01 11月 2020

スウェーデンで歯科衛生士として働くには?

今日から11月。日本はこれからが紅葉本番らしいですが、スウェーデンはもう紅葉も終わりかけ。色とりどりだった木々も葉を落とし、いよいよ暗い冬がやってくるぞ、って感じ。




今日は、「スウェーデンで歯科衛生士になるには?」というテーマについてちょっとだけ書いてみたいと思います。

私はTwitterをやっているんですが、そこで2、3回ほど日本の歯科衛生士さんから「どうやったらスウェーデンで働けますか?/留学できますか?」という質問のDMをいただいたことがあります。留学に関してはよく知りませんが、個人的にも日本の歯科衛生士さんがスウェーデンでも働けるのか興味もあったので、簡単に調べてみました。

社会庁(Socialstyrelsen)のHPによると、EU/EES圏外(=日本)で歯科衛生士教育を受けた者でも、スウェーデンで一から大学に入り直す必要はなく、スウェーデンの衛生士免許への書き換えの道があるようです。

社会庁のHPを参考に、手書きでチャート図を書いてみました。



社会庁によると、スウェーデンに居住していなくても(=パーソナルナンバーがなくても)、免許の申請は開始できるようです。近々スウェーデンに引っ越す予定がある衛生士さんは、日本にいる間から、卒業した衛生士学校の書類等を揃えて、社会庁に審査申請をしておくと時間の短縮になるかも。

あと、上記図では「⑤免許申請」までに一定のスウェ語をクリアしておく必要がある、となっているけど、②の段階で試験はスウェーデン語なので、スウェーデン語勉強はできるだけ早く始めておいた方が良さそうです。

日本で看護士免許をお持ちの方で、こちらの看護士免許も補完コース等を通して取得された方は結構いらっしゃるようです。衛生士も同じ医療職!せっかく日本の歯科衛生士の免許があるなら、スウェーデンでも同じように働けたらいいですよね。

でも聞いた話によると、スウェーデンの歯科衛生士と日本の歯科衛生士では、業務内容が若干違うようなので、上記図①の段階で審査認定がおりるかはわかりませんが、、、

チャート図は社会庁のHPを参考にしました。
ご興味のある方はぜひ下記HPを参照してみてください。

・EU/EES圏外で歯科衛生士教育を卒業した者の免許資格の認定について



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