15 9月 2019

スウェーデンの結婚式、服装に悩む。

さて、この夏で3件の結婚式に参列させてもらった私たち。

結婚式で悩むのは、服装!!!!
(いいよね、パトなんて同じスーツ着まわしてさ。)

私、着飾るのがあんまり得意じゃないので、おめかし風だけど、そこまで気合い入ってないような、ちょうど良い格好っていうのをずっと模索しておりました。

結果、今年の夏に3件、去年プラハで1件、数年前にパトいとこの結婚パーティ1件の体験を通じて、スウェーデンの一般的な結婚式に参列する際、服装マナーで言えることは、

  • 白か黒か赤以外ならOK
  • 花嫁より目立たなければOK
  • 日本の結婚式参列イメージのドレスを着ると、着飾りすぎになる危険大!

ぐらいでしょうか。

本当そのぐらい。

日本みたいに、素足はダメ、露出が多いとダメ、つま先がみえるオープントゥやサンダルはダメ、動物皮模様や素材はダメ、、、という、暗黙の服装マナーはまっったくありません。

ただ、スウェーデンの結婚式で注意しないといけないのは気温調整!!!

結婚式は圧倒的に夏が多いんですが、夏といえども、15度ぐらいの寒い日もあれば、30度近くまで上がる夏日の日もあるので、結婚式当日がどんな気温になるのかわかりません。

パト兄の結婚式の日は、けっこう寒くて、おばあちゃん達はがっつりダウンジャケット着てました。



あと、女性陣は皆さん基本素足!寒くないのかしら。。。
この日、私は少し厚手のタイツを履いてたんですが、それも私ぐらいでしたね。

ブライドメイドさんたちも、背中はブラ線丸見えだし素足だし、いろいろゆるい。
パト兄の結婚式は、En borgerlig vigsel、つまり宗教要素のない人前式?で、アットホームでカジュアルな式。

私は去年のプラハでも着たワンピースを着用。髪はがっつり夜会巻き。

男性は蝶ネクタイをするよ。

参考までに、パト妹はくすみピンクのロングドレス。真ん中が新郎。


2回目の結婚式は、がっつり伝統的な教会式で、その後お城でパーティ、そして親族、同僚、友人と参列者がけっこう多い式だったうえに、私は介添人?(セレモニー中、花嫁の横にブーケ持って立ってる役)を任されたので、ちゃんとした(笑)結婚式用のドレスを準備しました。といっても、H&Mだけどね。(基本、ロングドレスが好きなんですが(足を見せたくない)、ここで買うと165cmの私でも長い!!!!引きずる可能性大なので、試着必須です)

この日は、30度近い夏日でした。寒かったらどうしよう〜上着ないわ〜って心配してたけど、まったく心配する必要がないぐらい暑かったです。まぁ、男性陣の方が大変そうでした。

私たちとも普段交流のある、新郎の(けっこう保守的な)おばあちゃんに、ドレスとっても素敵よ、と褒められたので一安心。笑

もう少し、、、、腕が細くなる予定だった笑

近所のお城でディナー。新郎のおばちゃんのドレスも夏っぽくていいね。

最後の式は、まだSDカードを返してもらってないからちゃんとした写真がないのだけど、これも教会式。

でも2回目の教会式とは違って、郊外にある木造建築の、素朴だけどとても趣のある教会だったので、その雰囲気にあうようなよそいき程度のロングワンピースを準備。

このワンピース、とってもお気に入り。
また何かのイベントで着たい!でもサイズがけっこうギリギリなので、太らないようにしないと。

変な顔だけど、すっごく細く見えるこの写真をチョイスw
という感じで、スウェーデンの一般的な結婚式の服装は、「よそいき」レベルで十分だし、基本自分が着たい服装を着ればいいかな。あと、式の規模と場所に合わせると浮かなくてすむかも。

