08 9月 2019

欧州旅行備忘録。憧れのニケ。

・旅行日程・

3日(土)・ベクショーからマルメ空港へ移動。マルメからポーランド・クラクフへ
4日(日)・アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所見学
5日(月)・クラクフからパリ、シャルル・ド・ゴール空港へ 
6日(火)・パリ観光(エッフェル塔、ベルサイユ、モンマルトル、セーヌ川遊覧船巡り
7日(水)・パリ観光(オルセー、オランジュリー、ルーブル美術館、凱旋門)
8日(木)・パリからブリュッセルへ
9日(金)・ブリュッセルからアムステルダム・スキポール空港、そしてベクショーへ。

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さぁ、一風堂でお腹いっぱいになった後はパリ旅行のメインイベント、ルーブル美術館へ。


あと、今回のパリ旅行ではミュージアムパスを利用しました。(サイト


私たちは、シャルル・ド・ゴール空港の観光案内所でこのパスを直接購入したんですが、そこでお姉さんに「ルーブルに行くなら入場時間予約した方が、並ばずに入れるよ!」と。

事前に調べた時には、ミュージアムパス利用だと、ルーブルの入場時間予約ができないと思ってたんですが、どうやら今年の夏からミュージアムパス所持者向けの入場時間の予約ができるようになったそうです。(たしかアムステルダムのゴッホ美術館も同じシステムだったはず)。

お姉さんに言われてから速攻で教えてもらったサイトを開きましたが、予定してた日の午前中の時間制チケットはもう売り切れ。かろうじて午後15時過ぎぐらいにあったので、急いで予約。(良いシステムだけど、ミュージアムパスに記載されてるコードを入力して予約するから、パスを現地で買う場合は前もって予約できないのは辛い)

私たちが、ガラスのピラミッド前に来た時は、広場はそこまで混んでる感じはしなかったけど、職員のおじさんに入場時間予約済みEチケットをチラッと見せたら、すぐ別レーンに誘導してくれて全く並ばずに入場できました。

どのサイトを読んでも、ルーブルは入場するのにすごい並ぶ!入るまでが長い!だから朝一で行くべき!!それか閉館間際!!!!!とか色々書かれてたので、かなり身構えていったら、あれ、意外と余裕?

並ばずにスイスイ〜
でもここからが、ルーブル(というか、モナリザ?)の本領発揮!

ピラミッド部分からエスカレーターで降りると、吹き抜けのホールになっています。そこでみかけた、シュリー翼エリアに続く、長ーーーーい列。



ルーブルは、ドュノン、シュリー、リシュリューの3つのエリアに別れていて、有名どころの貯蔵品はほぼドュノンにあります。

それもあって、シュリー翼に向かってなんの列だろう?と不思議に思い、列の整備をしてたお姉さんに聞いたら

「モナリザを見るための列です」と、なんと日本語(!)で教えてくれました。おぉ、日本語話せるスタッフが結構いる?ルーブル内にあるスタバで休憩した時も、「日本からですか?私、日本語勉強してるんです」って可愛い女の子スタッフに話しかけられました。うふふ、こういうの嬉しい。

それにしても、モナリザ!?モナリザってドュノンにあるんじゃないの?

と、思ったら、繁忙期はモナリザはドュノンからシュリーへお引越ししてるようです。



それもそのはず。

シュリー入り口前から続く列に加えて、そこから建物内を一周し、そしてエスカレーターで上に登り、そこから二階に続く列。文字通り、建物一棟を丸々使った列ができていました。とりあえず、長い列。

でもすごい効率的な人の捌き方で、結局30分もまたなかったかな。

ようやくモナリザが展示されている部屋に入ると、そこではバーゲンさながらの熱気が…






長い列に並んで、ようやくモナリザと対峙できたと思ったら、みんな一斉に写真を撮り出すし、セルフィーし出すしでカオス…30秒ぐらいで職員さんに「はい次ー移動してくださいー!」って追い出されて?、全く「鑑賞」することもできませんでした。

なんか変なアドレナリンでたわ笑

でもなんでモナリザはこんなに有名なんだろう。私レベルだと「世界中で有名だから、まぁ一回見とくか!」って程度なんだけど、それでも世界中から人を引き寄せる何かがあるんだろうか。

シュリー翼には、ミロのビーナスもあります。



中学か高校の国語の教科書で、ミロのビーナスは両腕がないからこそ、人々の想像力をかきたて、それによって絶世の美女という地位を確立した、とかなんとかいう話が掲載されていたのを今でも覚えているんだけど、たしかに、腕があったらどんなポーズをとっていたんだろうね、と妄想しながら鑑賞するのも楽しかったです。

それにしてもルーブルは広い!!!

15時から結局20時頃までいたけど、本当に有名どころしか見れなかった。
特に、今にもとろけ出しそうな、なめらかな大理石の彫刻にはすごく感動しました。

美術館内は半端なく広いし、なんていうか、地図があって無いようなもの?



あと、ルーブル美術館公式のアプリも購入しておいたんだけど、うーん、なんだか使いにくかった。購入してダウンロードしたのに、開こうと思ったらまた購入画面に戻ったり。そんなに高く無かったから良かったけど、次回行く時はガイドを借りた方が良さそう。

私がルーブルに来たかった目的は、モナリザでもなく、ミロのビーナスでもなく、、、
階段を登ったところにドーンと飾ってあるこの迫力!


ニケ像。サモトラケのニケ。


 実は母校の正門に、このニケ像のレプリカが置いてあり、よくこの像の前で待ち合わせをしたり、この像を目指して坂の走り込みをしたり、、、

「本物のニケ像はパリのルーブル美術館にあるんだ、いつか本物を見てみたいなぁ」と、高校時代から思い続けていた、小さな夢が叶いました。

実際に本物を目にすると、感動して震える、、、、こともなく、意外と(高い台座にのってるから)小さな〜と思ったことは、ここだけの話。

今度帰省した時は母校によってレプリカも見てこよう。高校時代は、とっても大きく感じたレプリカ像が、今は小さく感じるのかもしれない。

ということで、後ろ髪を引かれながらルーブル美術館を後にし、次は凱旋門に向かいます。

凱旋門、スウェーデン語ではTriumfbåge!

凱旋門の周りのロータリー。絶対運転できる気がしない…

ここもミュージアムパスが使えます。

ただ、頂上まで登るための螺旋階段が半端ない。



登った頃はまだ青空が広がっていたけど、


 少し待つと夕焼けに。(と言っても、21時半ぐらいだけど)
パリ副都心にある、グランダルシュの空洞にぽっかりとおさまる夕日。
シャンゼリゼ大通り。

凱旋門を後にして、シャンゼリゼ通りを軽く歩いて、長かった1日が終わりました。
心いっぱい!っていう表現がぴったしな1日でした。

ルーブル美術館には、もっと事前学習してからまた行きたいな。今度は閑散期に。





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