンマリネと酢飯。要は…海鮮丼?

デザートは美味しかった!
 タイミング悪く、その日のランチコースのメインが、日本食インスピレーション過ぎました!フレンチナイズに盛り付けされてるけど、要は海鮮丼!サーモン(gravlax)のマリネ具合は最高に美味しかった!でも、酢飯は絶対私がやった方が美味しいだろ!(言い過ぎ)っていうベッチャリ具合で少し残念でした…

私とパトは少し、いや、かなり不満でしたが、両親はオシャンティーなレストランでオシャンティーなランチを食べれて満足だったようです。盛り付けやテーブルセッティングに「わー!おしゃれー☆」と感動していたけれど、さすがに私はデザイン先進国北欧に(いくら田舎在住といえど)長年暮らすと目が超えるようで、両親のいう「お洒落基準」と少し差が出てきたんだなぁと感じた日でもありました笑

でもこのレストラン、店員さんもすごく愛想が良くて親切だったし、ワインは美味しかったし、星付きレストランといってもビストロっぽくてカジュアルだったので居心地も良かったし、ロンリープラネットから情報を得たのか旅行客っぽい人も多かったし、12時過ぎると満席でした。

パリ旅行中、ランチでもいいから一回は星付きレストランで食事をしたい!という事実だけ欲しい人にはリーズナブルで本当におすすめです。←言い方…笑
きっと別の日のメインコースだったらもっと感動していたんだろうな。

さて、ランチを済ました後は、ベルサイユに向かいます。ベルサイユはゾーン5に位置しているので、上記の地下鉄チケットではいけないため、別の一回券を買う必要がありますヨ。

さて、ベルサイユに着いたはいいですが、やっぱり長蛇の列!ここはミュージアムパス(後述参照)を持ってても、優先して入れない?別の時間予約制のチケットもあるみたいだけど、ミュージアムパスと組み合わせて買う方法がよくわからなくて、ベルサイユに関しては、何もチケットを準備せずに向かいましました。

そしたら、やっぱり午後はディズニーランド?!っていうぐらいの長い列。一体何時間待てばいいかもわからない上に、運悪く土砂降りの雨。どんどん雨脚も強くなってきたし、両親も「いいよ、ここに来たっていうことだけで満足」と言う事なので、潔く退散!


ベルサイユの入り口付近にも、黒人少年軍団がいて、この時は傘を売ってました。すごい売れただろうなぁ。

そしたら、ベルサイユを出た後、駅に向かう途中にはスコール並の大雨!!!!
折りたたみ傘は持っていたけど、全員びしょ濡れになりました。

いや〜良い旅の思い出です。

ベルサイユでびっしょびしょになったので、ホテルに寄ってお着替え。ダッシュで靴や上着をドライヤーで乾かして、次に向かうはモンマルトルの丘。

ここで、父親はハインリッヒ・ハイネが眠る墓地へ、ハイネの墓参りに行きたかったそうですが、なんとモンマルトル墓地は18時まで…閉館時間を調べてなかったので、30分間に合わなかった…残念。

そこからムーラン・ルージュに向かい、シャシャッと写真を撮って、サクレクール寺院へ。

中国の観光バスがたくさん到着してムーランルージュへ入って行きました。いつかは私もショーをみてみたいものだわ〜

この中に入るときも、軽い荷物チェックがあります。

晴れてきた!
時間があったら、モンマルトルの丘でまどろみたいところだったけど、この後はセーヌ川遊覧船めぐりを予定してたので、足早に退散。

モンマルトルの周りにはお土産やさんがたくさん。

私たちはお土産買うのに興味はなかったけど、やっぱり両親にとっては一生で最初で最後のパリなんだから、もっとしっかりお土産屋さんに入ってあげれば良かったなぁと反省。その後にはあんまり典型的なお土産やさんを見つけられなかった…

ここで今回の旅行、最初のイラッ!(今回の旅行では父親に対してイラッ!をたくさん感じてしまいました。今思えば小さな事だけど、家族と旅行すると揉めるっていうじゃん?)

夕飯を何しようかと決めかねていたら、横からグチグチと口を出してくる父親。何食べたい?と聞いても、なんでもいいよ、という割には私のチョイスに文句を言う、という典型的イライラパターン。私も余裕があれば、何が食べたい?だけじゃ選択肢のわからない父親は何でもいいよって言うのはわかっているので、「〇〇か、〇〇か、〇〇だったら何がいい?」って聞くようにしているけど、ここでは私も選択肢を調べてない!

私もお腹減ってイライラしてきたわ!!!の悪循環で、結局適当なバゲットを立ち食いすることにしたんですが、その頃にはイライラピークで父親を完全無視してしまいました…

バゲットを注文する時も、注文するぐらいの英語はできるくせに完全パト頼み。これにもなぜかイライラ(たぶん私、お腹減ってたんだろうな)。3年前に欧州旅行した時は、すごく楽しんで自ら英語でいろんな人に話しかけてるのをみて私も嬉しかったんですが、今回は何だか受け身な父親でした。

母親に気を使わせてしまうぐらい、ちょっと雰囲気を悪くしてしまったので反省。
(でも後で、雰囲気悪くしてごめんねってパトに謝ったら、え、何が?どこで?って言われた…気づいてなかったんかい!なんて鈍感!良い意味でKYね!)

そんなこんなで、空腹を満たし、少し余裕の出た私も気持ちを持ち直し、セーヌ川沿いに向かいます。

パリに着いてから、母親が「やっぱりセーヌ川巡りしたいわ〜☆」って言い出したので、急遽予約。(母親には優しい私)

ちょうどbooking.comからセーヌ川巡りのオファーがガンガン届いていたので、グラスシャンパン付きのチケットを予約。(Vedettes de Paris Sightseeing Cruise)

シャンパン付きで、大人1人16ユーロだったかな。

これ安くて良かっんだけど、booking.com経由で予約したらQRコードが届くのね。これで乗船できるかと思ったら、QRコードを窓口で見せて乗船券を発券してもらう必要があったの!それを知らなくて、せっかく前列付近で並んでたのに、結局乗船できたのは後の方…ベストな席に乗れなくて残念でした…

両親は外席に座ってたけど、すんごい寒かったので私とパトは船内に移動。
焼け落ちたノートルダムも見えました。
 乗船したのは21時ぐらいだったので、往路は夕焼け、復路はイルミネーションがみれて最高でした。

煌びやかな橋、ルーブル、オルセー等々、セーヌ川巡りできて良かったわ〜


到着した頃にはちょうど、シャンパンフラッシュも見れたし☆



もう22時を過ぎていたのに、エッフェル塔前のセーヌ川沿いは多くの人で溢れていました。小さな子もたくさんいたよ。

そしてホテルに戻り、私とパトは近場のキオスクみたいなとこで果物やビールといった夜食を買って部屋で休みました。

翌日はいよいよ、美術館巡り!



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