30 11月 2012

性格。

スウェーデンに来て、よくゲームをするようになりました。
ゲームといっても、カードやボードゲームといった類いのものです。
思うに、その理由はネガティブに考えれば娯楽が少ないからだと・・・
90%の確率で、どのスウェーデン人家庭にも2〜3種類のボードゲームがあると思います。

先日、友人宅でスウェディッシュディナー・パーティをしたんですが、そのパーティの際に、Skip-boというカードゲームをしました。ものすごく簡単に説明すると、カードを順番に並べていき、手持ちのカードをいち早く無くしたヒトが勝ち。
カードの中に、ジョーカー的なski boというカードが数枚含まれていて、そのski boはどんな数にも変身できるので、これが出れば、うまい具合に自分の手持ちのカードを減らしていくことができます。

http://www.playskipbo.com/video.html

すごく単純なゲームなので、物覚えの悪い私もすぐにゲームに慣れる事ができました。

このski bo(スキッボ?)をしながら思ったのは、ちょっと大げさですが、ゲームって性格やそのヒトの人生観が出るな〜ってことです。
私は、こういった類いのゲームは後先考えず、文字通り運任せでやってしまう派です。いや、少しは戦略を立てますが、半分以上は運に任せます。
まさに今までの私の人生を体現したようなゲーム戦略。というか、戦略も何も無いですね。

でも、よいしょよいしょの要のところで、このski boという無敵なカードが現れて、私の滞ってるカード配りをよりスムーズにしてくれるんです。
本当に私の人生みたい。
いろいろ紆余曲折しながらも自分にとってこれがベストだ!と思えることばかりを選んできて、それでも何とかなってきたのは、その大事な節目でski boのような人たちに出会えてきたこと。後にも先にも進めない状況になった時に、その状況を変えてくれるような人たちに出会えてきたこと。
この運の強さが、私の唯一の自慢だったりもします。
私のことをよく知っている母親が、一番よく知っているでしょう。この私の「運の強さ」。

ある程度の戦略は大切ですが、その戦略通りに物事が運ぶことなんてまず無いです。あと一歩のところで、前の人がロケット・フィニッシュ(スキッボを連続で引いて、瞬く間にフィニッシュを迎えること。)を迎えて、戦略がゼロになることもあるし、逆に戦略を立て過ぎちゃって、その通りにいかなくなったときに、身動きが取れなくなってしまうこともあります。

ま、理想はある程度の戦略を立てながら、良い意味で流れに身を任せるということです。


でも、子どもの頃からボードゲームに親しんでいると、やっぱり頭の回転というか、思考力というか、そういった考える力というものが絶対身に付くと思います。私のように、その場しのぎで運任せな戦略だと、小さい頃からボードゲームに親しんで来た彼らにはなかなか勝つことができません。なので、戦略を考えるということをもう少し学びたい、もとい学ぶ必要があると思います^^;










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