20 10月 2015

なぜ、を考える。

ブログ内の記事を整理していると、下書き保存されていた3年前の記事がでてきた。

_______________________________

「なぜ、スウェーデンに行ったの?」

私が大学を卒業して、社会に片足を突っ込んだ中で出会った多くの人に聞かれた質問です。
そしてスウェーデンに戻ってきた今でも聞かれるわけで。なぜ、と。

最初の質問に対する答えは簡単で、

1、母校の大学で交換留学制度を利用できたから
2、授業が英語だったから
3、北欧ってイメージがよかったから
4、学部時代に長期で海外に住んでみたかった

というありきたりな答えなんだけど、その次のwhy、なぜ、再び戻ろうと思ったのか。

その答えが自分の中でしっかりと明確になってないなー
それを聞かれると実はちょっと困る。だから、ありきたりにもっと勉強したかっただの、院に行きたいだの、優等生?的な答えを言ってしまう。いいながら本当に自分はそれを望んでるのかなってモヤモヤもしてた。
だから今日はこの部分を掘り下げてみたいと思う。一回文字にしておくと、抽象的なものが形となってくれるから。

でも、本当は答えが自分ではわかっていて、ただそれに気づかないふりをしている、もしくは誰にも知られたくないだけかもしれない。

サンボとしてスウェーデンにやってきた私。
サンボが大好きで大好きで大好きで、早く一緒に暮らしたいから♡
って理由で来た訳でもない。いや、その気持ちがゼロではないけど。
確かに、今のサンボと交換留学時代からずっと縁が続いていたお陰で、彼が就職するこの時期にすんなりと移住できたことは事実。私は大学を卒業して海外にぽんっと無一文で渡れるほど潔い人間じゃないし、もう親に頼らないだけの貯金と日本で働くという経験がほしかった。たった1年ちょっと働いただけで得られる貯金と経験なんて、雀の涙ほどかもしれないけど、日本で働いたこともないくせに、「日本の社会は〜」なんて、自分は言えないと思った。実際働いてみて思ったことは、たまたま職場に恵まれただけかもしれないけど、日本で働いてもそれなりに幸せに生きていくことができるということ。そして意外といろんな仕事があるということ。そして普通に働けば、1年留学するのに借りた奨学金は2〜3年で完済できるということ。それを知っていれば、学部時代の1年の留学なんて、本当に素晴らしい投資なんだということ。

海外に暮らすときに、頼もしいパートナーがいることにこしたことはない。

昔、スペインを一人旅したときに偶然出会った日本人のおじさんに言われたことがある。

「社会人になってから留学する時に、日本社会から逃げたくて、ということが理由にあると絶対何も得られない」と。そのおじさんいわく、つまらないOL生活を抜け出したくて、スペインにフラメンコ留学しにきて、現地のどうしようもない男にひっかかり、子どもができて、男に逃げられどうしましょう、といった日本人女性を何人も見て来たと言っていたけれど。怖い怖い。。。

ここスウェーデンには、新しい何かがあって、私を動かしてくれる。いいことばかりじゃないだろうけど、でもここで頑張れたらもっと素晴らしくてもっと大きな自分を見つけることができるような気がして。って、どっかで聞いたことある曲そのままの理由で北欧スウェーデンにやってきました。終わりなき旅症候群ですね。

きっと交換留学でスウェーデンに来てなかったら、そこで日本人含めいろんな人に出会ってなかったら、そして日本で背中を押してくれる人に出会ってなかったら、またここに戻ってくることはなかったと思う。大学に入学する前の自分の価値観なら、こんな道を絶対選ぶことはできなかったと思う。そして不謹慎かもしれないけれど、2011年3月の震災は私の価値観を大きく変えてくれた。祖父母も両親も親族も公務員だという恐ろしいぐらいに安定志向な家族構成は、私の偏った価値観の礎になっている。海外移住なんて、病気になったらどうするんだ?新卒捨てるのか?年金は?貯金は?とたくさんの不安が付随していたけれど、ちょうど大学卒業の時期に震災が起こり、絶対的に安定した未来なんて存在しないし、貯金してもそれがいつ消えるかわからないということを痛感した。大学の先生に言われた「お金は盗まれるけど、自分が得た知識や経験は誰にも盗まれない。知識こそ本当の財産」って言葉。学校卒や○○社所属とか、県庁職員だとかいう肩書きに頼らない生き方がしたいって思った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここまでが3年前の記事。意味不明でこしょばいです。笑
たぶん同じく海外に移住した友人の一人と「うちら終わりなき旅症候群だね」て笑いあった時に書いたんだろうな。

記念に残しておこう。未だに「財産という知識」は、へなちょろのスウェ語と誰とでもうまくやっていける人間付き合いのテクニックぐらいしか得られていないけど。移住当時の25歳の青臭い私。今の自分を励ましてくれるのは過去に頑張った自分ですもの。






0 件のコメント:

コメントを投稿