20 3月 2023

退院後の過ごし方。〜新生児から生後2ヶ月〜

気持ちばかりのお雛様をAmazonから調達。卯年を意識してウサギ雛。
想像よりだいぶ小さかったけど可愛くてお気に入り。


さて、至れり尽くせりの入院生活でしたが、無事に退院し、親子3人での生活が始まりました。

不安はあったけど、やっと我が家に戻れて、ゆっくりとトイレにいけて、シャワーが浴びられて、自分のベッドで寝ることができるのが本当に嬉しかった!

(と、我が家に戻って安心したのか、退院後にパトが連日の睡眠不足で倒れて超超超×100大変だったけど。)

そして今、生後2ヶ月が過ぎました。

マジあっという間!!!と感じると同時に、

まだ2ヶ月ちょっと?!え?!何してた?!!!!
って思うのも事実。

この2ヶ月ちょっとを軽くまとめてみたいと思います。



子どもが産まれたら、病院から自動的にBVC(barnvårdcentralen/乳幼児保健センター)に連絡がいっているので、退院後すぐにBVCの担当看護師さんから電話があります。その電話で翌週の訪問健診を予約。

(生まれたらすぐにパーソナルナンバーが与えられ、税務署に自動的に出生が登録されるのは本当便利。市役所にわざわざいかなくてもいい!後々、名前の登録は税務署に申請しないといけないけど、それも税務署から申込書が送られてくるし、申請期限は3ヶ月だから、ゆっくり名前も決められる。でもそれと同時に、スウェーデンの日本大使館にも出生届を送らないといけなくて、これも申請期限が3ヶ月だけど、こっちの方はだいぶめんどくさかった…まぁ我が子の日本国籍取得のために大事なことなんですけどね。)

退院翌週に、リンちゃん担当の看護師ジェニカが新生児訪問健診で我が家へやってきました。

長くても30分ぐらいかなぁと思ったら、なんだかんだで1時間以上もかかったのでビックリ。話した内容は、親のこと(自己紹介や病歴、アレルギーとか)や、子育てについての基本知識、今後のワクチンプログラム、困った時の連絡方法についてなど。

いや、、、何をそんなに話したんだっけ…?

あとはポータブルの体重計で体重測定。体重もしっかり増えていたのは良かったけど、ちょうど乳腺炎直前のシコリがあったので、授乳や乳腺炎対策についても色々教えてもらえました。

訪問健診でもらったもの。
小瓶はビタミンDドロップ。太陽光の少ないスウェなので、
毎日5滴あげないといけないんだって。

看護師ジェニカはとっっっっっっても良い感じで本当良かった!彼女がどっかに転職しない限り、リンちゃんが6歳?になるまで担当してもらえるので心強いです。

そしてその次の週には、BVCで健診。BVCは車で5分の近所とはいえ、リンちゃん連れで初めての外出はけっこうドキドキでした。

待合室。

最初は毎週、そして徐々に隔週ごとにBVC健診がありました。思っていた以上に頻繁で、最初は外出がしんどい、、、って思ってたけど、今考えれば毎週のように看護師さんに会えたのは心強かったし、小さな外出が気晴らしにもなって良かったかも。

生後4週目には、医者による健診。

生後6週には、ロタウィルスのワクチン接種に、産後うつや家庭内暴力早期発見のためなのか、母親(私)だけでの単独面談もありました。

日本の事情はよくわからないけれど、乳幼児健診もワクチンも、BVCがすべて管理してくれて勝手に予約をしてくれるので、親は受け身でいいから楽!


退院直後のリビング。
最初はベッドで寝てたけど、色々夜間授乳で不便だったので
最初の1ヶ月はリビングで寝てました。赤子はベビーネストで。


父親は出生後10日間の産休が保障されているので、最初の2週間はパトも家にいたので気持ち的に楽だったような気がするけど、、、

最初の1ヶ月はあまり記憶がない。
私何してた???(´・ω・`)

いろんな人から「出産後は絶対無理をするな、今無理をすると後々大変」とかなり言われてたので、産後の肥立ちを良くするため!と言い聞かせて、私はほぼソファ上で過ごしていたかな。

スウェーデンだと、産後すぐでもスタスタと散歩をしているママをよく見かけるし、回復のためにも動け動けと言われますが、なかなか傷の痛みが良くならなかった私はずっと引きこもり生活でした。そう、傷の治りが悪かったのがかなり悔しい!!!!傷の話はまたいつか…