もちろん、若い人で、舞踏会ですか?っていうぐらいガッツリめかしこんでる人もいるし、由緒正しきお家柄(笑)の人たちの結婚式の雰囲気はまた別なものだろうね。

それに、花嫁花婿のルーツが中東や南欧にあるなら、また違った結婚式の雰囲気になりそう。前に中東系のクラスメイトと結婚式のドレスについて話してた時に、私が絶対着れなさそうな超セクシーなイブニングドレスばっかり候補にあがってたからね。

私は25歳で移住したので、日本でもあんまり式に出たことないんだよね。

スウェーデンの結婚式は、御祝品は送るけど、基本的にご祝儀がいらないから金銭的にはすっごく助かる!その分、新しいドレス買っちゃおってなるんだけど。

ということで、結婚ラッシュな夏でした。
また今度、結婚式で感じたカルチャーショックについても書いてみたいと思います。





14 9月 2019

欧州旅行備忘録。パリミュージアムパスはお得なのか。


・旅行日程・

3日(土)・ベクショーからマルメ空港へ移動。マルメからポーランド・クラクフへ
4日(日)・アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所見学
5日(月)・クラクフからパリ、シャルル・ド・ゴール空港へ 
6日(火)・パリ観光(エッフェル塔、ベルサイユ、モンマルトル、セーヌ川遊覧船巡り
7日(水)・パリ観光(オルセー、オランジュリー、ルーブル美術館、凱旋門) 
8日(木)・パリからブリュッセルへ
9日(金)・ブリュッセルからアムステルダム・スキポール空港、そしてベクショーへ。

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さて、パリ最終日。

ミュージアムパスの有効時間がまだ残っていたので、朝一でシテ島のサント・シャペルまで行ってきました。

ここの入り口前で、若い少年少女のグループに、けっこうしつこくつきまとわれました。
例の「署名お願いします」集団ね。署名した後は、募金を強制されるの。

どこも同じ手口よね。

でも集団でこられるとちょっと怖い。あと、少しでも話を聞こうとすると、あっという間に囲まれます。

なのでこういう時は完全無視。そして、NO!と言い続ける事。

サントシャペルもミュージアムカードが使えるので、ここでもチケット購入レーンに並ばずに、すいすいと入場できます。まぁ朝一だったのでそこまで人はいなかったけど。

サント・シャペルは、ステンドグラスで有名な世界遺産。
最初入った時は、普通のゴシック教会?という感じだったのですが、一階から螺旋階段で上に登ると、すっごい景色が広がってます。

いや、すっごいわ。今まで行ったいろんな教会のなかでも圧巻のステンドグラス。

圧巻!!!!!!
もっとキリスト教の知識があったら、ステンドグラスの意味とかわかって面白いんだろうなと毎回教会に行くたびに思うけど、思うだけで終わりっていうね笑

その後は、同じくシテ島にあるノートルダム寺院。

近くには行けなかったけど、たくさんの観光客の人がいました。
いつ復旧できるのかな。

さて、今回のパリ旅行ではミュージアムパスを利用したんですが、ミュージアムパスはお得なんでしょうか。



ミュージアムパス 2日券(48H): 48ユーロ

私たちが今回訪れた、ミュージアムパスで利用可能の施設は、

 1日目●
オルセー美術館とオランジュリー美術館(共通チケット18ユーロ)
ルーブル美術館(17ユーロ)
凱旋門(12ユーロ)

2日目●
サント・シャペル(10ユーロ)

合計57ユーロ。

なので、まぁ10ユーロぐらいはお得だったのかな。
それに、個別に各チケットを事前購入して印刷又はスマフォで保存しておく手間がはぶけたのが大きかったです。

今回は、初めてのパリ且つ、両親の生涯最後のパリ旅行を兼ねていたので、なるべく効率的に多くの観光地に行くことを目的としていたので、ミュージアムパスを利用して良かったかな。

それに、このミュージアムパスに加えて、パリのトラベルパスが良い仕事をしてくれました。


旅行はいろんなパスをうまく使えると便利よね。

さて、パリの3泊4日の弾丸旅行も終わって、次の目的地はベルギー・ブリュッセルです。

パリから電車で1時間半ぐらい?

