30 5月 2023

母と娘の20日間。気をつけた事、楽しかった事。

約20日間、母親がスウェーデンまで来ていました。

目的はもちろん娘に会うこと。

5月はスウェーデンのベストシーズン!!お花の匂いがそこら中に広がるスウェーデンの初夏と、日々成長する可愛い可愛い孫を目一杯堪能した母が無事帰路についた今、思い出や今の気持ちを忘れないうちに記しておこうと思います。

長閑で平和で、幸せいっぱいののほほんとした初夏の日々でした。

以下、写真モリモリでお届けします。

母親は、近所の湖に巣を作ってる白鳥を散歩がてら日々観察してました。
母がいる間に孵化しなかったー残念!




チケットを購入したのは、2月頃だったかな。両親は過去に2回ほどスウェーデンに来たことがあるけど、今回は母1人での渡瑞。母は英語ができないので、1人で乗り換えや長距離渡航大丈夫かなぁと不安でした。

それにしても最近の航空券の高いこと!!!!!
今回フィンエアで、大人1人往復(ローシーズン/底値)で25万円もしましたけど?!
25万円?!!!!って初めて聞いた値段だわ。コロナ以前の2倍以上の価格です。

選べば価格が若干下がる航空券はあったけど、個人的にフィンエア=ヘルシンキ空港での乗換が一番簡単だと思います。ヒースローやシャルルドゴールといった大空港の乗換は私でも不安だし…

値段も値段だし、今回は一人旅だし、本人に何度も「本当に来るの?大丈夫?」って確認したけど、不安はあってもやっぱり娘がまだ赤ちゃんであるうちに会っておきたいとのこと。

そこまで言うのなら!っと、私も覚悟?を決めて受け入れることに。

結果的には、本人が「ダイジョブダイジョブ!」を連呼していた通り、なんとか無事に到着したし、無事に帰国しました。(飛行機トラブルがゼロだったのはありがたかった)
どこの空港でもWi-Fiもよく使えたので、道中に連絡を取り合えたのも良かった。あと、コペンの空港まで迎えに行った時、1人だけマスクしてたからすぐ見つけられたw

さて、我が家についてからは、私たちの日常(娘のルーチン)に合わせて生活してもらいました。1週間目は旅の疲れがとれるようにゆっくりめの日々。私と娘がよく行く散歩コースを散歩しつつ、近所を案内したり、最寄りのスーパーで買い物をしたり。

大量の餃子を一緒に作り置き。
お土産の生ラーメンと一緒に。

ウェルカムディナーはパトのラム肉!
とっても美味しかった!


2週間目は、祝日もあり、パトがほとんどお休みだったので、ちょくちょくお出かけもしました。赤子を連れて外出はあまりしてなかったので、今回色々お出かけできて良い練習になりました。

Herrgård de luxeでランチ。




Varndalorumでリサ・ラーソン鑑賞&美味しいランチ。ここはかなり小さな美術館だけど、併設のレストランが美味しいのでオススメ。


Bokskogを散歩。ちょうど新緑の季節。


IKEAで買い物。


街ブラ&ランチ。

街の小さな図書館で日本語の絵本コーナーを発見!
本当数冊しかなかったけど…


3週間目は引き続き、近所でゆっくりと。あとは私の運転で近所や隣町まで出かけたり(娘と2人で運転するのはまだ不安なので、今回は母に同乗してもらってパトが仕事中にちょくちょく運転の練習もできて良かった)。

隣町のCafe st clairまで。
運転緊張した。笑


約3週間我が家に滞在した母。「母親が3週間来るんだ〜」っていったら、けっこう周囲に「そんなに長く一緒にいて大丈夫??」って心配されたけど、私もその点は若干心配でした。

でも、ゲストルームを用意したので、母親は自分だけの空間/時間が保てたおかげか、3週間まったく険悪なムードになることなく、平穏に過ごせました。同じ部屋に四六時中一緒はやっぱり疲れると思うな。でも、母親なりに色々気使ってくれてるなぁって感じたので、本人は気疲れしてたかも?