ふにゃふにゃの新生児期を無事に乗り越えて、生後1ヶ月になってからはちょっとずつ社会生活を再開しました。いや、せざるを得なかった。私の精神上…

同じ時期に出産した友人と赤ちゃんに会いにいったり、ここで長くお世話になってる方が桜餅をもって遊びにきてくれたり、友人らが遊びにきてくれたり、、、


1月2月って、RSウィルスやコロナ、インフルが流行ってたから、なるべく人に会うのを控えてたし、散歩以外の外出もしてなかったから、久しぶりに友人らに会えてとってもリフレッシュになりました。

それに直接会えなくても、メールや電話で交流できることがすごく嬉しくて、「あぁ私は交流に飢えていたんだな」って実感しました。出産前も、臨月に入ったら感染防止でなるべく人に会わないようにしてたので、人恋しかったんですね。

そこで気づいたんだけど、私自身、今まで出産した友人に対しては「出産直後で大変だろうな」って思って連絡を控えていたけど、むしろ積極的に連絡してあげたほうが良かった???出産直後のお母さんって、赤ちゃんの世話ばかりでけっこう孤独じゃない?ぶっちゃけ暇じゃない???気軽に外出できないからパートナーしか話し相手いないし。え、私だけ??

別に長々メールしなくても、職場の同僚が「どうー?元気ー?写真送って\(^▽^)/」って軽くチャットくれたりするのが、「気にかけてくれてる」感じがして嬉しかったです。

まぁ上にお子さんいたら孤独を感じる暇もないと思うし、性格によると思うけど。


さて、リンちゃんとの生活は、授乳、オムツ替え、ちょっと遊んで寝かしつけ。この繰り返しの日々なので、半端な時間はけっこうあるんですよね。だから右手一本で事足りるSNSはいつも通りできるし、Netflixでドラマや映画も途切れ途切れだけど見れる。

時間がない、わけじゃないんだけど、、、なんか時間が過ぎていく、、、

まとまった時間がとりにくいし、手が開く時間が読めないから、「今日はこれやろう〜」がなかなかできない。赤ちゃんとの生活なら当たり前だろ!!!って言われそうだけど、35歳まで自由気ままに生きてきた私は、この当たり前を受け入れるのが結構大変でした。

あと、家が乱れているとソワソワするほうなので、最初の方はリンちゃんが寝たら「よし、今だ!」と洗濯をしたり、クイックルワイパーをかけたり(掃除機ではないのか笑)、食器を片付けたりしてたけど、でも、ある日、2児のママでもあるコロンビア人の友人がちょろっと来てくれた時に、「子どもが寝ると、今のうちに家事を済ましてしまおうって思いがちだけど、今は一緒に横になって休むべき。今は寝られる時に寝ろ。」と言われて目から鱗。

それから私もリンちゃんと一緒にソファで過ごす時間が格段に増えて、体も楽になりました。

パトから私への「家事をしろ」プレッシャーなんてもちろんゼロだけど、やっぱり「私がしないと!」って自分で自分を強制してた節があったんだろうな。

今は気が向いたらちょっと洗濯物を回したり、食洗機を片付けたり、クイックルワイパーしたりはするけど、家事も食事もほぼパト任せ。

食事は作らないけど、ストレス解消にベーキングはするっていうね笑

2月に入って菓子パン焼まくり。
生地を捏ねるのが良いストレス解消になる!


無理はダメ、ゼッタイ。
睡眠は特に大事。寝られる時に寝よう。

このSHELLYさんのインタビュー記事がとっても良かったです。

アメリカの諺で「自分のコップが空っぽだと子どもに何も注げないからまず自分を満たして」っていうのがあるんだって。

わかるー。

私もまずは自分のコップを満たすように意識しています。あと、疲れたな、しんどいな、って思う前に休む。思ってからじゃ遅い。こうやって予防意識を持つことで、だいぶパトとの喧嘩やイライラも減ったかも。

と言ってもまだ2ヶ月。これからどんどんどんどん大変になるだろうし、とりあえず、力を抜いて、良い意味でテキトーな子育てを自分が楽しみたいな。


パトが同僚からもらってきたオムツケーキ!
とっても可愛くて、今度私も作ってみたい〜

大してオチもないけど、新生児〜生後2ヶ月はこんな感じで過ぎていきました。

身体もだいぶ戻ったし、リンちゃんの授乳や睡眠のリズムもちょっとずつできてきた、ようなそうでもないような感じです。育児楽ショー!って感じる日や、楽ショーなんて言ってゴメンナサイ。無理ですシンドイですって日もあって色々。

そろそろ生後3ヶ月。
どうなることやら〜とりあえず良く寝る子に育ってくれ〜






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