23 12月 2014

SAS1開始。

11月からSAS (Svenska som andra språk)が始まりました。
高校レベルのスウェーデン語ということで、1、2、3と分かれているこのコースをすべて終わらせれば(私は予定はないけど)大学に申請することができます。

授業数は週3日。これに加えてバイトが週4日で入れてもらっているので11月から12月にかけては本当に、あ(゚Д゚)?!っという間に過ぎて行きました。

教科書は、前回使用してた教科書の姉妹版。

画像拝借

教科書の内容も興味深いし、デジタル版も利用できるのでとっても使い勝手がよくて大好きな教科書です。実は、この教科書は私がスウェ語の勉強を始めてから初めて自分で購入しました。値段は340スウェーデンクローナ(約5100円)。(あ、交換留学時代のスウェ語講座用に一冊買ってたわw)

SFIからSAS grund、そしてそのあいだに通ってたKorta Vägenで使用した教科書はすべて学校側からの貸し出し。それに加えて、要所で必要だと思った教材は市立図書館でまかなってました。いやーありがたい!そのぐらい図書館の蔵書も充実していました。(逆に言えば、それだけスウェ語を勉強している移民が多いともいう。)

今通っているクラスは、だいたい15人ほど。中東系と東欧系が多いですが、みなさんとっても勉強熱心で、クラスの雰囲気がよくて(今の所)満足しています。ただ、先生がパートタイムで政治家(しかもFolkpartiet)やっている人なので、ちょいちょい政治の話が多いのが疲れる所٩( 'ω' )و

個人的に興味深かったのが、クラスに3人ほどスウェ在住20年ぐらいの「若者」がいるということ。3人ともだいたい30代ぐらいで、10代のころにスウェーデンに移住してきて、20年近くスウェーデンに住んでいて、スウェ語での会話に問題はないけれど、高校を卒業していないから、そのための単位をとっている、という感じ?
SAS (Svenska som andra språk)は第二言語としてのスウェーデン語で、それとは別に母国語としてのスウェ語の授業もあります。私的には、彼らはそっちとらないの?!と思ったけれど、10代で移住したとしても、スウェ語は母語ではなくて第二言語になるんだなーと。
でもやっぱり彼らの発音は全く他のクラスメートとは違ってきれいなので、10代で移住してきた人と、20代以降に移住してきた人では個人差はあれど、こうも違ってくるんだなーと思ったのでした。
発音や語彙力に長けているので、彼らと一緒に勉強できて私はラッキーですが、文法知識がゼロの彼らは大変そう。動詞、副詞、形容詞の違いから、複数形の作り方、形容詞の変形などなど、うちらがSFI時代からいやっていうほどやってきた基本文法をまったくわかっていないので、そりゃー難しいでしょう。。。

この授業も11月から始まって、毎月コンスタントに試験があり、2月に最終のナショナルテストを受けます。それに合格すれば、最初のレベル1が終了です。で、レベル2まで受けたら、ひとまずスウェ語の学校での勉強は終了しようかな、と思っています。

 2014年は、スウェ語の勉強もそれなりに頑張れたけど、振り返ればもっと力をそそげたな、とちょっと反省。2015年はもっと全力で語学力向上に努められるように、普段の学校での授業、バイト先での会話に加えて、余暇の時間もスウェ語のテレビをみたり、ラジオを聞いたりする習慣をつくりたいです。




18 12月 2014

クリスマス・シーズン。

12月に入ったら、街も人も一気にクリスマスモード。
そんな12月を待たず11月中旬に、Husebyというところへクリスマスマーケットに行ってきました。スモーランドではものすごく有名なクリスマスマーケット。

http://www.husebybruk.se/



 鉄産業で栄えた街、Huseby。夏に行った時のブログはコチラ

敷地内にある建物内や外に、たくさんのお店が並んでいました。





クリスマスに飲むホットワイン、Glögg。
今回は、ブルーベリーやハーロンなど森のベリーがたくさん入ったノンアルコールのGlöggを購入。Glöggはなんだかんだいって、ノンアルコールが一番美味しいと思う。。。


そしてクリスマスといったら、たくさんのソーセージ(Korv)とチーズ。
今回は、熊、イノシシ、ヘラジカ、トナカイがセットになったKorv詰め合わせと、馬肉のソーセージを購入。
馬ラブなスウェーデンで馬肉のソーセージがあるなんて知りませんでした。
値段も他のソーセージの倍した分、味はしっかりニク!美味しかったです。





