16 5月 2016

今日のスウェーデン語:20代で、将来の家族を選ぶことの重要性。

今日のスウェーデン語。

De har vuxit ifrån varandra.

(彼らは、お互いの価値観や生き方、目指すものが変わってしまった。)

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つい先月、パトの大学時代の同級生カップルが、都市部からベクショーに戻ってきました。

私は彼女たちと直接的な友人ではないので下記すべて伝聞&想像だけど、
二人とも都市部での生活に満足したのをきっかけに、ベクショーに戻ることを意識したそう。

そして、二人とも運良く仕事(しかも同じ職場)もアパートも見つけ、いざ引っ越し。

そしてこのあいだ、彼らの引っ越しパーティから帰ってきたパトの衝撃的な一言。

「あの二人、別れたんだって(´・ω・`)」

私「は?!(゚Д゚)」

同じ職場の仕事をみつけ、同じアパート(幸い賃貸だけど)で暮らしていこうとしている二人が別れるなんて何があったんでしょう。

もうビックリ。

よくよく聞いてみると、彼は25歳、彼女は29歳。
大学時代からずっと5〜6年付き合ってきたけれど、とうとう彼女が彼に三下り半をつきつけたらしい。女強し!

まー本当のところ、何か事件がおこったとか、何が原因だったかなんて、本人たちのみが知るところだから、詳しくはわからないけれど、そういった時に使える便利なスウェ語表現。

De har vuxit ifrån varandra.

人間は変わっていくものだし、特に20代は変化も大きい10年間。

学生の頃は同じ領域で、似たような価値観で生きていたパートナー同士も、
社会に出て、いろんな人に出会って、いろんなことを学んで、
人生に対する考えとか価値観とかは常に変化していくもの。

そういった中で、多くの場合はお互い妥協点を探していくんだろうな。

彼女に素敵な彼がすぐあらわれますように。
彼がふられた自分を反省して、自己成長に努めますように。(上からw)

この話に関連して、おすすめのTEDトーク。

メグ・ジェイ
30歳は昔の20歳じゃありません


これを見たときはかなり焦りました。笑

私は今の30代は、一世代前の20代と同じようなものだろうと思っていたからです。

晩婚も普通になったし、私はちょい遅れ気味だけど、スウェーデンでは20代後半から30歳にかけて、自分のキャリアをスタートする人も多いし。

そんな風に考えていた20代半ばに出会った彼女の一言。

「20代のうちは好きなことをすればいい!30代だってまだ若いのだから?!でも、そんな発想は間違っている!!!!!」

。。。。。そうですよね。

彼女は、スピーチのなかで「将来の家族を選ぶこと」の重要性を説いています。

親や産まれた家族は選ぶことができないけれど、将来の自分のパートナーは自分で選ぶことができる。

相手とどんな関係で、理想の家族像、どんな風に生きていきたいかというのを明確にしておくことは大事なことだな、と思います。

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