あと、彼女に「何やりたい?何したい?」って聞いても「孫と過ごせれば十分(・∀・)」って答えるだけなので(そりゃそうだ)、滞在中は「私たちのしたいこと」に、とことん付き合う形で、スウェーデン・スモーランド旅行を楽しんでもらいました。

ホスト側になった時、経験上「あなたが喜ぶと思って〇〇した〜〇〇へ行った〜」っていうスタンスでいると、ガイドに疲れたりイライラすることが多いような…ゲスト側から明確な希望がない限り、自分がやりたいことをして、食べたいものを食べるようにしています。常に「私が行きたいから行った。やりたいからやった。」って自分メインって思いながらゲストと接してると、精神上色々気が楽な気がします。え、この気持ちわかってもらえるかな。

Teleborgs Slottでのランチも、「お城でランチなんて、母親喜ぶかな(・∀・)」とも思ってたけど、なによりウチらが行ってみたかったので連れて行きました。


スウェあるあるで味付けはしょっぱめだったけど、
スウェーデン料理が食べれて良かった!

そして、母親に子守りを任せて、約半年以上ぶりにパトと2人でディナーにも挑戦。
お気に入りレストラン、SKAIへ。

ノンアルビールで乾杯。

相変わらず全てが美味しくて大満足の夜でした。

あとはスウェーデンの日常を体験してもらいました。

スウェーデン産のイチゴ!

クッキーやシナモンロールを焼いたり。

ライラックの匂いも初体験。
いっぱい散歩した!



遠出はせずに、スモーランドでゆっくりと過ごしてもらった20日間でした。こんなに長い間母親と生活するにはいつぶりなんだろう。

比較的に旅好きで、フットワークの軽い両親なので、私が高知に住んでいた時もかなり頻繁に来て一緒に高知津々浦々と旅行をしたし、パトと一緒には欧州旅行2回、日本でもスキー旅行や色々と旅行を共にしてきました。大人になってからもこんなに親に旅行するとは思ってなかったし、毎回「親と旅行するのはこれが最後かもしれないなぁ」と思ってきたけど、そう思いながらも早15年。笑

今回はウチらの過去の旅行スタイルとは違ったけど、母親にとっては立派な旅行。今年になってようやく完全退職した母は、40年以上もフルタイムで働き続けて、やっと自分の時間が、と思った頃にちょうど祖母の介護が始まり、めまぐるしい日々を過ごしていたけど、このスウェーデンの平凡な暮らしで、ちょっとはリフレッシュ・ゆっくりできたかな。

産休・育休の話もしたけど、私が産まれた時は母親はなんと産休のみ=産後8週間でフルタイム復帰したんですって!!!!!!たぶん前もその話を聞いたことあったけど、いざ自分が出産体験してから聞くと、産後8週間で復帰なんて考えられない(゚Д゚)

「母親超人だな!」と思う反面、いざ自分が子育てをしていると、「生後2ヶ月の可愛い可愛い赤ちゃん(私)をよく人に預けられたね…?そんなに仕事の方が大事だった…?」と、若干自分に同情したりしたけど、そういう時代や風習だったんだろうし、当時は育休中はお金がもらえなかったらしいから、そういうのも関係あるのかな。

比べても仕方がないから、普段はあまりスウェーデン出羽守にならないようにしてるけど、産休育休育児の面で、かなり母親に出羽守しちゃったかも。反省。。。

仕事第一で、子育てを外注してまで仕事に没頭する人生は私は無理だけど、「大変よ〜」と言いながらも、心も体も元気で(いや、本当元気で寝込んでるところも見たことない)、母親のように、強くて図太くてたくましい母親になりたいと思います。

これからの定年生活、やりたいことをたくさんやって、充実した余生を過ごしてほしいなって心から思います。

遠いところ来てくれてありがとう!

朝、3時半(授乳中)の景色。




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