17 11月 2018

初めての患者さん。

今のコース(Oral hälsa, beslutsfattande teori och behandling vid oral sjukdom)の後半は、学生クリニックでの実習が主です。

基本的な歯科検診(レントゲン、虫歯チェック、歯周病チェック等)を、クラスメイト同士や一年生相手にトレーニングをした後、11月に入り、いよいよ一般の患者さん相手に検診を行うようになりました。

レントゲン。
いくら模型で練習しても、生身の人間相手だとまったく別!

一般の人でも学生クリニックに直接予約はできるけど、私たちが看ている患者さんは、大学と協働している地元の国民歯科(folktandvård)が、比較的に健康で若い患者さんを選出し、送ってくれたグループです。

11月初旬、まだまだ何もできないのに、全然心も整ってないのに、私も患者さんの検診を行いました。(はやくね?え、もう?みたいな感じです。他の医療系は知らないけど、歯科衛生士の実習って、習うより慣れろ!ってスタンスのような気がします。)

レントゲンも、それまでは模型相手にしか撮影したことないのにいきなり本番!

先生ヘルプ!と思っても、なかなか手助けしてくれない。なぜ。。。
結果、オーバーラップ気味で、親知らずも撮れてないしで散々の出来でした。はぁ。

しかも運悪く?、私の患者さんは軽い虫歯ありーの、かつ歯肉炎気味。

歯周ポケットチェックもすごい時間かかるし、え、何言えばいいの?ちゃんと歯磨きしてください?え、何か質問ありますか?

みたいに笑、会話もままならないし、本当に何もできず終わりました。

1時間の検診時間なのに、レントゲンですごい時間がかかったから、もう最後の方は先生に丸投げ。

イメージしていた通りに全然できませんでした。


しかも
ここだけの話、私の初患者さんが絶妙にイケメンで、余計に緊張した。笑


検診直後は、あまりのダメっぷりに落ち込んだけれど、まぁ初めてだし仕方ないか(ポジティブw)。

その後、2、3回ほど、他のクラスメイトの記録等のアシスタントをしているうちに、全体の流れも把握できたし、何を気をつければいいのか、どこにポイントをおくか、どういう表現で患者に説明するか等々、いろいろ学べました。


そして先週、2度目の患者さん検診。


1度目に比べたら、本当になんの疾患も危険因子もない患者さん&親知らず無しで楽だったっていうのもあるけど、だいぶスムーズにいったし、自分の頭でイメージしていた通りの流れでやり進められました。

でもやっぱり言葉がな。。。

優等生グループの1人のアシスタントをした時は、「やっぱネイティブだったら楽なんだろうなぁ」と至極当たり前のことを思ったりもしました。


まぁ、慣れよね!

場数をふんで、上達していこう!

あと1回、患者検診があるので楽しみです!




コースではシーラント(fissurförsegling)の練習もしました。

ヨンショーピン県では、県内の子ども全員に、6と7へのシーラントを提供しています。もちろん無料。もし私も、子どもの時にこの処置を受けれていたら、奥歯が銀歯になることもなかったのかな。。。いいな、スウェーデンの子どもは。。。

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