あっという間!!!!!


08 9月 2019

欧州旅行備忘録。憧れのニケ。

・旅行日程・

3日(土)・ベクショーからマルメ空港へ移動。マルメからポーランド・クラクフへ
4日(日)・アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所見学
5日(月)・クラクフからパリ、シャルル・ド・ゴール空港へ 
6日(火)・パリ観光(エッフェル塔、ベルサイユ、モンマルトル、セーヌ川遊覧船巡り
7日(水)・パリ観光(オルセー、オランジュリー、ルーブル美術館、凱旋門)
8日(木)・パリからブリュッセルへ
9日(金)・ブリュッセルからアムステルダム・スキポール空港、そしてベクショーへ。

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さぁ、一風堂でお腹いっぱいになった後はパリ旅行のメインイベント、ルーブル美術館へ。


あと、今回のパリ旅行ではミュージアムパスを利用しました。(サイト


私たちは、シャルル・ド・ゴール空港の観光案内所でこのパスを直接購入したんですが、そこでお姉さんに「ルーブルに行くなら入場時間予約した方が、並ばずに入れるよ!」と。

事前に調べた時には、ミュージアムパス利用だと、ルーブルの入場時間予約ができないと思ってたんですが、どうやら今年の夏からミュージアムパス所持者向けの入場時間の予約ができるようになったそうです。(たしかアムステルダムのゴッホ美術館も同じシステムだったはず)。

お姉さんに言われてから速攻で教えてもらったサイトを開きましたが、予定してた日の午前中の時間制チケットはもう売り切れ。かろうじて午後15時過ぎぐらいにあったので、急いで予約。(良いシステムだけど、ミュージアムパスに記載されてるコードを入力して予約するから、パスを現地で買う場合は前もって予約できないのは辛い)

私たちが、ガラスのピラミッド前に来た時は、広場はそこまで混んでる感じはしなかったけど、職員のおじさんに入場時間予約済みEチケットをチラッと見せたら、すぐ別レーンに誘導してくれて全く並ばずに入場できました。

どのサイトを読んでも、ルーブルは入場するのにすごい並ぶ!入るまでが長い!だから朝一で行くべき!!それか閉館間際!!!!!とか色々書かれてたので、かなり身構えていったら、あれ、意外と余裕?

並ばずにスイスイ〜
でもここからが、ルーブル(というか、モナリザ?)の本領発揮!

ピラミッド部分からエスカレーターで降りると、吹き抜けのホールになっています。そこでみかけた、シュリー翼エリアに続く、長ーーーーい列。



ルーブルは、ドュノン、シュリー、リシュリューの3つのエリアに別れていて、有名どころの貯蔵品はほぼドュノンにあります。

それもあって、シュリー翼に向かってなんの列だろう?と不思議に思い、列の整備をしてたお姉さんに聞いたら

「モナリザを見るための列です」と、なんと日本語(!)で教えてくれました。おぉ、日本語話せるスタッフが結構いる?ルーブル内にあるスタバで休憩した時も、「日本からですか?私、日本語勉強してるんです」って可愛い女の子スタッフに話しかけられました。うふふ、こういうの嬉しい。

それにしても、モナリザ!?モナリザってドュノンにあるんじゃないの?

