30 11月 2016

一年を振り返って。(先取り)

明日から12月。

12月って、忘年会兼クリスマスパーティが続くし、日本帰省の準備もしなきゃいけないし、それに加えてカフェ勤務も忙しくなってくるだろうし、、本当に「あ!!!」という間に過ぎるんだろうな。

今年一年を振り返ると、精神的にも身体的にもとても穏やかに過ごせた一年だったような気がします。(と今なら思うけど、実際いろいろ悩んでいたかも。)
移住後、こんなに時間と心に余裕をもてたのは、SFIに通っていた時以来かも。でもSFI当時は、いろいろとうじゃうじゃ悩んでいたので精神的には余裕なかったですね笑 いろいろと悩む年齢を超えたのかな。

1月・2月は、週4日のカフェ勤務とKomvuxの社会と宗教の授業であっぷあっぷだったけど、自分でも納得いく内容で両立することができました。さすが新年。新年のスタートはいつもやる気満々!

そのときは、パトにおすすめされた「スタンフォードの自分を変える教室」という本を読んでいました。とてもよいメソッドがたくさん書かれていたので、仕事後でも机に向かうやる気が保てたんだと思います。おすすめ。

3月・4月は、カフェ勤務が週3、4日と変動しながらも、ちょっとずつ常連さんたちとも小話(småprata)ができるようになってきました。軽いトーク、今でも苦手です。

そして、4月に受けたHögskoleprovet(大学進学適性試験のようなもの)。大きな挑戦でしたが、結果はかなり微妙なラインで5月以降は進路に悩むことに。

5月はGöteborgsvervet。人生発のハーフマラソン完走!
また、旧友に会いにずっと行きたかったウプサラに訪れることができました。本当にきれいな街だったよーまた行きたい。

6月は、初の北スウェーデンへ、これまた初の寝台列車で向かい、人生初の白夜を体験。ものすごく遠かったけれど、行って良かった。白夜の神秘さは実際体験しないとわからないものですね。

7月・8月は、結局第一希望の大学の通信過程に入れず、(上記の適性テスト、0,05足らないという悔しい感じでした)これまた進路に悩むことに。実際、合格したほうの通学過程に通いはじめようか(=北スウェーデンに引っ越すか)と2日ほど本気で悩んだけれど(短!)、あと一歩がでず。今考えると、無理に引っ越さなくてよかったなと思います。

そうそう、なんといっても両親初来欧州中国語みたい
ずーっと天気もよかったし、パト一家とも会えたし、勤務先のカフェも一緒に行けたし、欧州周遊旅行はすごく楽しかったし、、、と、素敵な夏でした。

9月は、カフェ勤務が週2に減り、時間がたっぷりあったので、ものすごくダラダラしてました。(え。)何してたんだろう、、、友だちから借りた日本の漫画や本を爆読みしてました。

そういえば、流行の(?!)プログラミングやウェブデザインなんかもかじってみようか!と思い、無料のCodecademyと2週間の無料お試し期間があるTreehouseに登録してみたけど1週間で挫折。私は「移民でも絶対職があるよ!給料がいいよ!」っていくら言われても、こっちの分野は本当に向いてないなと思えた1週間でした。

ただ、この時期にバラまいていたCVのおかげで、10月11月と計5回も!!面接によんでもらえました。、、、まーけっきょく職には繋がらなかったんですが┐(゚~゚)┌ハン

それでも、日本でもまともに就活しなかった私なので、面接の場数をふめたことはとてもよい経験にはなりました。

よい経験になりました、、、、?

...なんて、言ってられますかぃ!(┛`д´)┛

ようやく、スウェ人と対等にやりあわなきゃいけないんだと(当たり前ですが)、、、学士所有者対象の職をゲットしたり、職を選ぶ立場になるためには、スウェ人以上にスウェ語ができるか、それ以外の高スキルがなきゃ職にはつながらないんだ、、、とあらためて絶望したし、スウェーデンで飲食店以外の職では私は必要とされていないんだとプチ鬱になったりもしました。こういったこと、移住当初から頭ではわかっていたつもりでも、本当の意味でわかっていなかったから、どんだけ脳内お花畑だよ!って自分に突っ込んでみたり。

面接後5回とも「君のバックグラウンドはとても魅力的だけど、やっぱり経験がね、他の候補者のほうが経験豊富だったから、、、でも諦めずに頑張ってね!」みたいなことを電話越しで言われたんだけど、はっきり「スウェ語が不十分。」って言えばいいのに。(被害妄想?)

