19 2月 2018

ゲーマーな彼と自分の心の葛藤問題。


いつものカフェへランチビュッフェをいただきに行ってきました。

この日のメインはトンカツ!

毎日がモノトーン気味な日々でも、カフェにいけばちょっとカラーになるから不思議。

____________________

さて、パートナーとのこと。

彼は日本語もできて(重要)、日本食も大好きな日本通で、そのうえスウェーデン的価値観をベースに生きていて、とことん優しく穏やかな人。

そんな彼とは、恋人/夫婦関係以上に、一番気があう親友であり、心から信頼しており、私が唯一政治ネタもゴシップネタも自己規制(själv censur)なく何でも本音で話せる相手であります。

しかーっし、

彼の唯一どうにかしてほしいのが、ゲーマーなところ。

いや、ゲーマーが悪いわけでもなく、ゲームを否定したいわけでもない。

(でも最初の方は、「ゲームは悪!バカになる!」と洗脳のように言われ続けた家庭で育ったので、アラサーになってまでテレビゲームに興じる人には、少しは偏見の目がありました。)

私はゲームはできないけれど、世の中には素晴らしいゲームがたくさんあると思っていますし、文化の一つ。

それに彼がプレイしてるオンラインゲームは、お金はかからないし趣味としてはコスパもいい。

仕事で疲れて帰ってきて、夜の数時間のゲームタイムは、彼にとってよいリフレッシュにもなるんでしょうよ。

一緒に暮らして5年、彼のゲーム熱にさんざんイライラして、なんどもなんどもなんどもなんどもetc、イラつきをぶつけてきました。

私がバイトと学校でダブルワークだった時は、バイトが休みのときでも家では宿題に追われている。その横で、ゲームされてると、別に彼が悪いわけじゃないのにイラっとしたり。。。それで何度か大げんか(というか私が爆発して冷戦状態になるだけ)もしました。

ここ一年は、私も時間的にも精神的にも余裕ができたし、ゲームに慣れたというか、人様の趣味に口を出すまいと思い、そんなに大きなイライラ大爆発はおこりませんでした。


そもそもなぜ、ゲームをしているパトにイラつくのか自分でもよくわからない。

日頃の家事は私以上によくやってくれるんだし、家でのフリータイムぐらい自分の好きなことをやればいいじゃないか。

なんで私はこんなにイライラするんだろう。(2度目)

私には彼のゲーム熱に匹敵するほどの趣味がないからだろうか。。。




そんな昨夜は久々にイライラ大爆発でした。

昨日は、カフェの帰りにロッピスヘより、2人とも一目で気に入ったテーブルを購入。

帰宅後はテーブルを設置したついでに、私は部屋をごちゃごちゃ整えはじめました。

パトが祖母から譲り受けたという、Jie gantoftaシリーズの3点。


彼がもらってきたはいいものの、どこかに飾ろうとずーーーーーっっと放置でした。

なので私が、ここはどうかなぁとか話しても、返事はなんだか上の空。
あぁ、またゲームか、と思いつつ気にせず進めていたけれど、なぜだかわからないけれど、プチッときてしまった。

(ホルモンバランスぐずれたかな?)

これ、自分がもらってきたもんでしょ?!

自分でなんとかしようって気はないのか?!

そりゃ、インテリアとか植物をかまうのは私は好きだけど、自分は部屋を心地よくしようとか模様替えしようとかする気はないのか?!!

言えば手伝ってはくれるけれど、いつも私ばっかじゃないか!!

ってか、ゲームばっかして、他に建設的な趣味はないのか?!

(私もさほど趣味はないけど、インテリアとか植物は2人にとってプラスじゃん?!)

ついでにいわせてもらうけど、映画もドラマも全部私が観たいやつばっかみて、自分から何かこれ観たいとか、提案はないのか?!!

ゲームは自分1人しか楽しめないじゃん!2人で何か楽しみたいって思わないのか?!

と、、、、、出るわ出るわ不満が。。。。笑


ここまできたらもう自分では止められず、イライラが増長するのみ。

穏やかなパトはすぐに謝ってくれるけれど、謝られてイライラがなくなるわけじゃない。


そこで、ひとまず落ち着いて、

「私は今、あなたがもらってきたものの置き場を考えていて、ゲームするのはいいけれど、タイミングっていうものがあるよね。今は手を置いて聞いて欲しかった。ちょっとイライラしたな」

なーーーーーーーーーーーーーーーーーんて言えて、建設的な仲直りができる大人な自分だったらよかったんですが、そんなことできるかよ。

一度湧き上がったイライラは縮小されず、「あれもこれもあれも、そういえばあれも!」と、負の連鎖的に彼への不満が湧き出した夜でした。

昨夜は久しぶりに冷戦状態の我が家。

今でもなぜかイライラがおさまらない。

そもそも、彼は根っからのYESマン。

つねに「何か楽しいこと」を追い求めている厄介な私が提案することには、いつも「いいねぇ!今度行ってみよ!」とノってきてくれます。

それはすっごく嬉しいし、楽しいけれど、でもたまにはあっちから何か提案されたい!と思うのはワガママなんでしょうか。

今日カフェに行ったのだって、ロッピスにいったのだって、バレンタインディナーだって、友人とのワイン試飲会だって、先週の大掃除だって、やっと観始めたBronだって、、、提案して実行イニシアチブをとったのは全部私。

もちろん私の方が交友関係広いし、SNSジャンキーだから、新しいレストラン情報やカフェ情報、テレビドラマ、映画情報等には敏感なのは仕方ない。

まぁ、SNSに時間をつぶせる時間的余裕もあるから、ともいえる。

「なにか楽しいことしたーい!」と思いはじめる閾値が、北欧育ちの彼より低いのもわかる。

もちろん私も1人でできる趣味探しをたくさんやってきた。

料理や、ベーキング、パン作りもしたし、ミシンにも手をだした。

でもそこまでハマらないし、毎日できなくね?

ベーキングにはけっこうハマったけれど、2人で食べきれる量って決まってるし、太るし、それにこれもパトは恩恵を受けてるよね。

ってか、趣味なのに「恩恵」とか「不平等」って思っている時点でおかしいのは百も承知なんだけれど、合理的に説明できないのが、心理というもの。


パトの趣味が料理ならいいのに、パン作りならいいのに、家具作りならいいのに、野菜作りならいいのに、整理整頓ならいいのに、写真だったらいいのに、、、、

と、何かしら自分も恩恵を受けれそうな趣味を相手に求めてしまうダメな人間です。

だって、ゲームってさぁ。。。

白状すると、やっぱり幼少期からブレインウォッシュされてた「ゲームをする大人なんて。。。」っていう考えがちょっとはあると思う。

アラサーにもなってそこまでゲームする人間ってどうよ?!?!

ってSNSどっぷりの自分のことは棚にあげて、相手を批判するって本当最低。

わかってはいるんだけれど、「私ガーガー」「私バッカバッカ」モンスターになりつつあります。反省反省。

それでも、学生時代はあんなに本を読んでた知的な彼(元図書館員)はどこへいってしまったのか。

人のふり見て我がふり直せ、だけれども。

0 件のコメント:

コメントを投稿