食べ物だけでなく工芸品も売っていました。



入場料が80krした割には、割には、、、、、(市内でも買える商品が多かったし、商品の価格がなんだか割高。。。?友人曰く、ここでお店を出すのにものすごいお金がかかるから、出品者は商品価格をあげなきゃいけない、とかなんとか。)って感じでしたが、巷で噂のHusebyクリスマスマーケットに参加できて、よい経験になりました٩( 'ω' )و


今年もあとすこしでクリスマス!
はやくクリスマスプレゼント買わなきゃ。。。


16 12月 2014

ベルリン旅行。食事編

前回のベルリン記事書いてから、いつのまにか1ヶ月も経ってしまった!
そしてあっという間に師走も中旬、年の瀬が近づいています(゚Д゚)早いよー
2014年内に、書きたい記事を全部書き終えられるように頑張ります。

で、前回のベルリン旅行記事の続き。

私の夢はヨーロッパの首都をすべて巡ることですが、その大きな理由はズバリ、

世界の都市でラーメンを食べる!

こと。
大体大きな都市にはラーメン屋さんがあります。なので、今回ベルリン旅行を決めた際に、まっさきに調べたのは現地のラーメン屋さんのこと。


夜に到着し、その日は近場のケバブ屋さんで食べたのですが(ここで、フライドポテトにマヨネーズとお好み焼きのソースのようなものがかかっていて激ウマ。最近は家でフライドポテトを食べる時にはマヨとおたふくソースが必須です←危険)

2日の午前中から目的地へ。
その名も、MAKOTO。(http://www.makoto-berlin.de/jp/home.html)


 え?暗くない?


なんとタイミング悪く、休業期間中でした(´・ω・`)マジショック!
帰国されてたのかな。。。

お店まで途方に暮れていると、自転車に乗って現れたドイツ人ご夫婦。
彼らもマコトに食べにきたようで、休業に驚いていました。
 
「ここのラーメンはおいしいよ。」
「ラーメンを食べにスウェーデンから来たんだ」

みたいな話をしていると、この近所の韓国料理屋さんを紹介されました。


ドイツ2日目の食事はまさかの、ビビンバ!
まーこれもベクショーでは食べられないので良いとしよう。。。
パトが食べてたヌードルはただのインスタントでした(・∀・)



2日目の午後は、ベルリンにある南ドイツレストラン。
Augustiner am Gendarmenmarktへ。


南ドイツらしく、がっつりウィンナーにマッシュポテト!そしてビール!
間違い無し!
お店の雰囲気も素敵だし、微妙な時間だったけどけっこう賑わってました。
店員さんも気持ち陽気な方が多かったような(・∀・)




そして2日目の夜は、リベンジ★ラーメン!

マコトにほど近い、こころ!ここも有名なラーメン屋さん。
結構混んでました。
 

ドイツ人のお客さんばっかり!


そうだよ、これが餃子だよ、というほど美味しかった餃子☆


そしてベルリン旅行の目的、ラーメン。
豚骨ラーメンは本当に美味しかったです。
このクオリティはスウェーデンにはないなー。
ラーメンはヌードルスープじゃないんだよ、ラーメンはラーメンなんだよ٩( 'ω' )و


こころさん、美味しいラーメンをありがとうございました。


3日目は、ドイツフードを食べ巡ること。

 まずはここから。
ベルリンで一番美味しいと言われる、Mustafas Gemüse Kebab!
11時ぐらいだったけど、すでに行列!


わくわく☆

まー普通に野菜たっぷりで美味しかったです。値段いくらだったかな、覚えていないけれどとても安かったような。これがベクショーにあれば、週一で通うでしょう。


そして、つづいてはベルリンのソウルフード、カレーソーセージ。
ベルリン動物園近くの有名店curry 36へ。


ソーセージは写真のあっち側に。。。
まーこれも安くてうまい!的な屋台の味でした。


ベルリンのB級グルメを探求しつくしたので、夜はロンリープラネットのおすすめ伝統的なドイツ料理レストラン、schwarzwaldstuben(http://www.schwarzwaldstuben-berlin.com/)へ。

schwarzwaldstuben シュヴァルツヴァルトすとぅっべん、とでも発音するのでしょうか。予約無しで行ったのでちょっと待ちましたが、お店の雰囲気は良いし、店員さんも優しいし、大満足。