ですが、経験が無いに等しい30手前の日本人女と、経験がある50代のスウェ人だったら、よほど性格に難あり!じゃない限り、後者を採用しますよね。自分でもわかっています。じゃー経験がないために採用されないなら、その経験はどこで積めばいいんですか?(゚Д゚) 私が応募した職に就いた人の名が、コミューンのHPに記載される度に、あースウェーデン人の名前だ、と落ち込んだり、グーグルしてその人の情報を探しあさってみたりと、ちょっと精神的に怪しい時期でした。

でも逆に、面接によばれたってことは、一定の職業では、私の「学歴」含めた「背景」は応募資格に達しているわけで、不足しているのはスウェ語と経験、、、?だったらなんのために、しんどい思いしてまで、また3年勉強しようとしているんだ?スウェ語はのびるだろうけど、経験はつめないのでは、、、?とさらに進路に悩むように。(悪循環)

11月から始まった履修中の通信コース。おぉ、大学レベルでもついていけるぞ!と意気揚々にスタートしたのも束の間、例の件もあり頓挫中。通信コースはメリットもたくさんあるけれど、グループワークが多い分野を通信コースで履修するのはツマラナイかも、と思うようになりました。

あ、話がそれましたが、そんな10月11月でした。もやもや〜

でも、良いことも!!

10月に受けた二回目のHögskoleprovetの結果が今週返ってきて、前回より点数が大幅にアップ。平均点以上がとれたので、これによってだいぶ選択肢が広がりました。私は、高校の成績がないので、学士過程に進学するにはこの試験の点数が決め手になるので、今回目標点以上がとれて一安心です。

と、そんな感じの一年でした。
こんな詳細に振り返ろうとは思っていなかったのに、書いていたら長くなってしまった!いや〜人生迷走してますね。

そうそう、今年の大きな目標は「健康第一!」。健康というのは、身体だけではなく精神の意味もふくみます。WHO憲章によると、健康な状態とは、健康とは、病気でない、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態(日本WHO協会訳)のことをいうらしいです。

すべてが100%で満たされているわけではないけど、十分「健康」に過ごせた一年だったかな。社会的健康の面では、60%勤務の私は、経済的にはパトに頼ってるのは否めないですが、まーそれは仕方ない。二人の合意です。

また、上記の面接の件で、私はスウェーデン社会でも価値のない人間だな、必要とされていないんだな、と悲しくなったりしたけれど、カフェの仕事があるおかげで社会とのつながりがもてたし、たくさん候補者がいるなかで私を雇ってくれているカフェの存在は、とても心強かったです。あとはパトが、ずっと味方でいてくれたこと。

たった5回面接に落ちたぐらいで何を凹んでいるんだ!って怒られそうですが(いや、それ以上に応募してて、面接にすらよばれなかった応募先の方が多いですが、ペーパーで落ちるのと面接で落ちるのとはダメージが違います)いやはや、日本で就活を頑張っている学生の精神力を見習いたい。すごいな。。

と、そんな感じの一年でした。(二回目)

残り1ヶ月、気を引き締めて頑張ります。

6 件のコメント:

  1. 初めてのコメント失礼します。私もスウェーデンで何度か仕事の面接に行きましたけど、返事なしか曖昧にされ、納得いかないまま数か月経っています。それで”「はっきり「スウェ語が不十分。」って言えばいいのに」”にとても共感してしまいましたw でもnattanさん面接に5回も呼ばれるとは超~凄いです!外国人がこの国で一生続けられる給料と待遇の良い仕事を得るには、やっぱりスウェーデンの大学での学士号が有利なんだなーと常々感じています。来年は目標に更に一歩近づけますように。ブログ更新楽しみにしております。

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    1. あたたかいコメントありがとうございます。「スウェ語が不十分」って自分で思っちゃってるうちはまだまだですよね...自分で書いてて反省しました。そうですよね、やっぱりこちらでの学士号は強いなーと思いますし、スウェ語で読み書きそれなりにできますっていう証明にもなりますよね。スウェでの学士号を意識しだしたのが去年、でも学士号でも就職に直結した学部を選ばなきゃなーと今は進路模索中です。
      ブログを読んでくださってありがとうございます^^また来年ものぞいてもらえたら嬉しいです。