と、思ったら、繁忙期はモナリザはドュノンからシュリーへお引越ししてるようです。



それもそのはず。

シュリー入り口前から続く列に加えて、そこから建物内を一周し、そしてエスカレーターで上に登り、そこから二階に続く列。文字通り、建物一棟を丸々使った列ができていました。とりあえず、長い列。

でもすごい効率的な人の捌き方で、結局30分もまたなかったかな。

ようやくモナリザが展示されている部屋に入ると、そこではバーゲンさながらの熱気が…






長い列に並んで、ようやくモナリザと対峙できたと思ったら、みんな一斉に写真を撮り出すし、セルフィーし出すしでカオス…30秒ぐらいで職員さんに「はい次ー移動してくださいー!」って追い出されて?、全く「鑑賞」することもできませんでした。

なんか変なアドレナリンでたわ笑

でもなんでモナリザはこんなに有名なんだろう。私レベルだと「世界中で有名だから、まぁ一回見とくか!」って程度なんだけど、それでも世界中から人を引き寄せる何かがあるんだろうか。

シュリー翼には、ミロのビーナスもあります。



中学か高校の国語の教科書で、ミロのビーナスは両腕がないからこそ、人々の想像力をかきたて、それによって絶世の美女という地位を確立した、とかなんとかいう話が掲載されていたのを今でも覚えているんだけど、たしかに、腕があったらどんなポーズをとっていたんだろうね、と妄想しながら鑑賞するのも楽しかったです。

それにしてもルーブルは広い!!!

15時から結局20時頃までいたけど、本当に有名どころしか見れなかった。
特に、今にもとろけ出しそうな、なめらかな大理石の彫刻にはすごく感動しました。

美術館内は半端なく広いし、なんていうか、地図があって無いようなもの?



あと、ルーブル美術館公式のアプリも購入しておいたんだけど、うーん、なんだか使いにくかった。購入してダウンロードしたのに、開こうと思ったらまた購入画面に戻ったり。そんなに高く無かったから良かったけど、次回行く時はガイドを借りた方が良さそう。

私がルーブルに来たかった目的は、モナリザでもなく、ミロのビーナスでもなく、、、
階段を登ったところにドーンと飾ってあるこの迫力!


ニケ像。サモトラケのニケ。


 実は母校の正門に、このニケ像のレプリカが置いてあり、よくこの像の前で待ち合わせをしたり、この像を目指して坂の走り込みをしたり、、、

「本物のニケ像はパリのルーブル美術館にあるんだ、いつか本物を見てみたいなぁ」と、高校時代から思い続けていた、小さな夢が叶いました。

実際に本物を目にすると、感動して震える、、、、こともなく、意外と(高い台座にのってるから)小さな〜と思ったことは、ここだけの話。

今度帰省した時は母校によってレプリカも見てこよう。高校時代は、とっても大きく感じたレプリカ像が、今は小さく感じるのかもしれない。

ということで、後ろ髪を引かれながらルーブル美術館を後にし、次は凱旋門に向かいます。

凱旋門、スウェーデン語ではTriumfbåge!

凱旋門の周りのロータリー。絶対運転できる気がしない…

ここもミュージアムパスが使えます。

ただ、頂上まで登るための螺旋階段が半端ない。



登った頃はまだ青空が広がっていたけど、


 少し待つと夕焼けに。(と言っても、21時半ぐらいだけど)
パリ副都心にある、グランダルシュの空洞にぽっかりとおさまる夕日。
シャンゼリゼ大通り。

凱旋門を後にして、シャンゼリゼ通りを軽く歩いて、長かった1日が終わりました。
心いっぱい!っていう表現がぴったしな1日でした。

ルーブル美術館には、もっと事前学習してからまた行きたいな。今度は閑散期に。





07 9月 2019

欧州旅行備忘録。印象派と一風堂。

・旅行日程・

3日(土)・ベクショーからマルメ空港へ移動。マルメからポーランド・クラクフへ
4日(日)・アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所見学
5日(月)・クラクフからパリ、シャルル・ド・ゴール空港へ 
6日(火)・パリ観光(エッフェル塔、ベルサイユ、モンマルトル、セーヌ川遊覧船巡り
7日(水)・パリ観光(オルセー、オランジュリー、ルーブル美術館、凱旋門)
8日(木)・パリからブリュッセルへ
9日(金)・ブリュッセルからアムステルダム・スキポール空港、そしてベクショーへ。

