30 1月 2015

Matkultur/食を豊かに。



来週からSAS1(Svenska som andra språk)のナショナルテスト期間が始まります。口頭試験、読解そして筆記試験と2週間に渡って3種類の試験を受けます。

出だしの口頭試験では、事前にテーマが与えられ、それについて4分間のプレゼン。私に与えられたテーマは、「Skilda världar - möjliga möte(異なる世界ー起こりうる遭遇)」というなんとも抽象的なテーマ。。。

いろいろ考えた結果、私は食文化に焦点をあてて話す予定です。試験は来週の月曜日なので、土日でしっかり発音の練習をしよう\(^▽^)/

そこで前回のポストに引き続き、今回もご飯の写真。
去年の夏の写真が中心です♩

娯楽の少ないスウェーデンでは、料理は大切な娯楽の一つです。大学時に4年間も一人暮らしをしていたのに、ろくに自炊もしていなかった私にとって、これは大きな変化!

とっても尊敬する隣町に住むご夫婦から譲ってもらった自家製野菜。
いただいた野菜で日本食総菜。かぼちゃの煮物、きんぴら、ズッキーニの味噌いため等。





いつだかのタパスパーティ。
チョリソとプロシュットを夏はたくさん食べました。


グリーンカレー。
ハマりまくった茄子とモッツァレラチーズ焼き。(何かイタリア料理名があったはず!)

茄子とチーズのはさみ揚げ。鮭とタルタルソース、タラのフリッター(失敗w)

森永の豆腐(と永谷園)を使って麻婆豆腐。

夏料理の定番、エビサンド。

ロンドン旅行後に家で再現した「イングリッシュ・ブレックファースト」

私が愛読しているブログで、ロンドンのJAPAN CENTREについて書かれていて、私も早速そこから日本食を購入しました。送料を安くすますために、友人と共同購入。商品の値段はそこまで高くなかったような。。。
これで去年はたくさん蕎麦とうどんが食べられました( ̄∀ ̄*)幸

手持ちの蕎麦とうどんもなくなったので、そろそろまた購入しようかな。









22 1月 2015

日本食deパーティ。

日本食で何度かパーティもしました。
スライサーを買ったので、牛肉も豚肉も薄切り放題(・∀・)




ガス台も買って、すき焼きNight!

バイト先のみんなと粉ものパーティ。
お好みソースは日本で買いだめ!


砂糖、塩、酢、醤油、味噌、酒、出汁があれば、なんでも日本食っぽくなります。2015年は、もっと自分の食べるものを意識して、食に敏感になって、日本食のレパートリーを増やし、いろんな国の料理に挑戦してみたいです。

元気は食から!



Maten påverkar mina känslor:元気は食から!

今年もすでに20日も経ってしまいました。
2月は試験試験の日々なので、3月の帰省まで本当にあっという間!

3月の日本帰省は楽しみでもあるけれど、ちょっと億劫というのも正直な所。片道10時間、と思うと。。。家族や友人に会えるのはとっても嬉しいしとても楽しみだけれど、なんだろう、、、そこまでして「あー!帰りたい!」と強く思う気持ちが、移住直後より薄まったのは確か。そんなもんなんでしょうか。
帰省も、どっちかというと親孝行したいなーおばあちゃんに顔見せなきゃなーといった義務感の方が理由として大きいようになったような気がします。

そんなもんなんでしょうか。
慣れってすごいもんですね。

住めば住むほど、スウェーデン(に限らないかもしれないけれど)は本当に住みやすい国だな、と思うようになりました。税金や物価は高いかもしれないけれど、教育は無料だし(行ったことないけれど)病院、福祉も平等に保障されている。(まだとれない身分だけど)有給休暇も保障され、政府も今はいろいろあるけれど、日本政府より信頼がおけるような気がする。私が今受けているスウェ語教育が無料であるばかりか、大学、大学院まで学費は無料なので、将来授かるであろう子どもの教育費について頭を悩まさなくてもいい。
私のような平均的で一般的な人間にとっては、国としての制度は、本当に優しく、住みやすい国だと思う。超金持ちや超エリートの人にとってはどうかはわかんないけれど。

それに加えて、湿度が低いからカビの心配をしなくてもいいし、冬でも家中が暖かい、水道料金はほぼ無料、美味しい水道水、蛇口を捻ればすぐお湯が出る、快適なネット環境、夏は涼しくて天国、、、、などなど小さなメリットもたくさん。

でも、こう思えるようになったのは、たぶん「食事」の要因が大きいような気がします。スウェは素敵な国だけど、食に関しては本当に乏しい国です。季節の野菜なんて無いに等しいし、野菜といったら根菜類。美味しいスウェーデン料理って何?と聞かれても、これ!っと言って答えられるものがない!
その点、日本といったら、、、、(省略)

とにかく、海外生活を充実させるためにはまずは食事が重要です。

食べたいものがあれば自分でつくればいい!

