09 2月 2018

T1やっと終了。

私が通うTandhygienistprogrammet(歯科衛生士プログラム)は、三年の教育課程。

ここでは学期のことをTerminと言い、一学期目はT1、二学期目はT2と表記したりします。一年間に二学期ずつあるので、2×3年で計6Terminのプログラムです。

昨日T1最後の試験を受け、ようやくT1終了。
(試験結果はまだわかりませんが、合格はしているはず、、、)

T1のコース内容は、

Anatomi och Fysiologi grund (解剖生理学基礎)7.5 hp
Oral hälsa, introduktion (オーラルヘルス入門)7.5 hp
Medicinsk mikrobiologi (微生物学)7.5 hp
Patofysiologi och farmakologi (病態生理&薬理学)7.5 hp

の計4コースでした。

オーラルヘルスのコースをのぞき、それ以外は他のプログラムの学生(看護師プログラムや、放射線看護師?、作業療法士プログラム等)との合同で、医療分野の基礎知識を学びました。

特に解剖生理学のコースでは、将来にまったく役にたたなさそうな知識の詰め込みを課された(足の筋肉や骨のラテン名を覚えたり笑)ので、私のクラスメートは不満たらたら。言いたいことはわかるけれど、もう他に道がない私は指定されたコースを淡々とこなし、卒業を目指すのみ。。。

実は歯科衛生士プログラムは長らく2年間の教育課程でしたが、最近3年間に延長され始めました。(カロリンスカとマルメ大はまだ2年間プログラム)
高齢化社会をはじめ、多様化した社会のニーズにこたえるため、医療分野に精通したプロフェッショナルを育成するため、だかなんだか言ってましたが、実際どうなんでしょうね笑

さて、T1最後のコースだったPatofysiologi och farmakologi (病態生理&薬理学)の試験は、セミナー型の口頭試験と筆記試験、2回ありました。

セミナーはそんなに堅苦しくなく、2人の患者の症例を渡されて、患者の病歴や服用薬などを考慮しながら、治療の際に何に気をつければいいのか、病気のメカニズムはなにか、その薬にはどんな副作用かあるか、を先生を交えて話し合うというものでした。

「事前に準備してくること、セミナーにアクティブに参加すること」が合格の条件だったし(易しい笑)、クラスメート達は良い意味で我が強い子はあまりおらず、参加者全員が均等に発言できるように皆が気を配り、譲り合い、非常に心地の良いセミナーでした。

今回はうまくいったけれど、これからこういう口頭型の試験が増えたらやだなぁ。あとまだちゃんとしたグループワークがなかったからいいけど、グループワークやだなぁ笑

セミナーだって、普段の講義だって、事前に予習したり復習したりすれば、問題なくちゃんと理解してついていけていると自負しています。まぁもちろん聞き逃しは多いけれど、それは復習でまかなえます。

でもどうしても追いつけないのが、表現力。

頭の中で準備していた答えを表現することは、そこまで難しくない。
でもふと疑問に思ったことを、とっさに質問したりすることは本当に難しい。

これってこういうこと?なんでこれがこうなるのか、と他の学生が授業中に気軽に質問してたり、グループで話し合うときも、私の場合は一度あたまの中で「これはこういうことじゃないかな、これは聞きたいけれど、、、あ、どうやって文章組みたればいいんだろう。あ、あの現象、スウェ語でなんだっけ」とか考えているうちに、話題はもう次へうつってしまう。質問&発言する機会を逃してしまう。

まぁ私は在住歴も長くなって、いろんなことに耐性がついたのでそんなことで落ち込むことはもうないけれど、いろいろと残念だなぁとふと思ったのです。日本語だったらもっと深く学べただろうに。。。

話題をかえて、昨日の筆記試験。
今回からデジタル試験が導入され、自分のパソコンで試験を受けれるようになりました。

めっちゃいい。

なんども書き直せれるし、書き足されるし、手は疲れないし。。。
あと採点する先生も、きったない字を解読する必要もなくなってwin-winだと思います。

これから紙と鉛筆で筆記する機会はどんどん減っていくんだろうな。でもそれに反比例して、バレットジャーナルとか流行っているから、社会って面白い。

T1は昨日終わったけれど、1月からすでにT2最初のコース(心理学)がはじまっており、さっそく来週に筆記試験があります。まったく勉強してないけど、間に合うかしら。。。

T2もちゃんとやり遂げられますように。夏休みに向けて頑張ろう。



0 件のコメント:

コメントを投稿