24 8月 2017

ベリーの種類が多すぎな件。

さてさて、趣味の一つとして絶賛ワイン等を勉強中の私ですが、参考にしているのはいつもSystembolagetのホームページ。

そこで気づいたのは、ワインにしろ、ビールにしろ、リキュールにしろ、香りや味の説明表現で、やたらベリーの名を目にすること。日本でもそうなのかな。

Bärig(ベリー系)というまとめちゃった表現や、Jordgubbe(ストロベリー)とかHallon(ラズベリー)とか、(私にとって)メジャーなベリーの種類ならわかるけど、聞いたこともないような名前をみかけることも。

なので、よく赤ワイン等アルコール飲料の説明で使われているベリーとかその他の果物についてちょっとまとめてみようと思います。

赤系(röda bär)のベリー。

Jordgubbe(いちご)
Smultron(野いちご)
Körsbär(さくらんぼ)
Hallon(ラズベリー)
Röda vinbär(赤すぐり)
ルビー色が本当にきれいなRöda vinbär。
スウェではケーキのデコレーションに使われる。

lingon(コケモモ)

Nypon(ローズヒップ)
Hjortron(クラウドベリー)

藍色系(mörka bär)のベリー

Blåbär(ブルーベリー)
Björnbär(黒いきいちご、熊さんのベリー)
Björnbärは南スウェーデンでも自生しているのかな。
森ではあまりみかけたことがない。今年初めて生を食べた!

Svarta vinbär(黒すぐり、カシス)

あとは、

Drottningsylt(女王様のジャム、ラズベリーとブルーベリーのこちらでは定番のジャム)zinfandelのワインに多い表記。
fikon(イチジク)
Katrinplommon(プルーン)
plommon(プラム)
そのまま食べたほうが美味しいプラム。

それに、いろいろまとめちゃった表現も。

Skogsbär(森のベリー)、Lingon, blåbär, hallon, björnbärをミックスさせたような味。
skogshallon(森のラズベリー)ふつうのhallonより濃い味。

また、Krusbär(すぐり)は、白ワインやシードルの味表現に使われるベリー。
Kursbär。今年初めて食べた!
ジンの香りづけに使われる、Enbär。もはや日本語でなんていうのかわからないし、ジンを飲んでどの味がenbärなのかもよくわからない笑

Kråkbärは、セイヨウガンコウランというらしいけれど、これは2016年版BLOSSAのGlögg(クリスマスに飲むグリューワイン)で使われたフレーバー。それ以外で見たことない笑

あとは、slånbärっていうのがあるんだけど、なにかよくわからない笑

ベリーではないけれど、白ワインではnässlor(触ったらチクチクするイラクサ)の味表現もあるんだけど、nässlorな感じっていうのが私はよくわからない。。。

サマージョブの研修中、いろんなワインの試飲会をしたんですが、一緒に研修をうけた20代のスウェーデンの若者は、「これは、リンゴンっぽいね。ちょっとhallonっぽい。いや、röda vinbärかも」とか、「ブルーベリーとbjönbärかな」とか、kursbärだねとか、ぽんぽんぽんぽんベリー系の名前を出してきて、ベリーにまったく馴染みのない人生を過ごしてきたワタクシはあっけにとられました。

と、こんなところでもカルチャーショック。スウェーデン生活とベリーの関わりは深いようです。なので今年の夏は、意識的にいろんな種類のベリーを狩ったり食べるようにしていました!ちょっと詳しくなれたぞ。

友人宅のお庭でたわわにみのっていたカシスを、ウォッカとkandisockerでつけてみました。どうなるかな〜



今年は、たくさんいろんなワインを飲んでみたんだけど、今のところ私のお気に入りはこれ。Piccini chiantiの2015! エチケットが可愛くて買ったんだけど笑、軽めベリー系の赤ワインが好みな私のドスライク!

誰かオススメワインあったら教えてくださいー。
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4 件のコメント:

  1. enbärはジュニパーベリーですよ。
    松ヤニっぽいすっと抜ける匂い。私はこれが大好きです。
    酒好きなので、システムボラーゲットの仕事、羨ましい!
    でももし働けたらタコが自分の足を食べるように稼ぎを酒につぎ込みそうで怖い。

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    1. ジュニパーベリー。。。そんな格好良い名前だったんですか?!そして美味しいんですね?!いつか直接食べてみたいものです^^私も酒好きなので、とても楽しく働けました。勤務歴の長い同僚さんたちのオススメだけじゃなくて、年配のお客さんからにもたくさんオススメを聞いたので、本当にこの夏はたくさん飲みました笑 ですので、稼いだ金額の何%かは会社に還元しましたね。。。

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    2. ジュニパーは食ったらまずいです(多分)。
      ちなみにジビエ(ワイルドミート)の臭い消しに使われたりします。

      蛇足ですけど、ワタシ、以前の職場が肝臓の病棟だったのです(正しくは消化器内科ですが)よくアルコールの問題を抱えた患者さんがきていました。仕事が不規則だから時々朝一でシステムボラーゲットへ行ったりします。そしたら未来の患者さんがゴロゴロいました(もう買っている内容とか二日酔の匂いとかでわかる)。
      そういう人たちの相手も大変ですよね・・・

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    3. そうなんですね!ジビエすごい好きで、貰い物のジビエ肉が冷凍庫に眠っているんで、今冬enbär買って料理してみます^^楽しみ〜

      そうそう、郊外に立地する店舗はあまりそういった問題を抱えたお客さんは少ないようですが(買い物に車が必要なので)、私の勤務店は市街地だったのでそういった「常連さん」が結構多くてびっくりしました。しかもよほどのことがない限り普通に売るんですよね。店内での揉め事は夏期間中一回あったぐらいで、私は遠くから眺めてただけですが、その時上手に対応してた正社員さんが頼もしくてものすごく格好良くみえました笑

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