こちらの大学は学期制です。
(半年ごとに1タームと区切られており、3年間のプログラムだったら6タームで終了)
秋から始めた私は、まだまだ1ターム目。あと5ターム残っています。まーだまだ笑
8月下旬から2ヶ月ほどは、
Anatomi och fysiologi (解剖生理学) 7.5 hp
Oral hälsa, introduktion (口腔健康学基礎) 7.5 hp
普通1コースはフルタイムのペースで五週間で終わるんですが、この2コースは50%ずつだったので、2コース同時進行で計100%で10週間のコース履修でした。
両試験が10月下旬から11月の始めにありましたが、結果は両方とも合格\(^▽^)/
解剖は結構できたと思ったのに成績はC。
口腔のほうは結構ミスったと思ったのに成績はB。
人生そんなものだ。。。
何が驚いたかって、両試験とも6割の学生が不合格で追試。。。6割って(゚Д゚)
一緒に勉強していた子も普通に落ちていたので本当にびっくりです。え、一緒に勉強してた時はできてたじゃん。。。と若干気まずいです。
解剖生理学も口腔健康学も(日本人が得意と言われる)暗記系だったからかなぁ。まぁ私の無駄に長い学生経験の賜物かなぁ。
でも採点はすごく易しいです。ラテン語名などは少々スペルを間違えても減点されません。すごい助かった!
そして11月は、
Medicinsk mikrobiologi(微生物学)7.5 hp
5週間のフルタイムのコースだったので、本当にあっという間に終わりました。
ひたすら細菌やウィルスや寄生虫をやっていたので、ちょっと潔癖気味になりました。ドアノブとかもうあまり握りたくない。。。手洗いうがいをしないと落ち着かない。人混みにいきたくない。等々。
でもこのコース、とても勉強になりました。
グループ実験もあり、いろんな細菌を観察したり(すんごい臭い)、手洗い前、手洗い後、アルコール消毒後の手の清潔度をチェックしたり。石鹸と水で丁寧に洗うだけで、だいぶ細菌はいなくなるので手洗いうがいって本当大事。
また抗生物質の乱用によって生じる耐性菌の問題。恥ずかしながらこれ関連のニュースなんてまったくスルーだったけれど、世界中で大きな問題になっている耐性菌。抗生物質の多用は考えなければならない問題です。まぁスウェーデンで抗生物質もらう機会なんてほとんどないけれど。
あと怖いのが、「グローバル化」したスウェーデン社会ではいろいろな病気に感染するリスクがあるということ。例えば、結核がまだまだ蔓延しているアフリカからの移民も多いので、移民自身も結核に感染していることに気づかずにそのまま過ごしてたり。気づかぬうちに結核に感染していた病院関係者の方も一定数いるそうです。
これも筆記試験でしたが、手応え的にたぶん合格はしていると思います。
Cとれたら嬉しいなぁ。。。
そして今週から今学期最後のコースが始まりました。
patofysiologi och farmakologi (病態生理学と薬理学) 7.5 hp
クリスマス休暇を挟んで1月末までのコース。クリスマスとお正月はちゃんと楽しみたいので、今のうちにしっかり勉強しておきたいんですが、やる気がお出かけ中です。はやく帰っておいでー!
今学期の4コースは必須科目になっていて、一年が終わるうちに4コースすべてに合格していないと2年目に進めません。
1月から始まる2ターム目は、
心理学と口腔健康学、論文?の3コースになります。どんどんグループワークが増えるそうでイヤだなぁ。。。
論文のコースは、おそらく学士論文を書く下積み的なコースだと思うけれど、私の取得済み単位(卒論とか)を互換してもらえないかしら。でも日本だし、社会科学だし、医療にまったくかぶっていないからダメかなぁ。
今年の授業もあと1週間。
9月からあっという間だったなぁ。クラスへの愚痴はいろいろあるけれど、気持ちの部分を文章化するほど元気じゃないのでまた今後。
日本で楽しめるように、気を引き締めて頑張ります。
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