私はシュニッツェル、パトはジャガイモのお団子のようなクネーデルと豚肉の煮込み。


そしてもちろん生ビール。



スウェからやってくると、ドイツの外食費の安さに感動します。
そしてビールの安さ、美味しさに土肝を抜かれました。

今回の秋旅行もなかなか充実した日程でした☆
次はどこへ行こ〜٩( 'ω' )و

11 11月 2014

ベルリン旅行。−3日目&最終日−



3日目はあいにくの曇り空。
それでも雨に降られなかったことはラッキーでした。

★ベルリンは至る所にベーカリーというかパン売り場があって、焼きたてのパンの良い匂いがそこら中でするので危険!毎朝、最寄り駅に隣接してるパン屋さんで、チョコクロワッサンとプレッツェルを食べてました。安くて美味しい!

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チェックポイントチャーリー。
軍人さんコスと一緒に写真がとれます。







何人もの人が、西へ行こうと試みて失敗し、命を落としたベルリン。
本当に数奇な歴史をたどった不思議な街。

と、駆け足で歴史観光した後は、ドイツ初のベルリン動物園へ。


これが!とっても楽しかった!
ベルリンまできて動物園かよ、と思ってたけれど、生まれてこのかた「ちゃんとした」動物園に行ったことのなかったパトは、初めて見る猛獣たちにまるで幼子のように喜んでました(・∀・)



カバが泳ぐ所、初めて見た!


係員のいない、ふれあいスペースがあったり。。。


ベルリン動物園で人工飼育で育ったホッキョクグマは、映画クヌートとして有名ですね。でもクヌートはだいぶ前に死亡。。。今は二頭のホッキョクグマがいました。



★ベルリンは大国ドイツの首都であるにも関わらず、街中に緑がたくさんあって、森と湖の国から来た私たちはそこがとっても気に入りました。この動物園もとても広大で、檻だらけの動物園ではなくて、広大な公園の中に動物たちがいるような、そんな展示の仕方で、動物を身近に感じれました。

公園みたいな遊具があったり。。。


もののけ姫に出てきそうなオオカミも。



ロンリープラネットによると、パンダがいるはずだったけれど、とうの昔に死亡してました。。。。しかも2012年。ロンリープラネット改訂してないのだろうか。。。

パンダには会えませんでしたが、ライオンやチーター、虎といった猛獣系やものすごい種類のサルたち、世界各国の鳥もいました。

入場料+何ユーロかで、隣接している水族館にも行けますが、水族館は特筆することなしだったので、ちょっともったいなかったかな。

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ベルリン旅行を計画した際の目的は

その1★ビールとソーセージ(80%)

その2★現代アート(10%)

その3★雑貨屋さん巡りと蚤の市巡り(10%)

だったのですが、旅の日程が平日だったので蚤の市はどこもいけず。
セカンドハンドめぐりがしたかったのですが、スウェ雑誌でベルリン特集されてた記事でオススメ!ってされてた地域が、思い描いていたらレトロ系ではなくて、50年代60年代のアンティーク系?!たしかに厳かな家具が揃うアンティークショップはたくさんあったけど、これじゃない。。(´・ω・`)

私の勘違いのせいで目的その3★は全くできませんでした。
あとやっぱり美術館めぐりする時間なかった。。。

せめて行けたのがイーストサイドギャラリー。






★ベルリンがこんなにアーティスティックな街だとは行くまで知りませんでした。調べてみると、ユニークなデザインのホステルもたくさんあるとか。

★自然が豊で、路上パフォーマー含めアートが街中に広がり、歴史的建築物も多く、外食費がスウェより半端なく安く、公共交通機関も安くて充実。ベルリンって、ものすごく魅力的な街じゃない?!と、当初の期待以上(本当はパリに行きたかったけれど、飛行機代の兼ね合いでベルリンにした)の発見があり、一気にドイツの虜になりました。次は南の方にぜひ行ってみたいです。










ベルリン旅行。−初日&2日目−

11月に入り、今年もあと2ヶ月を(とっくに)きりました。

11月は個人的に一番微妙な季節。

もう紅葉も過ぎて、木々は丸裸だし、かといって雪も降らないし。
ウィンタータイムになったのもあって、急激に日が短く、そして寒くなったし。。。。(´・ω・`)

スウェーデン旅行の際は、11月はもっともオススメできない季節です!