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  2. ブログには初めてコメントです。もう一年を締めくくってるって思ったら、確かに12月はばたばたするし、そして日本に帰るのね!年末年始は日本で過ごすのかな?楽しみだね♪
    北スウェーデンがものすごく遠かったというところに笑ってしまったよ。そうだよね。やっぱり遠いよねって(笑)私も南スウェーデンにもっと身軽に行きたいのにとても遠く感じちゃう。
    先日のカルマルの記事を読ませてもらって、私も留学時代に行かなかったことを後悔・・お城で素敵なクリスマスマーケットをしているなんて、近いときに行けばよかったな。。
    本当一年を振り返って沢山の新しいことに挑戦しているNattanはすごいなと、読ませてもらって思いました。いつも読んで共感したり元気をもらってます。カフェのお仕事もすごい倍率のこのご時勢、オーナーから信頼を受けて働いていて、面接も2ヶ月で5回も呼ばれているNattanは、本当に今後も色々な場面で必要とされ、活躍できる場がもっと増えていくと思うよ。またいつか会える日を楽しみにしています。

    P.S 通信制のコース、私も来年応募しようと思っていたところに、Nattanの記事で通信制でもグループワークがあるって聞いてがっかり・・グループワークって難しいよね(涙)


    北のMaricoより

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    1. 北のMaricoさん、励まされるコメントありがとうございます。このポストを書きながら、Maricoさんが読んでくれてるといいなぁーと、ブログの内容は半分Maricoさんへのご報告も兼ねてました。笑 カルマル城からバルト海をみながら「この海は夏に見たボスニア湾にもつながってるんだなー」なんて思ったりしました。人間って近いといつでも行けるって思っちゃって意外と行かないものですよね。私も、ベクショーから1時間のカルマルに行くより先に、十何時間もかかる北スウェーデンに行ったぐらいですし。笑

      今履修してるdistansコースは、今回がはじめての通信での開講だったので、グダグダなのは仕方ないかもしれませんが、やっぱり意見を言い合ったりするグループワークをネット上でちゃちゃってやっちゃうのは、なんだかなぁーと思ってしまいます。プログラミングのように技術を学ぶコースだったらまた違ったかもしれません。

      来年も、くじけたりいじけたりしながらも、ちょっとずついろんなことに挑戦してみたいです。またお会いできる日を楽しみにしてます☆

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    2. あら、そんな風に思って書いてくれていたなんて嬉しい♪その思いが伝わって、私も今回はブログにコメントしたいなって思ったのはまたもやテレパシー?!(笑)
      本当、人間っていつでも行ける近いところには案外行かないよね。。遠いところへ憧れが増しちゃうのかな。私も遠くへ行きたい~(笑)

      私もNattanの記事を見て、そろそろ年始に書いた抱負がどうなったか締めくくろうかなって。Nattanを始め、パトさんもまっすん、エマさんも有限実行力すごいね!
      (パトさん、体調大丈夫かな?大変だったね。。。涙)
      コースを申し込もうと思ったところ、日本の大学で英語で専攻も受けて論文も書いてこちらで課程も認められたのに、Engelska 6の文字が申し込みのページにないことから難しいというところでつまづくことに・・・
      ちゃんと証明出来る様ストックホルムまで英語のテストを受けに行くことになりそうです・・英語なんて長らく勉強していないよ・・涙。何事も挑戦だね(笑)前向きに頑張ろう♪
      Marico

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    3. 私も遠くに行きたいです〜いつか女子旅できたらいいですね^^Maricoさんの抱負、また聞きたいです。私はすでに今年は見切りをつけて、来年の抱負を思案中です笑

      あーこのEngelska 6の壁!涙 私はSFIに申請した時すごく待たされたので、その間distansでEngelska6を受講してました。100%のコースだったら5週間でとれると思うんですが、それでもストックホルムでテストを受けに行かなきゃいけないですか?(゚Д゚)あ、でも春学期から始めるなら時間が間に合わないのかな。。。

      私は来年秋に申請できるプログラムの可能性をひろげるために、いよいよ1月からNaturkunskapとる予定です。またKomvuxに出戻りです。でも、これだけ自分で選べる道があるのはありがたいですね。

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