なんと2018年以来の4年ぶり!
水際対策がだいぶ緩和され、スウェーデンからの入国者に対しての入国後の隔離は必要なくなったけど、パトのビザやPCR検査が必要だったり、また戦争のための迂回路飛行だったりと、今までとは大きく違う渡航でした。
覚えている範囲で、旅行準備から入国まで振り返ってみたいと思います。
(2022年7月当時の情報です)
航空券の購入
「今年こそ夏に帰省しようか。」って話になって、航空券をフィンエアーで購入したのが、2022年2月17日。その時はコロナの状況次第ではキャンセルするとこも視野に入れていました。
購入金額は、コペンハーゲンー東京で、1人7.501スウェーデン・クローナ ×2人分。
まぁ夏なら妥当な値段だったと思います。
そして購入から1週間後の2022年2月24日。ロシアのウクライナ侵攻が勃発。
経路的にフィンエアーはもろに影響を受けるので、帰省への不安分子がコロナと戦争という類まれなる状況になって、どうしようかと思いました。
購入した航空券も、時間が変更になったりはしたけど、キャンセルにならずに飛んでくれたのでフィンエアーさんには本当感謝。(SAS航空は全日本便キャンセルになったんじゃなかったっけ?)
スウェーデン国籍者のパトが準備したもの
1.パスポート
パトは結婚を機に苗字を変えたので、パスポートを更新する必要がありました。いざパスポート更新の予約を取ろうとしても、3月の時点で予約がいっぱい!コロナによる渡航制限が撤廃され、久しぶりの海外旅行でパスポートを更新しないといけないスウェーデン人が殺到したんでしょうね。(あと予約システムの不備もあったみたいだけど)
スウェのパスポートは子どもも大人も5年更新だからすぐ切れる!
3月時点で、ベクショーで次に取れる予約の時間が6月でした。普通ならそれでも大丈夫だろうけど、今回は後で書く渡航者ビザも申請する必要があったので、かなり困りました。
そこでパトが仕事返上で(え)探しまくり、なんとか車で2時間の別の街で予約が取れたのが4月下旬。そこで手続きを行い、パスポートは3週間後ぐらいに手元のきたかな?
そしてそのパスポートを元手に、次はビザの取得です。
2.渡航者ビザ
普段なら、スウェーデン国籍者なら日本入国にビザは必要ありません。でも水際対策のせいで、パトのビザの申請をする必要がありました。メンドクセー‼︎
調べるのもめんどくさかった私は、ビザ関係はパトに丸投げ。ただ、日本から私とパトの婚姻を証明する戸籍謄本を母親に送ってもらいました。(ことあるごとに戸籍謄本が必要な制度をどうにかしてほしい!)
ビザ申請に必要な書類等はコロコロと変わるので要注意。パト曰く、日本大使館に電話で問い合わせたら、丁寧に教えてくれたそうです。
さすが日本大使館。ビザはあっという間におりました。ただ、ビザが貼り付けられたパスポートは大使館まで取りに行かないといけないので、パトは仕事を休み日帰りでストックホルムまで受け取りにいきました。(余分な出費と時間!)
(春先まではサンボだとビザがおりなかったので、去年入籍しておいて良かったです笑 でも今ならサンボでも同性婚カップルでもビザがおりるそうです。)
渡航前のPCR検査
出国前72時間以内の陰性検査証明書(日本式)は、入国者全員が提出しないといけません。これが厄介!!すでにベクショーではPCR検査をしてくれるクリニックがどんどん減っていて、旅行者向けにやっているとこは法外な値段だし、そもそもちゃんと日本式証明書を出してくれる?????
ということで、今回はコペンハーゲン空港の近くで前泊し、まだ検査場がたくさんある都会(w)でPCR検査を受けることにしました。
検査を受けたクリニック: Hyllie Testcenter - Hyllie Boulevard 9C, Malmö
泊まったホテルは、マルメのHyllieにあるクオリティーホテル。ホテル前の駅から空港まで電車で20分ぐらい。
部屋もキレイ!
PCR検査からMySOS登録までの流れ
渡航2日前にベクショーからHyllieに移動。(道中で電車トラブルがあって検査予約の時間ぎりぎりになって焦る)
- ホテルチェックイン後、17時にPCR検査を受ける(600kr×2人分)
- PCRの検査結果がSMSで22時ぐらいに届き、即日本書式バージョンの申請をする。(200kr×2人分)
- 翌日午前9時ぐらいに日本書式バージョンがメールで届く。
- そこからMySOSアプリの登録。(これがまたかなりめんどい)
- MySOSに情報入力後、30分ぐらいですぐ青色になる。
- 念の為にホテルで、陰性証明書を印刷してもらいました
※MySOSアプリで情報を事前登録しておくと、入国後の空港での検査で、青色になったスマホ画面を見せるだけでOKになります。
喉元過ぎればなんとやらだけども!もう本当にめんどくさかったし、このPCRが陽性だったら全ての準備が水の泡ですよ!!それにPCRのために前2泊もしたウチら!
あぁ、、、早く普通に戻ってほしい!
(※追記 なんと9月7日から入国の際の陰性証明書の提示がなくなりましたね!良かった!)
コペンハーゲン空港から成田空港へ
そしていよいよ渡航日!スウェ在住の方はご存知のとおり、この夏のアーランダ空港をはじめとする欧州年空港のカオスぶりはヤバかったですよね。
なので私たちも念の為にかなり早めに空港に着きました。
でもコペンハーゲンのKastrup空港は落ち着いていたし、チェックインもそこまで並ばずにできました。
フィンエアのカウンターで提示を求められたのは、
- パトのビザ
- MySOSの青色画面
- PCR検査の陰性証明書(これは紙じゃなくてもデータでも大丈夫たったみたい)
お昼の便で、コペンハーゲンからヘルシンキに向けて出発。
トランジット時間で、バーガーキングを食べました。
ベクショー→マルメ→コペンハーゲン空港→ヘルシンキ空港内→日本便ゲートになるにつれて、マスク率がどんどん上昇していくのが面白かった。成田着いたらマスク率100%だったし。
ヘルシンキから成田行きのフィンエアーは機体も新しくてなかなか快適でした。ほぼ満席だったかな。
経路はロシア上空を回避した迂回経路。13時間ぐらいだったかな?
今までなら10時間を切る飛行時間だったのに…
そして成田へ到着。
飛行機から降りたら、そこら中に職員さんがいて、言われるがまま入国審査まで進みます。
検疫前に、MySOSの青色を見せたらこんな紙をもらいました。なんだったんだろう。その後見せたっけ?
検疫では、MySOSのQRコードを準備しておく必要がありました。ここでWi-Fi繋がないとアプリが開けずにもたもたしちゃったので、事前にQRコードをスクリーンショットしておくことをお勧めします。
そのあとは周りの職員さんに言われるがまま、入国検査、手荷物引き取り等々進んで無事入国。
しかし、、、、時間はちょうどお昼過ぎ。
到着ゲートはガラガラでお店が全然オープンしていない。ほぼ臨時休業。あんなガラガラな成田空港をみて悲しくなりました。
かろうじてオープンしていたつるはんさんで遅めの昼食。
あぁ、、、ロングフライト後のうどん、本当に美味しかった…
出発前はいろいろ心配してたけど、大きなトラブルもなく無事に入国できて良かったです。
コロナのせいで余分にかかったお金と時間は、
- パトのビザ受け取りのためのストックホルムまでの移動費+休暇1日
- 前泊ホテル2泊分
- PCR検査代
ですね。
はやく「普通」になってほしい!
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