31 8月 2023

2023年夏総括〜メンタル編(ほぼ愚痴)〜

散歩中にふと空を見たら、きれいな秋の空になっていました。
もう夏も終わりですねぇ。

スウェーデンは5月6月が暑さのピークだったようで、7月8月は涼しい日が続きました。特に7月は雨ばっかりだった!


出産してからそろそろ8ヶ月が経とうとしています。お子ももうすぐ8ヶ月。
この8ヶ月、振り返ってみればあっという間だったような、でもまだ8ヶ月?と思うのも本音。

泣き止まなくて大変だったこと、すごく可愛かった仕草、愛しく感じたこと、いろんなイベントだけじゃなくて、その時々で感じていた感情も忘れつつあるのが悲しい。山ほど写真や動画を撮っても、全然足りない!目で見たのもがずっと保存されてて、後々再生できたらいいのに、って思ったりします。

さてさて、育児を楽しませてもらってるこんな私ですが、夏に大きな山場を迎えました。
5月に母親が帰った後、6月〜7月と何気なく暮らしていくうちに、私の心の中に黒い渦巻くものが存在し始めたんです。そしてその黒い渦が大きなハリケーンになってパトを襲いました。

今日はその話を。っていうかほぼ愚痴。(書き殴ってるので結構支離滅裂です笑)




7月の中旬頃に、パトと久しぶりに大げんか(というか冷戦)をしました。

ケンカのきっかけは、パトが男友達と毎週19時からのボードゲームに参加することにした事。

元々このボードゲーム会に、彼は出産前は参加してて、パトの貴重なソーシャルな場でもありました。でもお子が産まれてからは離脱。いつか再参加したいと聞いていました。

このボードゲームが特殊で、1日で終わらずに、一度始めたら数ヶ月かかって決着がつくようなゲーム。確か5月頃に、「次のタームからは参加したい」って言ってました。えぇ、覚えています。そして私も「そろそろ私も慣れてきたし、いいんじゃない?」と了承したことも覚えています。

でも!!その時は6月7月がこんなに大変になるとは思っていなかったのです!


まず6月にパトが全治8週間の左手骨折(ヒビだけど)。
これにより育児のほぼ全般(むしろ家事も)が私担当になりました。いや仕方ないけど?パトだってケガしたくてしたわけじゃないし?

パトが自転車通勤できないから車通勤。私はやっと自分で運転できるようになったのに、車でお出かけもできないので近所で過ごす日々。それに外にお散歩にいきたいけど、6月7月は雨の日が多かったので、けっこう引きこもりの日々でした。

そして生後6ヶ月になったお子はハイハイを覚え(早!)、家中動き回るように。→手がかかる。何もできねぇ。
離乳食も本格始動。→手がかかる。時間がかかる。
夜泣き始まる。→私寝不足。
パトの週1の育休が6月で終了。→私疲れる。

と、今までベビージムで大人しくキャッキャしてたお子がハイハイを覚えたことにより、育児のハードルが一段階あがりました。

それでも最初は良かったけど、ちょっとずつ疲れが溜まってたんだろうね。

でもその頃の私は、育児家事に関してすごく他人軸(むしろ日本軸?)で考えていて、

  • 日本のワンオペママ達に比べたら、私なんて全然大変じゃない!
  • 効率よくやれば、ちゃんとタスクこなせるはず!
  • 日本に比べたら、パトは17時には帰ってくるし、私なんて全然楽してる方!
  • パトは育児も家事もちゃんとやってくれるし。
  • 日本に比べたら・・・etc

なぜかわからないけど、ネットからの情報で勝手に自分で作り上げた超大変な日本のワンオペママと自分を比べて、「私なんてまだまだ!恵まれてる方!」って思って自分で自分の首を絞めてました笑

そろそろ疲労も限界、、、私のコップの水(=心の余裕)もなくなりそう、、、って時に、まずパトが友人と金曜夜にサッカー観戦に行ったでしょ。いやこれも事前からあった予定だからいいんだけどね。で、ボードゲーム会の参加通告。。。

タイミング悪く、いろんな事が一気に重なったっていうのもあるけど、ここで限界がきてしまって、パトにブチギレ。

不満が大爆発しました。

やっぱり一番の不満の根源は、不平等/不公平感。
お子が生まれてから、パトの生活ってなにも変わってなくない???
むしろ私が家事ほぼするから、共働きの時より楽になってない???

パトは睡眠不足が大敵だから、ずっと別室で寝てる&完母なので、夜勤はずっっっっっと私が担当。
私も女友達や同僚と遊んだりするけど、基本子連れがデフォ。でもパトは子無しで友達と会うよね?普通に約束してくるよね?お子のお出かけ準備するのって私ばっかりじゃない?離乳食について何か調べた???色々頼んだらやってくれるけど、頼む前に気付けないもの?オムツの在庫チェックって私だけ?なんでも私に聞いてくるな!!!

。。。etc

と、書き上げたらキリがないけども、私の心の中に住み着いている「私ばっかりモンスター」がいよいよ巨大化。
いやね、私が育休中で育児の主導権を握ってる手前、パトが受け身になるのもある程度は仕方ないんですよ。彼なりにちゃんとやってくれてるんですよ。それはわかってるけど。

簡単にいうと、「私こんなにがんばってるのに!!!!」っていう不健全な考えが大爆発した出来事でした。

まぁ数日冷戦状態が続いたけど、なんかのきっかけでちゃんと話せて仲直り?解決できたので良かったです。

この時に藁にもすがる思いで買った育児本が、ものすごく良かった!
私の思ってたことがそのまま書いてあって、「そうそう!!!私もそう思ってたのー!」って同感しまくりでした。



「LOVE自分子育て」の方は、第一章と第三章、四章五章六章がまんま私だった!つまりほぼ全部!笑

そして爆笑エッセイの「頼りになるのはスマホだけ?!」では、産後の夫婦関係のところがものすごくわかる〜て感じだった。最後の方は号泣。そうそう、私も共倒れしないようにって頑張ってたけど、ぶっちゃけ私は一緒に共倒れしたかったのかもしれない。特に夜勤。

本にもあったけど、お子が産まれて何より一番難しかったのは、パトと2人で"子育て"することでした。

仲直り後に、ちょうどパトも4週間の夏休みに入ったので、私もだいぶゆっくりできました。
私も子無しで友人と朝ごはんに行ったり、それに初めて夜に出かけた!カクテル3杯も飲んじゃった!超フェミのこの友人と、「スウェって制度的には男女平等でも、実質的には全然不平等よね」って愚痴り倒してスッキリした!


それに私も悪かった。家が散らかってても、少々埃があっても、洗濯物が溜まってても、食器が片付いてなくても死にはしないんだから、家事を無視する勇気を持てばよかった。(これは今でも課題)。勝手にイメージ化した「日本のワンオペママ」と自分を比べて自分は楽な方!って思ってたのもおかしい。いくら福祉社会のスウェ在住だろうが、いくらパトが所謂超イクメンパパだろうが、私が大変だと思えば大変なんですよね。他人軸じゃなくて、自分軸で物事を捉えるようにしないと。

本当に、この2冊に助けられました。

そして先日、無事に結婚2周年を迎えました。2年って綿婚式なんだって。なので、コットンケーキこと、スフレチーズケーキを焼いてみた。そしてパトからはヒマワリ。2周年なのになぜか3本。



パトとの育児も始まったばかり。ケンカしない、ってことは無理だけど、これからも問題が起こるたびに、ちゃんと会話で解決できるように気をつけたいです。




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