今後、もしかしたらスウェーデンや、北欧、その他の国で歯科衛生士を目指す人がこのブログにくるかもしれないし、それに日本の歯科衛生士さんが海外の教材も知りたいかもしれないし!
まぁ自分の記憶用として残しておきます。
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まずは、衛生士業務の大部分をしめる歯周病について。
それに関しては、この本一択!
歯周病って何?から始まった、1年目の基礎コースから、今の3年目、卒論を書いている今でさえよく使っています。
2019年の最新版。図書館から借りてます。 |
2019年に最新版が出て、これは2017年に改定された新歯周病分類について詳しく説明されています。1999年の旧バージョンとどこが変わったのか、なぜ改定する必要があったのか等々。英語もシンプルで、画像もいっぱいあって良き。
次、虫歯については、大学から指定されたのがこの本。
衛生士が知っておくべき知識は網羅されているのかな。でもあんまり使わなかったかも。
そして、歯周病や虫歯以外にも矯正学や口腔粘膜の病気、歯の発達異常、小児歯科学等々にもそれぞれ指定された教科書はあったけど、それらんいついては買ってはいません。
というのも、けっこう大学の図書館を通してE-bookを借りれるので、試験前はそれをまとめてなんとかなりました。
そして、プログラムが始まる前に買った、Dental Hygine theory and practice。
うーん、衛生や麻酔、エルゴノミック等、全般的なことについて触れられてるから勉強にはなるけど、あんまり最近は使ってないかも。
武器になりそうなほど分厚い本。 |
あと、スウェーデン語でおすすめなのは、Gothiaが出しているシリーズ。
(https://www.gothiafortbildning.se/omraden/tandvard)
特に、口腔粘膜の病気に関しては、症例写真も豊富でこの一冊で十分でした。
いくら英語とスウェ語が似てるといっても、試験はスウェ語。虫歯や歯周病に関するスウェ語の単語や表現を学ぶには、やっぱりスウェ語で書かれた教材が勉強になります。
そして3年を通してよく使ったのが、歯科用語の辞書。めっちゃ使いました。
大学生活では、参考書を買う費用がかさむと思われがちですが、実は私、この3年間でほとんど参考書を買わずに過ごしました。図書館で借りられたし、図書館ではE-bookも充実しているので。最初の歯周病の本やGothiaのスウェ語の本は、図書館でなんどもなんども借りるうちに、ほしいなーと思って最終的には購入しましたが。
あと、最近ふと思うことがあります。
SNS上で、社会人入学や社会人留学をされた方や絶賛学生中の方のポストをよく見かけるようになりました。そういう方々の存在にはすごく励まされるし、一度社会人を経てからアラサーで学生になることの大変さや辛さについて共感する部分もたくさんあります。
そういう方々が決まってよく書かれているフレーズが、「人生で一番勉強した」っていうこと。
かくいう私も、今のプログラムに入学する前は、「これからの3年間は人生で一番大変で辛くて、勉強に追われる日になるだろうな」って心の準備をしていました。
そこでふと、過去3年間を振り返って考えてみました。
私は今「人生で一番勉強して」いるのでしょうか。
それが時間量をさすのか、内容の質をさすのかによっても変わってきます。
勉強量を時間で測るなら、高校時代の受験シーズンを超えることは絶対ありません。
この3年間はどうだっただろう。もっとやれただろうな。ストレスもあまりなく、「そこそこ頑張ったかな」程度です。
参考書の量=勉強量じゃないけど、あまりにも少ない手持ちの教材を見てふと思ったのでした。
今度は、勉強方法についても書いてみたいと思います。
あと1セメスターで卒業なんだね~!!本当いつも読ませてもらって頑張っているなったんに励まされています♪いつかなったんの治療受けに南まで伺いたい(笑)
返信削除学生生活あと少し~~!頑張れ~~!
実習もお疲れ様でした。とてもいい担当の方とめぐり合えてよかったね。
そっか~今はE-bookで参考書が借りれるようになっているんだね~それは便利!私の時はまだまだE-book需要が少なかった気がする・・買わなくてよさそうな本とかコピー機でプリントアウトしてたな。。(笑)
いつも楽しんで読ませてもらっていますよ~~^^
北のMaricoより
そうなんです!思っていたよりE-bookが利用できたし、あらゆる図書館(ヨンショーピンやベクショー)の利用カードを駆使して、参考書はあまり買わずにすみました。もちろん自分で価値がある!と思ったのは買ったんですけど。便利な世の中になってきました♪
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