04 7月 2015

Midnattssol:白夜。

スウェーデンに住んでいる、と言うと

「スウェーデンって「白夜」なんだっけ?」

と聞かれることが多いけれど、私が住んでいるのは南スウェーデン。

白夜にはなりません。

そもそも白夜って定義上は、

「白夜が起きるのは概ね緯度が66.6度(90度-23.4度)以上の地方であり、北緯66.6度以北の地方を北極圏、南緯66.6度以南の地方を南極圏という。ただしそれより低緯度の60度34分以上の地域でも太陽は完全に沈むものの、真っ暗にならない薄明のまま朝になることがあるのでこれも白夜ということがある。」(wiki)

なんだって。

「白夜」ってすごく美しい日本語だと思いませんか。
スウェ語だと「Midnattssol」。訳すと真夜中の太陽。
日が沈まない状態に、「白」と「夜」を組み合わせる感じ、センスあるわ〜。


私が住む地域(北緯56度)は夏至(6月21日)で、日の出が4時6分、日の入りが21時58分。太陽が夜10時頃に沈み、その後も黄昏が長く続きます。

夜の7時頃。太陽はまだこんなに上。


夜の9時頃。まだ太陽沈んでません。

夏至頃の西の空は12時でこのくらい。

夜9時頃でも外で遊んでいる子どもを見かけます。いや、普通に明るいけれど。。。え、良い子は寝る時間だよね?と時間の感覚がわからなくなったり。バイト終わりの9時頃でもまだまだ明るいので、ちょっくら走ろうかなって気になったり。(天気が良い日に限る)

ただ、3時頃から徐々に明るくなってくるので、夏になるとよく眠れないって人も多いそうです。それがなぜか男性に多いそう。繊細なのか?
私はカーテンなくても全く問題なく寝れるのが、数少ない自慢できることだけれど、
スウェ人の寝室は光漏れ対策が万全!



 
今年はなんだか天気が悪い日が多かった気がするけれど、今週はようやく30度近くまで気温も上昇し、スウェーデンの夏もやっと本番!

ほくろやシミが気になるので、紫外線対策はそれなりにしつつも、太陽の下で狂ったように日光浴しています。私も「スウェーデン人化」しつつあるなー。

02 7月 2015

When you're stuck in a rut: 脱マンネリ化。

一人の時間を自由に確保できる、20代(後半)の今。独身で子ども無し。

好きな国に住めて、気心の知れた友だちも出来て、ありがたいことにそれなりに収入もある。転職したいけれど、なかなかうまくいかないのはちょっとストレスだけど、まだ大丈夫。日本の家族はみんな(たぶん)元気。

これだけでもとても幸せだなーと思うけれど、日々生活していると、一定の間隔で虚無感というものがやってくる。これはもうどうしようもない。海外に住んでいようが日本に住んでいようが、どこに住んでいるのかは関係なく、たぶんホルモンかなんかのせいで、やらなきゃいけない事があるのにやる気が出なかったり、ちょっと落ち込んでみたり、そういう気分の浮き沈みがあるのはどうしようもないことだと、最近ようやく割り切れるようになりました。

(多くの人は、虚無感を抱く時間がないほど日々忙しなく働きまくってるんだろうな。)

一回沈んだら、あとはまた上昇するのを待つだけ。別に死ぬ訳じゃないんだから、じたばたしなくても大丈夫。

ここに住み始めてから、こういった気分の時にどうやったら早く回復できるのか、自分なりの解消法を模索してきました。日本みたいに娯楽産業がないので、自分でなんとかするしかないのです。

自分にとって効果的な事は、

1、お風呂

泡風呂で1時間ぽけーっとするだけでだいぶ元気になるの私はやっぱり日本人。家にバスタブがあって良かった〜

2、適度な運動

曇天の日でも、ちょっと走ったり、歩いたり、バイトにバスではなくて自転車で向かったり、モムチャン15分コースをやってみたり、yogaのDVDをちょろっとやってみたり。
軽くでも身体を動かすこと。

歩いて5分で森に入れるのはスウェーデンのいいところ。
最近は友だちと散歩デートにハマってます。5キロぐらいひたすら喋りながら歩く。

3、料理

ちょっと時間のかかる料理をやってみる。料理って何も考えなくて、レシピ通りにすればいいだけだから、ちょっとした気分転換にぴったり。でも気分消沈中は食べたい物とか浮かばないんだよな。。。

元気は食から!野菜をたくさんとることが大事!

 4、大掃除

家中の床掃除をしたり、お風呂をピカピカに磨いてみたり、ゴミ箱の掃除、冷蔵庫内の整理、冷凍庫の霜取り。普段しないような場所の掃除をすると、頭を空っぽにしながら身体を動かせられるから、気分もすっきり。


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と、まぁこのぐらい。まだいろいろあると思うけれど、大事なことは「一人でできること」。学生の頃や日本にいた際には、ちょっと気分があがらない時は、すぐに友だち達に連絡をとり、居酒屋行ったり、お茶したり、ランチしたり、買い物いったりして気分転換をさせてもらってました。そう、友だち、というか他者ありきの気分転換法はもう通用しないのが、20代後半の今。みんな仕事もあるし、家族やパートナーがいるし、自分の都合が良い時に相手の都合もよいとは限らない。


まー自分を知るというか、感情のアップダウンなんかに影響されないように、自分なりの気分解消法を知っておくというのは、これといった趣味もない私にとってはすごい大事なことです。