08 1月 2015

新年の迎え方。スウェーデン版


スウェーデンで新年を迎えるのも今回で3回目になりました。はやいなー!(留学時代は、スウェーデンを飛び出し、中欧プラハで年越しをしました。瓶ビールや花火がそこら中で投げられている、まるで戦場のような雰囲気の中で新年を迎えました。怖かったなー(゚Д゚))

今回は友人主催のパーティに参加。

この友人カップルには2014年本当に良くしてもらって、彼らのおかげでいろんなところに出かけられたし、美味しい料理もお酒もたくさん一緒に楽しめました。本当に感謝!

そんなカップル主催のパーティは、大学の同級生だった二人の旧友が全国津々浦々からベクショーに集うという同窓会スタイル!カップル二人とも図書館で働く司書なんだけど、ということは集まるメンバーもみんな司書ということで、スウェーデンで働く司書さんが総勢10人ほど集まるという、なんとも、、、素敵なパーティでした。司書にもいろいろあって、市立図書館で働いている人、大学図書館、学校図書館、そして面白いのは政府関係のアーカイブで働いている人なんかも。(首相のメールとか読めたりするでしょうか)

大晦日前日には、忘れてはならない国営酒屋Systembolagetへ。祝日はもちろん閉まっているうえに、度数の強いお酒はここでしか買うことができないので、大型連休の前は買いだめしなきゃいけません(・∀・)

バイト帰りの4時頃に行ったら、棚が空っぽ(゚Д゚)

おそるべし!

もちろんビールの棚もスカスカ

赤ワインの棚もスカスカ
Instagramで回ってきた写真によると、ヨーテボリのあるSystemetでは入場制限が設けられたとか。どんだけ飲む気ですか、スウェ人。

そんなこんなで、今回の年越し。大人数になるので、メニューはタパス形式で、いろんなお酒を試すカクテルパーティにしよう!と事前に聞いていたんだけれども、実際行ってみると、、、



え?!





え?!(゚Д゚)






まさかのSUKIYAKIでした。

言わずもがな私がイニシアティブをとったのではなく、この1年ですき焼きにハマりにハマったスウェ人2人が率先して、すき焼きパーティを開いてくれたのでした。彼らが買った肉、2キロ(・∀・)



 総勢10人ほどのスウェ人が、大晦日にすき焼きをつつく姿がシュールすぎて笑いがとまりませんでした。いや、なんかおかしくない?でもおいしいご飯をありがとう!5%ぐらい日本を感じられた年越しだったよ!


あと今回初めて知ったマイナーな習慣。


 夜の8時頃?国営放送で毎年再放送される「grevinnnan och betjänten」という寸劇を観ること。ものすごい古いイギリスの寸劇らしいけれど、なぜこれを観るのか全くわかりません。クリスマスに観るドナルドダックみたいな感じなんでしょうか。


そんなこんなで12時近くになると、バルコニーに繰り出して「蛍の光」を熱唱する人たち。日本では紅白歌合戦の締めに「蛍の光」を合唱するけれど、年越しにこの曲っていう繋がりはけっこう万国共通なのでしょうか?
 



12時近くになるとバンバン近くで花火があがるので、めっちゃ怖いのです!私たちもプチ手持ち花火とシャンパンでお祝い。


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今回の年越しもそれなりに楽しかったけれど、ぶっちゃけ年越しってワイワイパーティっていう気分じゃないなって今回あらためて気付いたのでした。やっぱり私は、正月飾りを施した家で、年越し蕎麦とかお節料理をつまんで、熱燗をきゅって飲みながら、紅白歌合戦を観て、ゆく年来る年でカウントダウンをして、初詣行って、、、、みたいな、ほっこりする日本的年越しがいいなーと本当に心から思いました。次回は日本で過ごすぞ!もう決めた!

母親から、私に食べさせたいと送られてきたおせち料理の写真を見て新年早々泣きじゃくったのでした( ̄∀ ̄*)なんじゃいw

やっぱ日本人です、私。

日本の家族が年越しを過ごした祖母宅の庭。雪景色が素晴らしい。









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