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さぁ、パリ二日目は美術館巡り。
朝9時半開館のオルセー美術館。9時20分ぐらいに美術館前に到着したら、まぁまぁな列。でもそこまで多くはなかったので、開館後にすぐ入場できました。


オルセー美術館はもともとは、駅舎として使われていた建物。それを改築して美術館としてオープンしたのが1986年。最近ですね。

ミレーの落穂拾いや、ルノワールのムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会、ゴーギャンのタヒチの女、ゴッホ、ロダンの彫刻、、、うーん、豪華!

絵画には全く詳しくないけれど、ゴッホの初期の頃の作品が、どうやらゴーギャンを意識しているような画風で、彼の人間味を感じられて面白かったです。

あとは、オルセー美術館の床と私の下ろしたてのナイキのスニーカーの相性がよくなかったのか、歩くたびに「キュッキュッ」いって、歩きにくかったです笑

私のオススメはこの二点。ドガのアブサン。この辛そうな女性の表情。。。


アブサン(absint)は、この時代にフランスでよく飲まれたアルコール度数がすっごく高いお酒。アブサンに含まれているハーブが幻覚作用を引き起こすとか?ゴッホがアブサン中毒だったのは有名な話。

この絵画、いっときtwitterで「#名画で学ぶ主婦業」でよく使われてましたよね笑

そして2枚目は、この超超巨大絵画。「退廃期のローマ人たち」


はじめて、dekadensという単語を知りました。え、Yolo(you only live once)な感じ?笑

それ以外にも面白い絵画や彫刻がたくさんあったけど、早足で2時間ぐらいで撤退しました。

その後は、セーヌ川の向かいにあるオランジュリー美術館に向かいます。

その途中の公園で、コーヒーを飲もうとキオスクみたいな売り場に並んだんですが、前には5、6人しか並んでなかったのに、買えたのは20、30分後!何でそんなに時間がかかるかと驚いたら、ジェラートを一つ一つバラの花びらのようにしてて、うわ〜・・・映える〜笑 私たちはコーヒーが飲みたかっただけなのに…無駄な30分を過ごしてしまった笑

駆け足で、オランジュリーへ。ここもすぐ入れました。
メインは部屋一面に広がるモネの睡蓮の連作。ここはモネのモネによるモネのための美術館といってもいいぐらい。


いやー圧巻。

絵画を傷つけないように配慮された、自然光を取り入れる展示室の設計になっています。

うろ覚えだけど、パンフレットには「この部屋に訪れる人には癒しと安らぎを与えたい」という思いで、展示室が設計されたらしいです。

すごい素敵な空間だったけどね、うるさい!!!部屋中に観覧者の声が響いてまったく落ち着けませんでした笑 モネも残念がってるでしょう。

モネといえば、日本の直島にある地中美術館にあるモネの部屋。あそこの展示方法も、オランジュリーと似てたかも。地中美術館、今はすごい人なんですってね。さすが安藤忠雄デザイン。

地中美術館に行った2006年は、今より知名度が低かったのか、私たち以外のお客さんが全くいなくて、真っ白の部屋に、白衣みたいな制服をきた学芸員さんたち、無音の空間で、ここに10分いたら頭が狂うんじゃないか、ここは何かの人体研究所で生きて帰れないんじゃないかっていう恐怖と不安を覚えたのを思い出したました笑 まだ10代で、世にも奇妙な物語が大好きで、妄想力が爆発してた頃の私の話です。

オランジュリー館内の騒音に疲れたので、モネの睡蓮をサクッと見て退散。

そこから歩いてランチを食べに。

この日のランチは!

キリンの生ビールがとっても美味しい!

そう、一風堂!


