他の医療職の方ってその辺どう折り合いをつけているんだろう。
最近の話題は、
- 勤務時間改革で職場がざわついたけど、さすが民主主義の国。こうやってボスと職員が折り合いをつけていくのか、と感心した件。みんなで決めていくことが大事とされるんだね。
- Arbetsmiljö(労働環境)についてのミーティングが毎月あること。
- ノーショー続きの児童に対して、児童虐待疑惑で初めてSocialtjänsten(soc)に手紙を送ったこと。(その時までsoc=socialtjänstenとsos=socialstyrelsenを混合してたこと笑)
- 歯科医衛生士、仕事内容や労働条件含めてやっぱり最高説。全移住組にお勧めしたい!
- 職場でのスウェーデン語力のこと。
- 初めての給料面接(lönesamtal)の事。
- スウェーデンの公立歯科の仕組みや値段。(日本に比べたら高いけど文句言わないで!)
- Frisktandvård(公立歯科保険)について。ぶっちゃけこの保険の存在意義がまだ理解できない。
- 日本の衛生士さんとの違い。(衛生士以外の業務は歯科医師に丸投げだけど、これでいいのだろうか)
- 新入職員向けのイントロダクション・コースが全部終わった事。
- 寝坊して遅刻した事←
- 別のクリニックから週一で来てくれてる助っ人歯科医の話を聞いてると、今のクリニックで衛生士として働けて良かったなって事。
等々。
最近は「やる気向上中期間」で、学びたい・上達したい・知識を増やしたい欲が盛り盛りです。こういう期間は、いろんなセミナーや勉強会、テキストが豊富に揃っている日本の環境って羨ましいなって思います。
スウェーデンの歯科医衛生士で、勤務時間外に勉強会とかをしている人たちっているのだろうか?
そういやセミナーといえば、先日「Tandhygienist Dagarna」と言う衛生士向けのイベント・カンファレンスみたいなのが二日間ありました。
本当はヨーテボリで開催されるはずだったけど、このご時世なのでデジタルで。衛生士の同僚2人と丸々二日、いろんな講義を聞いたり、記事を読んだり、スポンサーが準備したクイズをやったり、本当にゆっくりした勤務日でした。笑
ヨーテボリの会場から生放送。 |
今年のテーマは、ドラッグ中毒や摂食障害、虐待児患者への対応でした。重いわ。
紹介されていた、家庭内暴力の被害者の子どもを扱ったノルウェーのアニメーション。すごく心の痛い内容でした。
でも、テーマは興味深かったけど、こういった講義って大学でも散々取り上げられていたので、あまり目新しい学びはなかったのは残念。
私自身も、今まで2回ほどコミューンの社会庁?に児童虐待疑惑通告の手紙を出しました。両方とも、3回連続でのノーショーが理由。手紙でも電話でも保護者と連絡が取れず。でも両方の場合も、親が手紙をチェックしていなかった(スウェ語ができないから?)か、スウェーデンの子どもの歯科検診が親の義務だと知らなかったから連絡しなかった、みたいな感じです。
あとびっくりしたのが、これも移民家族だけど、子どもが健診に来なかったので電話をしたら、保護者なのか親戚なのか?が電話に出て、「子どもとその母親は今別の国にいて、いつ帰ってくるかわからない。」とか。2件ほどありました。
えぇ???
もうこういうのは事務さんに丸投げですが、そういうケースも多いらしい。
ノーショーが理由で通告するのはいいけど、来院した子どもに育児放棄といった、身体的・精神的虐待の特徴があったりするケースには遭遇したくないなぁ。。。重いなぁ。。。
児童虐待といったら、Netflixで長澤まさみ主演のマザーをみました。実際の事件を元にした毒親の話。
「あの」長澤まさみに、本当に本当に憎悪をいだきました。役者ってすごい。
後味悪い映画だったけど、この映画をみたら、社会が子どもに手を差し伸べられるように、社会の一員である大人の私も、自分の義務はちゃんと果たさないと、と気が引き締まりました。
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