これをモットーにし、去年からたくさん日本食に挑戦してきました。

豚キムチ炒め。(今年は味噌汁椀がほしい。。。)

豚肉の味噌いため、出汁巻き卵。

サーモンの味噌いため。

何だろう?豚キムチ?

鮭バーグ。

キムチ鍋。

SUSHI!

カレー

タラのグラタン。

デミグラスソースのハンバーグ。

トンカツ!

手作り餃子。

などなど。
振り返ってみれば、大したもん作ってないですね笑。でも作ろうと思えば結構作れるもんです。

ただ、日本にしかない新鮮な野菜類は無理。甘い大根やカボチャ、ネギ、新玉ねぎなど。

写真が多くなったので、みんなでわいわいパーティをした時の日本食は次回にアップ。




08 1月 2015

新年の迎え方。スウェーデン版


スウェーデンで新年を迎えるのも今回で3回目になりました。はやいなー!(留学時代は、スウェーデンを飛び出し、中欧プラハで年越しをしました。瓶ビールや花火がそこら中で投げられている、まるで戦場のような雰囲気の中で新年を迎えました。怖かったなー(゚Д゚))

今回は友人主催のパーティに参加。

この友人カップルには2014年本当に良くしてもらって、彼らのおかげでいろんなところに出かけられたし、美味しい料理もお酒もたくさん一緒に楽しめました。本当に感謝!

そんなカップル主催のパーティは、大学の同級生だった二人の旧友が全国津々浦々からベクショーに集うという同窓会スタイル!カップル二人とも図書館で働く司書なんだけど、ということは集まるメンバーもみんな司書ということで、スウェーデンで働く司書さんが総勢10人ほど集まるという、なんとも、、、素敵なパーティでした。司書にもいろいろあって、市立図書館で働いている人、大学図書館、学校図書館、そして面白いのは政府関係のアーカイブで働いている人なんかも。(首相のメールとか読めたりするでしょうか)

大晦日前日には、忘れてはならない国営酒屋Systembolagetへ。祝日はもちろん閉まっているうえに、度数の強いお酒はここでしか買うことができないので、大型連休の前は買いだめしなきゃいけません(・∀・)

バイト帰りの4時頃に行ったら、棚が空っぽ(゚Д゚)

おそるべし!

もちろんビールの棚もスカスカ

赤ワインの棚もスカスカ
Instagramで回ってきた写真によると、ヨーテボリのあるSystemetでは入場制限が設けられたとか。どんだけ飲む気ですか、スウェ人。

そんなこんなで、今回の年越し。大人数になるので、メニューはタパス形式で、いろんなお酒を試すカクテルパーティにしよう!と事前に聞いていたんだけれども、実際行ってみると、、、



え?!





え?!(゚Д゚)






まさかのSUKIYAKIでした。

言わずもがな私がイニシアティブをとったのではなく、この1年ですき焼きにハマりにハマったスウェ人2人が率先して、すき焼きパーティを開いてくれたのでした。彼らが買った肉、2キロ(・∀・)



 総勢10人ほどのスウェ人が、大晦日にすき焼きをつつく姿がシュールすぎて笑いがとまりませんでした。いや、なんかおかしくない?でもおいしいご飯をありがとう!5%ぐらい日本を感じられた年越しだったよ!


あと今回初めて知ったマイナーな習慣。


 夜の8時頃?国営放送で毎年再放送される「grevinnnan och betjänten」という寸劇を観ること。ものすごい古いイギリスの寸劇らしいけれど、なぜこれを観るのか全くわかりません。クリスマスに観るドナルドダックみたいな感じなんでしょうか。


そんなこんなで12時近くになると、バルコニーに繰り出して「蛍の光」を熱唱する人たち。日本では紅白歌合戦の締めに「蛍の光」を合唱するけれど、年越しにこの曲っていう繋がりはけっこう万国共通なのでしょうか?
 



12時近くになるとバンバン近くで花火があがるので、めっちゃ怖いのです!私たちもプチ手持ち花火とシャンパンでお祝い。


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今回の年越しもそれなりに楽しかったけれど、ぶっちゃけ年越しってワイワイパーティっていう気分じゃないなって今回あらためて気付いたのでした。やっぱり私は、正月飾りを施した家で、年越し蕎麦とかお節料理をつまんで、熱燗をきゅって飲みながら、紅白歌合戦を観て、ゆく年来る年でカウントダウンをして、初詣行って、、、、みたいな、ほっこりする日本的年越しがいいなーと本当に心から思いました。次回は日本で過ごすぞ!もう決めた!