一風堂って、パリに3店舗もあるんだって。羨ましい〜

私は、元祖しろまるスペシャル!これで、15ユーロぐらい?
店内は、フランス語や、日本語、他のアジア系の言語が飛び交ってて、ラーメンってパリで人気なんですね。これで15ユーロなら、大満足ですよ!

そういや、パリにはうどん専門店で先駆け的存在の人気店国虎屋があるんですが、なんとその国虎屋さんの本店、高知なんだってね。今度パリか高知に遊びに行く時には、ぜひ国虎屋さんで食べてみたいです。

ラーメンでお腹いっぱいになったら、とうとうルーブル美術館に参戦!
今回のパリ旅行のメインですから!

15時ぐらいかな。入場予約していたので全く並ばずにすぐ入れました。

あぁーこのガラスのピラミッド前で写真撮るの忘れた〜

万全の体調(準備じゃなくて、体調ねw)で臨んだルーブル美術館レポは、次回へ。

06 9月 2019

晩夏の風物詩。

今年の夏はよくザリガニを食べました。

スーパーに売ってる冷凍のザリガニは中国産やトルコ産。
いつもは冷凍ザリガニでザリガニパーティをする私たちですが、今年の夏、生鮮品売り場で見かけるようになったスモーランド産の茹でザリガニがすごく気になってました。

ひょんなことから、サマージョブの職場で「最近売ってるスモーランド産のザリガニって美味しいのかな?それとも冷凍ザリガニと変わんないのかな?」って話を同僚のおばちゃんにしたら、「え、ザリガニ買う?」って。

彼女は、毎年ザリガニ漁が解禁になると同時に、家族総出でザリガニを漁獲し、親戚一同でザリガニパーティをするらしいです。

で、彼女のお父さんは、とれたザリガニを市場に売ってるらしい!

えー!欲しい!スモーランドのザリガニなんて食べたことない!!!!

でもよくよく聞いてみると、なんと「生きたザリガニ」を売ってくれるらしい。

え。。。生きたザリガニを私が茹でるのか?
茹でられるのか?

パトにやらせようと思いましたが←、購入する日の夜はパトは実家に帰省中。
うーん、自信ないけどやってみよう!

と、1kg150kr(激安!)を2kgほど購入。

同僚のおばちゃんとおばちゃんのサンボさんがすごい親切で、茹でる用の大きな鍋やバケツ、Grovsaltという粗塩?も貸してくれました。

レシピも書いてくれたよ。


ぎゃ〜!!!!!!!!!!!!


と言っても、茹で方は超簡単。

ディルのお花をスーパーで調達しておきます。


そして、大きなお鍋に、お水、粗塩、角砂糖(普通の砂糖じゃダメらしい)、そしてビール(!!!!)を入れてよく沸騰させます。それにディルのお花も入れ、完全に沸騰したら、



よーーーく洗ったザリガニを、躊躇せずに投入。
(もっとドキドキするかと思ったけど、意外と冷静だったわ)




蓋をして5分ぐらい。

茹で上がったら、空のタッパーに汁ごと入れて保存。
冷凍してもいいよって言われたけど、一晩冷蔵庫で寝かして、翌日に戻ってきたパトと、友人を招待して、一緒に食べました。



なにこれ、美味しい〜!!!!
見かけも、冷凍ザリガニよりちょっとふっくらしてて、色もちょっと違う?

身もプリプリでとっても美味しかったです!

なかなかできない経験ができてラッキー!
ごちそうさまでした\(^▽^)/



 そういや、別の同僚のおばちゃんも、住んでる村一同でザリガニをとって、村のみんなでザリガニパーティをするんだって!すっごいmysigt!!いいねぇ、そういうの。

ザリガニは8月の風物詩だけど、家庭によっては全くザリガニパーティをしなくて、ザリガニ食べたことないっていうスウェーデン人もけっこういるみたい。

住んでる地域にもよると思うけれど、今回で、私のスモーランド人レベルが上がった気がします。