私が知っている限りだけど、スウェーデンの賃貸物件には日本でいう敷金・礼金制度はありません。
個人的にスウェーデンで結構カルチャーショックだったのが、部屋を退去する時に完璧に掃除をすましておく必要があること。日本だと、ハウスクリーニングは借主側の責任だったような気がします。その代金が、敷金から引かれてるのかな。
だから前の住民が掃除したままで、プロの手が入ってないこともしばしば…
それだと引っ越し時に汚いんじゃない?って思われそうだけど、アパート引き渡し前にはBesiktningと言われる超厳しいチェックが入ります。
そのために、排水溝や、換気扇、窓、、、冷凍庫・冷凍庫の中まで、完璧に綺麗に掃除し終わらないといけません。じゃないと、罰金ややり直しになったり…
今は税金が安くなった関係で、ハウスクリーニング業者が増えたので、引っ越し前の掃除は業者に頼む人も多いです。
でも今回は、私たちは節約のために自分たちで掃除しました。
パトがすごく頑張ってくれたのもあって、Besiktningは一発合格。
空っぽになったアパートを見ると、とっても切なくなりました。
(でも最後になってバタバタで、写真撮る暇もなく、下記写真は掃除の途中でいろいろ物が残ってる)
ベランダで串カツや焼肉パーティをしたなぁ |
リビング。東向きで日当たりは悪かったけど、そのおかげで夏は涼しくてよかった。 |
無駄に広くて収納たっぷりだったキッチン。ザリガニパーティやカクテルパーティ、いろんなパーティをしました。料理もたくさんした! |
バスタブに何度も助けられた!日本から大量に持ってきたバブで入浴するのが至福のリラックスタイムだった…バスタブ恋しいなぁ。 |
寝室。 |
寝室は収納が少なくて大変だったけど、一度も睡眠に悩まされることなく、よく眠れる寝室でした。(適当な感想だなw)
で、この寝室が曲者でして。。。
掃除の出来は太鼓判をもらったけど、寝室の壁についているシミの修繕費を払えと言われたんです!
その額、(うろ覚えだけど)3500kr!!!!
寝室の壁のシミは、Fettfläckar。
ベッドの頭の方向(枕がある側)の壁に、私たちの頭皮から発生した脂由来のシミがくっきりと。。。。
だからベッドには、Sänggavelといわれるベッドの背もたれがついているのね。あれ、ただのおしゃれかと思ってたよ笑
ベッドを買った時は、ウチら貧乏学生だったので、ベッドとソファを買うので精一杯。別売りのGavelはまた後で買おう、って話したのは覚えていたけどそれから早8年。w
すっかり忘れてたし、時すでに遅し。
でも脂のシミは普通に暮らしてても普通についちゃうから、「通常の生活において」の結果だから、私たちにそこまで非はなくない?
というネットの情報を読んで笑、賃貸管理会社と交渉。
半額にはならなかったけど、2000krで話がつきました。
2000kr、、、大きいよね。せっかく掃除頑張ったのに。。。
と言うことで、はやくSänggavel買わなきゃ。