母親から、私に食べさせたいと送られてきたおせち料理の写真を見て新年早々泣きじゃくったのでした( ̄∀ ̄*)なんじゃいw

やっぱ日本人です、私。

日本の家族が年越しを過ごした祖母宅の庭。雪景色が素晴らしい。









02 1月 2015

明けましておめでとうございます。

2015年になりました。
今、平成は27年になったんですね。そして干支は羊。

毎年毎年、今年は早かったねー特に早かったねーと言い続けているような気がするけれど、20代ってこうも過ぎるのが早いのか!(゚Д゚)!!怖いわー

2014年を振り返ると、

自分が将来の職にしたいと思う分野で、インターンを経験できたこと
そこでその職に繋がる道筋が見えたこと
というか、これがなきゃ始まらないスウェ語の勉強を再開したこと
同時にレストランでの職をゲットできたこと
3月に日本に帰れたこと
いつか行かなきゃと思っていた鹿児島で孝行できたこと
夏は目一杯スウェーデンを楽しめたこと
ロンドンへ行けたこと
ベルリンへ行けたこと
コペンハーゲン社員旅行を超楽しめたこと
たくさん日本食を食べれたこと
気心の知れた友人がここでもできたこと
手持ちの友人・知人関係が広がったこと
学校で尊敬できる人に出会えたこと

などなど。。。。

振り返ればなかなか踏ん張れた、充実した良い一年だったような気がします。

なにより一番は、

ロンドンへ行けたこと!

ではなく、スウェーデンで収入を得れたこと\(^▽^)/

日本食レストランだからこそ、スウェ語不十分な自分でも雇ってもらえた感は否めないけれど、それでも収入があることによって、精神的にも生活にも余裕ができたし、手持ちの友人関係がぐっと広がりました。それに自分に自信が持てるようになった。かな、どうかな。
当初はぶっちゃけた話、「日本食」レストランで働くということに何か後ろめたさというか、、、なんか敬遠してた感があるけれど、今ではこれが私にとってベストの道だったと痛感。

日本でいったところのバイト文化がないスウェーデンでは、レストランでもカフェでも立派な正社員。給料こそスウェ基準では底辺だけれども(それでも日本のレストランバイト時給よりは倍)、年金も税金も払わなきゃいけないし、働く側の権利はしっかり保障されています。

だから日本からスウェーデンに移住してきて、手に職(専門職)や明確な急ぎの目標(スウェの大学に入り直すため急ピッチでスウェ語を終了させなきゃいけない等)がない場合、最初はSFIでスウェ語の基礎をしっかりフルタイムで勉強しつつ、自分が働ける職の分野を模索し、その職に申請するための条件(大卒等)を確認。条件をクリアしている場合は、最終的にスウェ語はどこでも必要なわけだから、比較的雇ってもらいやすい日本食レストランで働きながらスウェ語を勉強するって遠回りのようで一番の近道じゃないか?!

それに移住して1年、2年、3年とまだまだ日本食が恋しくなるけれど、スシ食べ放題、みそ汁飲み放題という美味しい得点付き!そして余ったノルウェー産サーモンやご飯は持って帰れるので食費も浮く!

オーナーさんや同僚、そしてもちろんお客さんがネイティブなので、語学を実践的に勉強しながら収入も得られるし、日本食シックになることもなく、基本融通が利くから学校にも通えると良いこと尽くし。

オーナーさんは本当に優しいナイスガイだし、同僚も普通の優しくて、寛容な子ばかり。ただ若いけどね。日本人の子も一人いるので、なんだかんだいってもやっぱ心強いし、うん、私はラッキーだ!

あとスシを好んで食べるような街のワカモノは、ヒップスター系な子が多い!私自身よく行く服屋さんやパブ、カフェで働いている子も多いので、街でちょっとした顔見知りが出来ると、それだけで嬉しかったり。なんのこっちゃ。

一昨年、去年の自分は、言葉ができないせいで無駄に自分を卑下していたような気がするけれど、スウェ人そこまで私の言葉の不出来を気にしてないな、と思える(思い込める?)ようになったのは大きな成果。
それが海外生活を始めるうえで、一番目の大きな壁だったような気がします。

と、何を言いたかったかわからなくなってきたけれど、2014年は満足できる一年でした。日本の家族が病気も事故もなく健康に過ごせたのも良かった。2015年は2014年に準備してきた基礎のうえに、一段めの階段が設置できるように一歩前進するぞ٩( 'ω' )و

ここでの生活を支えてくれたパトや、日本人スウェ人コロンビア人中国人等含め、友人たちに感謝!

2015年も、振り返った時に、満足でき、充実感味わえる一年にしたいと思います。家族、友人が病気怪我なく健康に過ごせますように。幸せは健康から!

今年も良い年でありますように。