02 10月 2013

食育。

「あッ!」という間に9月が過ぎ去り、
もう一気に寒くなって、今週からダントンのコートを着始めました。

Korta vägenが始まり、はや2ヶ月。
最初の1ヶ月こそアドレナリンが放出するような日々が続いていたけれど、
2ヶ月経ったら今はちょっと、モチベーションもクラスの雰囲気もマンネリ気味です。

今回は、ちょっと気晴らしに見ていたTEDからただの感想です。

(最近この世界的な講演会であるTEDをよく見ます。去年出会った日本人留学生の子から、TEDのことについて教えてもらったけど、それまで知らなかったのがすごく残念…っていうぐらい勉強になります。日本語字幕や英語字幕付きで見れる動画が多いので、英語の勉強にも最適。3分や5分規模の短い講演も多いから、ちょっと気分が上がらない時に軽く見れるのも嬉しい。)

世界的シェフのジェイミー・オリバーの講演。
「子どもたちに食の教育を」
 http://www.ted.com/talks/lang/ja/jamie_oliver.html

私の関心ごとは常に「移民問題」なのですが、最近私が暮らす街の地方ニュースで、移民の不健康について特集していました。おもに肥満といった生活習慣病が主な内容だったような気がするけれど、生活習慣病には食生活も大きく関わっていることは周知の事実です。外国的背景のある人(又はその子ども)に肥満傾向が見られるのも、もちろん食生活が原因で、それにはそもそも健康な食生活を送るための知識が欠如している、と。フライドポテトは野菜ではありません。

知り合いが、一人でやって来た難民の子どもたちの保護施設で働いているけれど、そこでは日本でいう「食育」もやっているだとか。

この講演で衝撃的だったのが、イギリスの学校でトマトを見ながら「ジャガイモ?」と答える小学生達。そこまでひどいのか?と思ってしまったけれど、私ももう少し先をいった野菜だと答えられないかもしれない。祖母や母親世代では常識として知られていた野菜でも、私は知らない野菜っていうのはすごく多いと思うし、実際母親には「そんなことも知らないの?!」とよくあきれ顔をされたこともしばしば。
野菜だけでなく魚の知識なんて皆無とっていいかもしれません。ブリは私の大好きな魚だけど、生きているブリをみて(いや、もしかしたら切り身を見ても…)それがブリだとは答えられないかもしれない。

せっかく(スウェーデンと違って)旬のものが手に入る日本で生まれ育ったのに、こんなことはすごく残念だなと思いながら、彼の話を聞いたのでした…










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