旅行4日目。もうだいぶ時間が経っちゃったけど、懲りずに書きます。笑
ゴッホ美術館は、それはもう素晴らしいかったです。お腹いっぱいでした。
当時ゴッホの絵が売れなかったおかげで、これだけのコレクションが一箇所に集まり、100年経った今、彼の作品が世界中から鑑賞者や観光客をアムステルダムに引き寄せているなんて、とてもすごい話じゃないですか。
それに、成功者(と今なら言えるけれど、当時はとんでもない苦労者だったんだろう)の陰にはからなず支えてくれる人がいる。ゴッホにとっては、それが弟のテオだったわけで。金銭的にも精神的にも支えてくれたテオがいなければ、きっと彼の繊細な精神じゃ、10年も絵画を描き続ける事はできなかったんだろう。画家活動期が10年っていうのはとても短いけれど、テオのおかげで10年も続けれた。でもきっとテオも彼を支える事が生き甲斐の一つだったんだろう。ゴッホが死んだ後、テオも後を追うようになくなってます。
ゴッホのそれがテオだったように、人間には一人でも、たった一人でも自分を理解してくれて、自分の価値を肯定してくれる存在が必要なんだな、と思ったりしたり。
ゴッホはあらゆる職を転々とし、恋をし、自分探しを続け、27歳で画家を目指すようになる。ゴッホ美術館では、そこからの作品が時系列で見る事ができます。つまり、ダークな色彩のオランダ時代から、ゴッホ色が開花したパリ、アルル、、、、と、ゴッホの生涯を絵画とともに振り返ることができる。こんな美術館ってある?贅沢すぎる。
これだけのためにアムステルダムに行く価値は十分にあると思う。
4時間ぐらいぼーっと美術館をめぐっていると、もうお昼頃には人が溢れて、騒がしくなり、お腹も減ったので、退散。
美術館は午前中か閉館間近がおすすめです。
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ゴッホ美術館をあとにして、簡単に昼食を。
これまたロンリープラネットおすすめの、Renzo。安いし美味しいしで最高でした。
店内に可愛い猫ちゃんもいたよ。
昼食のあとは、Rejksmuseumことアムステルダム国立美術館へ。
ここもミュージアムカードで入れます。
10年の改築工事を終え、2013年に開館したばかりの美術館。
その改築工事に際して、市民との大衝突があったらしく、その騒動が映画にもなっています。が、見てません。その騒動のきっかけが、提示された改築案を見た市民が「これだと自転車が通りにくい!」と物申したのが始まりだそうです。そのせいかとても変わった建築になってました。トンネルのようになっているエントランス部分は、自転車がビュンビュンと走り去り、美術館を通り過ぎることができます。って、文章じゃ説明できないや。
そんな国立美術館の目玉は、フェルメールの牛乳を注ぐ女を始め、オランダ黄金時代の17世紀の絵画たち。
そして、レンブラントの夜警。
(国立美術館はフラッシュなしでの写真撮影はOKだそうです。)
メジャーな絵には、解説シートがあります。
館内広いし、人も増えて来たし、このへんからヘトヘトでした。。。
そして図書館。光で飛んじゃった。写真を撮るの難しい。
あとおすすめなのが、美術館内のカフェ(レストラン)。
結構並んだけれど、期待以上に美味しいラテでびっくりしました。
美術館とかそういった類の内部のカフェって、あまり美味しいイメージがなかったけど、そのイメージが一遍しました。料理のメニューも地産地消を取り入れているようで、美味しそうでした。
美術館をでたら、もう夕方。そしてこの曇天。
スーパーで軽く夕食を買い、ホテルに帰って一休憩。
そのあとは、HOPPEという伝統的なダッチ風パブで一杯。なにがダッチ風なのがさっぱり。笑 ほろ酔いのまま、レッドライト地区を散歩しても、なんか欲まみれの雰囲気に気持ち悪くなってすぐ退散。私には刺激が強過ぎました。。。
すぐホテルに帰って、ホビット最終章を鑑賞しました。旅行先で映画ってw
明日はハーグへ。
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