05 7月 2020

仕事が始まって2週間!まだまだ研修中。

お仕事が始まって2週間が経ちました。

最初の1週間は、1日が長くて長くて精神的にきつかったです。なんというか、できることが少なすぎて。

最初の2日間は、イントロダクション。E-ラーニングみたいなので、ジャーナル(カルテ?)・システムの使い方のビデオを1人でみたり、電話ミーティングがあったり。

それからKallelserという、呼ばないといけない患者のリストの見方や、そこからの予約の仕方とかを教えてもらったり。

空いた時間は、私のHandledareの先輩歯科衛生士の治療や診察を見学したりしてました。

働き始める前は、「歯石とりうまくできるかな、患者さんとちゃんとコミュニケーションできるかな」とか、技術的なことを心配していたけど、それを悩むレベルに到達していません!

事務作業が煩雑すぎて、それを理解して覚えるまでに結構時間がかかりました。(今も謎だけど)

こういうのって自分の患者がいないとなかなか覚えられない。いくら先輩衛生士が、「こうやってこうやって、こうするの」って見せてくれても、「え、なんでこれをするの?」
って、そもそもそれをやる目的もよくわかってなかったから、いくら説明を聞いても、ビデオ研修をうけても、「?????」状態。

2週間経ってようやくクリニックの予約や全体の流れが掴めた様な気がしています。

今まで2件ほどFolktandvårdでプラクティークしたけど、予約や歯科医師との連携治療のやり方がどこも同じではなく、クリニックごとの特色があるようです。私が働くクリニックは、どうやらちょっとごちゃごちゃしてて、よくいったらフレキシブル、悪く言ったらはっきりとしたクリニック全体の指針がない?遂行されてないような気がします。(私があまり理解してないだけかもしれないけど)

あと先輩衛生士の働きぶりを見学しても、もちろんとっても勉強にはなるけど、基本衛生士は1人で働く業務なので、特にお手伝いすることもなく、1時間口内をのぞいているだけ。そして最後に、縁上歯石除去、クリーニングやフッ素塗布のちょっとしたお手伝い。

同僚の方はみなさん優しいので、「どう?慣れた?」って顔を合わせる度に聞いてくれるけど、「まったく慣れません・・・・・」

はやく私も治療したい!検診したい!!!!!
そうやって仕事って覚えていくものじゃない?

私が今は何もさせてもらえず、給料泥棒の様にプラクティーク生みたいな状態なのは、まだ免許が発行されていないからです。(本当かな?)かなり優しい(易しい)スタートなのはありがたいけれど、あまりにもできることが少なすぎて、疎外感を感じまくりの2週間でした。え、スウェーデンってそういうもの?

あとは、定期検診の患者さんの既往歴や食習慣、口腔ケア状況を記録して、レントゲンをとったりするお手伝いはするようになったけど、レントゲン撮影にとっても苦労しました。

言い訳させてもらうと、大学でもプラクティーク先でも、使っていたレントゲンの種類は、sensorというセンサーが内蔵されたプレートを口内にいれてレントゲン撮影をし、画像は直接パソコンに転送されるやり方だったのです。

でも勤務先のレントゲンは、昔ながらのフィルム型。一度ユニット外に出て、機械に通して現像→パソコンに転送する必要があります。

この一定の作業がめんどくさい!(撮り直しがめんどくさい)

それに初回にレントゲン撮影を見せてもらった時に、私が大学で習った方法とは全く異なっていて、「なんかフィーリングで?」みたいな感じだったので、その時見せてもらった方法がフィルム方式では正しいやり方なんだと思い込み、ここからレントゲン撮影に手間取ることに。

右側はうまくいっても、左側がまったくフィルムに収まらない。ありえないぐらい酷い写真で、やればやるほど自信がなくなってくる、、、フィーリング?え?

「いくら新卒でもさ、レントゲンも撮れないの?」

って思われてたらどうしよう涙
(いや、実際思ってただろうけど、直接言われないだけマシか)

左側を撮り直す度に、先輩衛生士が「もう一回撮るね、この子新しい同僚なんだけど、今まで別のレントゲン方法を使ってたから、今練習中なの」ってサポートしてくれるのも情けない涙

数回やっても改善されなかったので、ベテランの歯科助手さんに指導してもらうことに。

そしたら、フィルム式もセンサー式も、ポジショニングはまーーーったく一緒じゃん!
カメラ部分を配置する目安になる棒があるんですが、大学でも口を酸っぱく「この棒となるべく並行になる様に」って言われてたのに、誰?!私に、「この棒は無視して!」って言った人!(←先輩衛生士)

あぁー、じゃぁ大学で習った通りに、自分で思ってる通りにやっていいんだと安心してからは、まったく問題なく撮影できる様になりました笑

私の自信を無くし続けたこの2週間返してw





1日1日が長かった1週間目とは打って変わって、2週間目はあっという間に金曜日でした。慣れた部分もあるけど、やっぱりモヤモヤすることも多く。。。

スウェーデンで働く日本人先輩に意味もない弱音LINEを送ったり、Twitterでぐちぐち書き込んだりして鬱憤を晴らしていました。 

みなさん、「慣れるのには時間がかかるよ。大丈夫だよ!」って励ましてくださるし、私もそれは頭ではわかってるんですが、如何せん新しい環境に飛び込むのが久しぶりで、仕事内容にも慣れなきゃいけないし、早起きにも慣れなきゃいけないし、同僚・職場にも慣れなきゃいけないしで、スウェーデン語はまだまだだし、最近は日々モヤモヤしています。

今週3週目からは、歯科助士の業務を担うということで、予防が必要な子どもやティーンエイジャーをバシバシ呼んで、ブラッシング指導や口腔衛生指導を担当しはじめましす。

子どもより、子どもの親と話す方が怖いよーーー。


という感じで、ワーワー言いながらも、遅刻せずにちゃんと元気に毎日通勤しています。

あとどのくらいしたら慣れるんだろう?
あとどのくらいしたら日曜日が憂鬱じゃなくなるんだろ?笑





0 件のコメント:

コメントを投稿