と、やる気向上もかねて、10月下旬に3泊4日でドイツの首都ベルリンまで行ってきました!

朝からランチにかけて働いて、そのまま電車に飛び乗って、コペンハーゲンへ。コペンハーゲンから飛行機で一時間ちょっとでベルリンに着きます。
(ベクショーからコペンハーゲンまで行く方が時間がかかる。。。)

ホテルに着いたのはもう11時頃だったので、正味3泊3日のような旅になりました。

ドイツとスウェーデン、たどった歴史を振り返ればまったく違う国だけど、
北ヨーロッパであり、スウェ語の中にはドイツ語由来のものも多いし、なんとなく私の中では同じような国柄のイメージを持っていました。

ジェネラライズするのはよくないけれど、留学時代に仲良くなれたのも、スウェーデン人を始めとする北欧人とドイツ人留学生だったので、ドイツ(人)にはなんとなく近いものを勝手に感じちゃったり(・∀・)

それでも、けっこうビックリしたカルチャーショックが度々あって、とっても面白い旅行でした!


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ベルリンの電車の窓の柄が、ブランデンブルグ門。

★地下鉄に乗っていた時に、ギター弾き語りのおじさんが乗ってきて一曲熱唱してビックリ!なのに周囲が見て見ぬ振りしてる感じで(慣れてるからかな?)、車内がシーンとしている中で、なぜかイタリア語の歌を一曲歌いきった彼に感動しました。しかもうまかった。

★スウェにも路上パフォーマーはいるけれど、ほとんどが、、、なんというか移民系で、小銭稼ぎにやっているような感じの人が多いのかな。でもベルリンではセミプロっぽい人がそこら中で、バイオリンとか音楽を奏でていてとても素敵でした。

バグパイプでスコットランド音楽を奏でる人。
日本に帰った時はマッサン観たい。。。

 ★ベルリンは小さな個人商店多し!可愛いお店がたくさんあって、時間が足りませんでした。。。

可愛い雑貨屋さんがたくさんありました。


自称晴れ女!観光日にあてた2日目はきれいな快晴。


このテレビ塔の展望台に登ろうかと思ったけれど、列に並んでいると、なんと偶然スウェ人家族が下からおりてきて「あんまり価値ないよ!」と教えてくれたので急遽取りやめ。笑 



★このベルリン大聖堂の周囲に、「ろうあ者」のふりをした女性詐欺集団がかなりいました。彼女たちは、署名を集める振りをして片っ端から通行人に声をかけています。明らかに彼女達が真の慈善団体ではないのはわかるのに、懇願する目つきの彼女らを無視できなかったパトは、気がついたらまんまと署名してました。

。。。。え、バカ?(゚Д゚)

実際は署名だけじゃなくて、署名後に金を払えと要求してくるのだけれど、もう彼女たちに囲まれたパトは身動きもとれず、後に引けなくなったのかお金を払おうとするじゃないですか。。。

。。。。本当におバカ??(゚Д゚)

もちろん彼女たちが本当の慈善団体だったら、いくらでも募金していいさ。
でもさっきまで「ろうあ者」だった彼女たち、ユーロ!ドルOK! ペイ!なんてペラペラと喋ってるじゃないですか。

ようやく詐欺だと気付いたパトを彼女たちから引き離して逃げようとしたら、なんと私つねられました(゚Д゚)!

唖然(゚Д゚)!

と、なかなか出来ないアグレッシブな経験ができた大聖堂前でした。

彼女たち、正真正銘詐欺集団です!
ベルリンの壁付近にもワサワサいました。

なにがムカつくって、こんな募金と称した詐欺行為をやっていると、本当に募金を募っている人たちのイメージが悪くなること。もっと取り締まればいいのに。。。。



ブランデンブルグ門は壮大で優雅。

ベルリンで所々で見られる信号は旧西ドイツで使われていたアンペルマン。
アンペルマンのグッズ専門店もあります!

ホロコーストメモリアル。
石の壁がずらっと並んでいる、なんとも不思議な建築物。




奥に入ると、周囲の道路の騒音が聞こえなくなって、とても静かでした。

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